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2007年10月

2007年10月30日 (火)

天皇賞秋・回顧

 ああ、なんか久しぶりだ。



東京9R 精進湖特別

 13.2-12.6-11.7-11.8-12.0-12.1-11.9-11.0-11.6-12.2

 1着:5番マイネルアナハイム -1-1-1
 2着:2番エーシンピーシー -2-2-2
 3着:13番レゴラス -4-4-4

 実はこのレース生では見ていない。外に出てたので、3時15分くらいに買い増し馬券入れる直前にラップ・結果だけタゲで確認。さあ、どうみるよ?、の世界。
 エーシンピーシーが残ってる以上、考えるまでもなく「インバイアス・前バイアス」濃厚。行ったもん決着だしねえ。
 とはいえ、微妙に悩ましいのがテン3F37.5という遅さ。どうしたかったんだ、これ? ただ、吉田さんもTVで言ってたけど、こんな入りにも関わらずほぼ2分という時計で走れてしまう以上、額面どおりの「やや重」じゃあない。
 まあ、私自身は最初の予想に拘ってなんの修正も入れられなかったが、当の騎手たちはこのレースに乗ってた人も乗ってない人も、それぞれ思うところはあったはず。
 このレースがメインの伏線になったと考える。

東京11R 天皇賞秋
  
 12.9-11.5-11.7-11.6-11.9-11.9-11.9-11.5-11.4-12.1

 「雨の後の東京は排水溝のある内から伸びて極端なインバイアス発生」
 「府中20は外枠不利(>改装で多少ましになったとはいえ)」
 誰でも知ってる常識なんだろうが、今年はレース中の余計な要素まで加わってトリプル効果で枠順が大きく影響した年だった。

 最初の1Fこそ「誰が行くのか模様眺め」気配なきにしもあらずだが、実際は好スタートからあえて下げた1頭を除いて「ならば」とタテの位置を取りに行った感。その分、タテの争いに気が行ってヨコの位置を取れなかった・取らなかった馬が大きなロスを蒙る。まあ、枠の不利は承知してただけにタテを取らざるをえずヨコを取りにいけない馬はいただろうけど。
 10Rもあってか、行きそうな馬が前へ前へ。一頭バルクがハナ主張したもの、次位争いが意外と白熱、番手の出入りが激しくタテの位置取り争いが激しかったように思う。
 そのコスモバルクが往時を思わせるしっかりしたラップ作り。レースレベル、けしてスピードの出ないわけじゃない馬場を考えると平均ペース、というか非常にイーブンなラップじゃないだろうか。極端に控えざるをえない馬には厳しい展開だったろうが、特に前有利・後有利のない(>ペース上はね)地力勝負のレースになった、はず。
 タテの位置取りではことさらに脚質での差はつかなかったが、その分ヨコの位置取りが勝負をわけた。

1着:メイショウサムソン ▲
 完勝、楽勝。
 好スタートから、あえて下げる。一瞬、「やったな、武」と思ったと告白しておこう(笑)。この馬に「下げる」は似合わない、ふさわしくない。とちょっと憤慨。
 が、お見事としかいえん。必要以上には下げず、ちょっと出入りが多くなった番手争いから距離をおいて枠順に恵まれたヨコの位置取りでスピードの乗る内を確保。このレースで武がやったことはたった二つだけ。この序盤でヨコの位置を確保しつつ番手組のロスを嫌って下げたことと、直線でコスモバルクから距離をとって離れたこと。
 ラジNIKKEIの武のコメントを読んでから他の騎手の「不利うけました」コメント読むとみんなバカに見えるよ。
 追い出すとヨレるバルクを見越してまったくロスなく追い出し、一頭のびのび力を発揮して圧勝。
 いろんな面で今回この馬に追い風が吹きまくったのは事実だが、その何割かは鞍上が人為的に作り出したもの。あきらかに以前に加えて決め手方向で勝負できる強さを身につけてきてる馬に、秋初戦で一番負担のかからない競馬で完勝させてみせた。
 あれがなくても勝ってたと思う。たぶん、もうちょっとだけ余分に力を搾り出す必要が生じただけ。「恵まれて勝った」ではなく、「恵まれて余力残しで終われた」というところかな。
 JC・有馬? おかげでどっちも普通に◎評価。

2着:アグネスアーク ×
 ここから下は、「不利がなければ」という前置きがついてしまう。あれがなければ・・・、は測りようがないなあ。
 いったんコース取りと動き出しの差でカンパニーに先に出られながら差し返し。この点に関しては不利のおかげでギア上げ遅れた分最後まで脚が残った気はしないでもない。2・3着はあれがなければどっちが先着してたか・・・という気がするが、「強い競馬をした」のは文句なくこっち。
 正直、この馬はまだつかめません。

3着:カンパニー ◎
 序盤で、10番手あたりでぽつんと内に潜った時点で拳握りました。 ヨコの位置を確保した上、タテの位置に関しては望外と言える期待以上の好位置。マイルペースでの持続力戦でも対応できない馬じゃなく、離れて走れればモマれ弱さも尽かれない。
 ほぼ、理想的な立ち回り。それだけに祐一の暴言はそう言いたくなる気もわからんではない(笑)。完璧に乗って、最後に台無しにされたわなあ。
 「巧い競馬をした」のはこちら。
 この後どこ使うかは知りませんが、今のこの馬なら距離は伸ばすほうよりは縮めるほうで期待大。

4着:ポップロック △
 この馬も不利は受けたが、相対的に他の馬よりは小さかっただけあの位置からここまでこれた、という感じ。
 やはりこの距離で、それもイーブンペースになっては位置はとれない。先行しそうだから抑える、というより、先行したいようだができない、と割切るべきだった。
 ただ、合わない距離・ペースでもそれなりに競馬できるのはこの馬の武器。位置取り・戦法・脚の使い方の幅は広い。 東京24は一芸特化型が突き抜けるが、中山25ならこの器用さは大きな武器。JCなら△、有馬ならアタマもある○評価、かな。

5着:コスモバルク −
 ある意味ワンマンショー。
 状態は近年で一番よかったんじゃないだろうか。正直、これだけきっちりイーブンラップで走れる(>スピードも、折り合い面も)とは思ってなかったので、見直しました。しっかりした流れを作ってくれてありがとう、おかげでおもしろい(>好みの)レースがみれたよ、と影のMVPにした可能性すらあった。
 ・・・ま、全部最後に自分でぶち壊してくれたわけだが。
「無難になった分、破壊力が失せた」と以前評価したような記憶はあるが、往時の破壊力の一端をのぞかせた代わりに、無難どころじゃなかったよ。

6着:アドマイヤムーン ○
 これもかなり大きい不利だが、終始、枠のロスがそのままヨコの位置取りのロスに直結しているまま抜け出せなかった印象がある。あれがなくても4着までじゃなかったか。
 今回は参考外だとは思うが、秋3戦ではここが一番有望と思っていただけに、JCで△まで、有馬は無印。

7着:シルクネクサス −
 勝ち馬とこの馬くらいじゃないか、終始ロスがなかったのは。
 持続ラップを完璧な立ち回りで馬券圏内だけならあわや、と思わせたが最後に飲み込まれる。まあ、地力の差でもあるだろうが、同じ持続寄りの流れでも中京で好走・新潟で飛んだのは今更納得。
 イーブンラップの立ち回りに妙のある馬かと。

8着:チョウサン ×
 マイルがベストの模様。この馬とアークの差別化(>印上のね)できなかったのは考えが足りませんでした。

9着:ダイワメジャー −
 「機関車がいないとマイナス」と評して無印にしたのは2つの理由から。
 1つは、馬もヤネも前に目標があってこそ底力ペースを作れるタイプで、早目に先頭に立つとどうなの?、という理由。
 もう1つは、「はっきりした逃げ馬」がいないと、番手を確保するのに出入りが発生しそうなこと。
 結果的に、バルクの奮戦で前者は確認できずに終わったが、後者は当ったような。外枠が今年は仇になった。
 やっぱりリキシオーやシンスケと一緒に出てるときが買いの馬という気がする。

12着:デルタブルース −
13着:シャドウゲイト −
 こういう海外G1勝ち馬は、日本の中距離のイーブンペースでは付きバテする、ということ。

 正直言って、最後までちゃんとしたレースでやってほしかったなあ、という感想はありますね。
 エイシンデピュティ・柴山の降着は妥当なところでしょう。「結果としてもたらした効果の大きさ」を考えると。
 ただ、個人的にはとがめるならば、
「よられてびっくりして急に逃げた馬を適切に制御し切れなかった」技術の未熟さよりも、
「追えばヨレるとわかっている馬を追って何の扶助も矯正もしなかった」判断の甘さを突っ込みたいかな、と。

2007年10月28日 (日)

10月27・28日の収支

 猿でもできる反省コーナー。



27日

・京都7R 10K −○− ハズレ(◎4人気9着)

 この日のメインは京都9Rの荻S、なので三連単非発売レースとはいえ馬場様子見がてらこのレースも手を出してみた。・・・は、いいとして10K買ってるのが今の精神状態なんだよなあ。馬連◎○は8K買ってました。

・京都9R 30K −−− ハズレ(◎1人気4着)

 で、肝心の勝負レースはこのていたらく。
 重い印を打った馬が出遅れたり出足がつかなかったり、・・・という言い訳のしようもないくらい酷いなあ。
 まあ、このレースは後日回顧するであろう。
 PAT残金が8万弱あったが、土日で気持ちよく使い切るつもりでぶっこんでます。

・京都11R 4K △−− ハズレ(◎7人気9着)

 これはまあどうでもいいや。
 「前回重で勝ったからって、1F伸びたここで雨だからマーチャン万全、は違うだろう」だけで買ってみたが、全然レースのイメージはできてない。
 ここでリシャをきっちり買えてる人は、ほんとに巧い人だなと尊敬。たしかに後から考えると、条件も馬場もドンピシャだわ。

28日

・東京8R 3K −−◎ ハズレ(◎4人気3着)

 10倍台の馬連1点、ってたぶん一番回収効率のいい馬券じゃないかと思う。・・・しかし、「ハズレ上等」の自分スタンスからは「甘い罠」馬券なんだよね・・・。
 まあ、自分で認めるが、土曜の7Rといいこのレースといい、こういう馬券に入れるときって、「ギャンブル」酔いしてるときで「どうせ外れるんだから、負けを前提に組み立てよう」というブレーキが効いてません。
 「今週はいくらまで張り流そう」気分が如実に現れてる酷い馬券である。

・福島10R 3K ◎○△ 馬連・三連単的中 いささか浮き(◎2人気1着)

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 そういう気分でも、当るときは当る。
 で、これが厚く張ってるレースでくるか、余ったおカネを廻したレースでくるかが問題だ。これ、勝負レースでもう少しまとまったカネにできてれば多少は冷静にもなるんだけどねえ。

>いっぱいラップを並べて能書き書き倒したいところだが

 と、書いてるとおり書こうと思えばそれなりにラップ分析ぽく(>ぽく、って)書けるそこそこ根拠ありレース。少なくとも土曜の京都7Rや今日の東京8Rよりはね。
 同じ全部張り流すでも、ここに10K入れるだけ残しておけばいいのに。

・東京11R

 先に添付した馬券が30K分。福島10R的中で帰ってきたカネが27K。こんなもの残しても来週気分一新の邪魔という観点から(>すでに捨て鉢発想なんだが)、秋天に追加投資。
 で、ここで追加馬券は次のような視点で買いました。

「前日購入が、◎100%依存はもちろん、複軸としての○アドマイヤムーンにも100%依存した馬券。もう◎と心中はいいとしても、◎が3着以内に来て○が飛んで外しは寒すぎるから、◎1頭固定の印流しを追加しよう」

 さあ、どうなったと思う?







 買い増したのは、これ↓。

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 バカだろ、おまえ!

 いや、もう12は買わなくていいっての。
 ・・・と、突っ込んでみたが、まあ、「4頭しか買いたい馬はいない」という気分は確かにあったからなあ。
 ▲⇒◎⇒○、みたいな決まり方で三連複だけ、というのも寂しいし、まあこういう買い増しになったわけだが。
 しかし、冷静に考えて◎○⇒◎○⇒▲△の目はこれ以上買い増さなくていいよなあ。その分、◎と▲△から×への馬券を買えばよかったのに。
 「ギャンブル酔い」してる自分を激しく自覚。こういう馬券の合理性みたいな部分に気が廻るかどうかは大きいよねえ。


 と、猿でもできる反省をしてみた。
  
 まあ、正直に言って、上位4頭の取捨優劣付けが半分正解半分失敗、どまりだったのが痛い。

 展開想定からダイワメジャーを1頭消し、にできたのは正解。

 カンパニーが来る展開なら カンパニーが来る展開ならと(訂正です)、相手筆頭をムーンにしたのは結果的に失敗(>ただ、もう1回やり直しても、◎カンパニーなら○はムーンにするなあ。適正はこの2頭が近いもの)。

 人気上位から3頭相手に残ってる以上、×に残した穴の相手はそうそう目数としては拾えない。ポップロックを軽視できなかったのが痛かったか・・・。
 う〜ん、まだダメだなあ。そこまで行っても、×アークをあれ以上拾えたかというと、難しい。2走前の予想段階から、「>気にはなるが・・・」とかいう書き方で走られてしまっており、この馬については「乗り損ねた」感ありあり。うまく追いかけられた人にとっては毎度ほどほどの人気まででおいしい馬なんだろうなあ。

 と、馬券上の反省にしておくか。

・東京11R 57K ▲×◎ ハズレ(◎6人気3着)

 さて、収支ですが。

2日間の収支 −80K、年始累計 −194K

 溜めさせていただいていた先日の励ましに対するレスを後ほど入れさせていただきます。みなさま、ありがとうございました。
 秋天回顧は、火曜日、かな。すいません、ゴチャついた分、ヤネのコメントとか見て判断したいので。

 それから、来週ですが。
 とりあえず、エントリはお休みさせていただく予定。少しアタマを冷やしたいので、PATにカネ入れるのも控えます。

 ぷらっと来週は現地参戦(>府中行こうかな、という気も少しあり)して気軽に競馬を楽しむか、さもなければ2歳戦回顧を開催日にも関わらずこなそうか、という気持ちでおります。
 まあ、そんな感じで。

本日の馬券

 今日は3Rだけ買いました。



・東京11R 天皇賞秋

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 引っ張る馬不在でダイワメジャーが自分で競馬を作るレースだと思うのだが、他のコースならともかくそうなると東京20というコースは底力タイプで切れが武器でない馬には優しくない、と考えます。
 ムーン・サムソン・ロックの3強レースだと考えつつ、逆転の夢を◎に。3強では一番想定に合う「本質は切れ型、底力をプラスしてきた」ムーンを複軸扱いで。

◎:カンパニー(赤福)
○:アドマイヤムーン
▲:メイショウサムソン
△:ポップロック
×:ブライトトゥモロー、チョウサン、アグネスアーク

 予定調和のタテ目が見える・・・。

・福島10R きんもくせい特別

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 いっぱいラップを並べて能書き書き倒したいところだが時間なし。
 スローを逃げ切った・好位から差した馬が主力のメンバー。
 この時期の福島のベースは他の競馬場ではあまり見られない前傾ラップ・前残り全盛。渋化残る馬場がさらに拍車かけそう。
 前走の負けは不甲斐ないが、メンバー唯一流れの速い中距離経験のあるメジロガストン&吉田兄、行ききって逃げ残りか、惨敗かどちらかの可能性大。

◎:メジロガストン
○:センノカゼ
▲:サトノハピネス
△:ジェントルフォーク

・東京8R くるみ賞

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 中だるみ+切れの東京14だが、少頭数のこのクラス。
 ある程度テンのスピードは欲しいが、前傾粘り込みタイプは不可。脚の使い方にバランスの効く馬を考えたい。

◎:アポロフェニックス
○:ダイワアンリ


 さて、秋天回顧は今晩必ずやります。(>と、言い切って退路を断っておこう)

 で、引き続き「馬券でストレス解消」ムードが続いていて、冷静に「勝つ競馬」を目指せてないのよ、遺憾である。
 意図的にPAT残金使い切りました。

 来週ですが、ヒマがあったら2歳戦シリーズを整理して少しずつエントリ入れていこうと思います。で、来週末のエントリはお休みいたします。
 来週は、予想を休んで気分転換に旅行にでも行こうかな、と思っております。目的地は、・・・淀か府中あたりで。

2007年10月27日 (土)

秋天

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 ちょっと今週はいろいろありまして、今晩のうちにこれだけ買って他のレースは検討・参加する余裕もないのでケンです。
 すみませんが、ゆっくり予想エントリ立てる時間もなく能書き抜きの(=ただでさえ実態価値に乏しいのに、付加価値ゼロじゃん)印・買い目のみアピールですんません。

 ポイントだけ羅列。

・ダイワメジャーにとって、リキシやストミやシンスケや暴走インティがいないレースはプラスかマイナスか?
 ⇒ マイナス

・底力に決め手をプラスしてきたサムソンは軽視できないが、想定するペースでアタマ取れるほど切れ特化はしていないし、石橋ほどは早仕掛けで却って馬の長所引き出して結果オーライが望めないヤネ。
 ⇒ ▲

・瞬発力に底力をプラスしてきたアドマイヤムーンは、秋はこのレースが一番有望。岩田の東京での信頼性が・・・、くらいしかマイナス要素見つけられない。
 ⇒ ○

・一発あるなら、流れに恵まれた感ある毎日王冠上位より、マイル〜中距離の幅広い舞台・流れで決め手披露してきたカンパニー。馬場悪残っても決め手削がれないのは魅力。東京実績は見なかったことに。
 ⇒ ◎

・ポップロックは距離に問題も、先行策示唆+暴走馬不在でそこそこの位置から脅威の粘り、という可能性も見え捨てきれず。
 ⇒ △

 ほとんどこの4頭しか買う気はないんだけどなあ。

スワンS

 なんかさっぱりわからんなあ。

◎:マイネルスケルツィ
○:ブラックバースピン
▲:キングストレイル
△:ジョリーダンス・スーパーホーネット

京都7R

◎:サンライズトラスト
○:シルバーブレイズ
▲:シゲルタック

京都9Rが当りでもしなければ今日はメインは予想もしないと思います。

萩S

 相当、買いたい馬券が絞れていて自分勝手シナリオが明確に書き上げられた勝負向きのレース、だったが。



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 出走馬の、16・18限定で本人のテン3F/上がり3F時計を並べてみたもの。馬名が黄色いのは時計のかかる北海道洋芝組。
 北海道組と阪神・京都組で時計を比較するには一工夫必要だが、ただこれだけのデータ並べるだけでも、「どうせ中はゆるむ瞬発力重視の京都18」というコース条件を考えると結構出走馬の取捨が整理できる。

 まず、ポイントとなるのはもっとも速いテン3F時計を持つこの馬。

・カシノネロ

 未勝利・京都16
 12.8-10.8-11.4-12.1-12.3-11.8-11.9-11.9
 -1-1 35.6

 テンを35.0で入って中2つで12秒台をふたつ挟み、逃げ込んだ競馬。上がりの脚の切れはないほうで、切れの勝負では圧倒的に分が悪い。ここはテンのスピードを活かして粘り込みをはかりたいところ。
 この馬がいるのでこのレースの想定は「急−緩−急」の三分割戦にほぼ決め打っていいと思う。テンから緩く「緩−緩−急」型の究極の上がり勝負、というパターンは捨てる。

 で、そうなると軽視したくなるのがこの馬。

・ダンツキッスイ
 
 新馬・阪神16
 12.8-11.5-12.1-11.8-11.8-11.4-11.3-12.1
 -1-1 34.8

 逃げて上がり最速の好時計での完勝劇、たしかにスピードは感じる。ただし、テンは36.4での逃げ切りで3F目以降右肩上がりにラップが速くなる(>ラスト1つは除く)形で、テンがスローなおかげでのいわゆるタメが入らないレース。京都18での急−緩−急の競馬で問われる「中盤のタメ」が効くでしょうか?
 キャリア1戦の若駒だけに、スピードが勝っていてタメがない一本調子な競馬に終わってしまう可能性はかなり高いように思う。
 この前2頭の残り目はなさそうだ。

 逆に、急−緩−急のレースの流れを想定すると真っ先に浮かぶのがこのレース。

 野路菊S・阪神18
 12.1-10.8-11.0-12.0-12.8-13.1-11.8-11.7-12.3
 33.9-37.9-35.8

 テンが速くなってしまった乱ペースレースで、控えた形に見えるベンチャーナインですらテン3Fの入りは35.7、このメンバーの中では貴重な「差し馬が速い道中を経験できた」レースである。
 この組を見渡すと、

・オースミマーシャル
 好走・凡走のテレコ馬だが、基本テンの速いレースで前に位置し中だるみで脚を溜めて上がりを伸ばしたいクチ。イーブンラップでは脚を残せず、スローの上がり勝負では切れ負ける。ここでの急−緩−急の流れは願ってもない。

・ベンチャーナイン
 こちらは末脚特化型。スローの上がり勝負のほうが切れは増すので歓迎。とはいえ、野路菊Sでテンの速い流れを経験しているのは圧倒的な強み。
 問題は京都18が騎乗2度目の鞍上。・・・大丈夫か?
 せっかく速い流れにも対応した馬なのに、テンは位置に拘って無理に押さえ込み、コーナーで強引に押し上げに出て切れ鈍る、というのは勘弁してください。

・ホッコービクトリー
 このレースでは出遅れてHペースを追いかけるというちぐはぐな競馬でレースになっていない。次走では溜めれば一定の切れは出ることは示した。
 現状、競馬振りが不器用というか、能力的にもきれいに立ち回って勝ち負けできるレベルにはない。

 その他の京都・阪神組では、

・グランジョイ
 瞬発力不足。ここは。

・フローテーション
 上がり3Fしかレースになっていないデビュー戦。余裕ある勝ち振りにはみえたものの、ここでは不安ばかり大きい。
 たぶん、シンガリ一気にならざるを得ないと思う。サンデー一級馬ならともかく、馬券にはどうでしょう。

 札幌組5頭の取捨も急−緩−急の三分割戦想定なら簡単に考えていいだろう。洋芝から高速芝に変わって上がりは速くなるだろうが、ベースの「テンのスピード」にも目を配るとまず3頭が消える。

・グリフィス
・ヤマニンキングリー
・マイネルスターリー
 洋芝にしてはまずまずの上がりは見せているものの、テン・道中がぬるい。グリフィスはヌルヌルのコスモス賞での決め手は不満だし、残る2頭は流れがしっかりした札幌2歳Sで相対的な上がりを大幅に落とした。

 残るは2頭。

・ミゼリコルデ
 レース振りは悪くない。ただまあそこそこ売れているし、間隔があいている。初戦ラップから押す理由もないし、ノーザンダンサーがやたらと濃くて高速芝でパフォーマンスアップというイメージも湧かない。

・サブジェクト
 仕方ないだろ。
 初戦は5-8-9-10と位置取り下げてタメた場合の切れを証明、2戦目は一貫型の道中を正攻法6-8-5-3と自力競馬をして(>武に足元掬われただけの)勝ちに等しい2着。
 マイナス要素は洋芝⇒高速芝くらいだが、だって父フジキセキだもん。近年フジキセキの良績が東京・新潟のマイル近辺に多いのは高速馬場向きだから。
 たぶん、このハードルはクリアどころかプラスに出そう。


 以上を踏まえ、印は至ってシンプル。

◎:サブジェクト
 かなり固そうに思える単軸。

○:オースミマーシャル
 先行する気は間違いなくありそうなので、急−緩−急の三分割ラップなら、巻き返し濃厚。

▲:ベンチャーナイン
 ヤネが巧く乗れば2着まである、凡庸に乗っても3着。・・・それを確保できないほどの駄騎乗だけ勘弁。

 三連単:◎⇒○⇒▲ ほぼ1点で。

 まあ、三連複:◎○▲、馬連:◎○だけ抑える(三連単:◎⇒▲⇒○、馬単:◎⇒○までオッズ次第で割切っても)ので十分じゃないかなあ。


 ・・・というくらい絞り込んで考えていたのですが、あいにくの馬場だなあ(笑)。
 今のところ印を変える気にはなってませんが、野路菊2頭の(テンの経験)アドバンテージが薄れ、ダンツキッスイが馬場にスピードを抑えられる分タメが結果的に効く可能性が出てきたように思います。
 最初ほどの自信はなくなってきたよ。


 

2007年10月21日 (日)

4日分の収支

 あ〜、ためたためた。



10月13日

・東京10R 3K △△▲ ハズレ(◎10人気8着)
・京都10R 2K △−− ハズレ(◎10人気17着)
・京都11R 10K −−▲ ハズレ(◎4人気11着)
・東京12R 3K −△− ハズレ(◎1人気4着)
 一日トータル −18K
 
10月14日

・東京1R 1K ◎△− ハズレ(◎1人気1着)
・東京2R 1K −−− ハズレ(◎3人気5着)
・東京7R 1K ○−▲ ハズレ(◎5人気9着)
・東京8R 1K ◎−▲ ハズレ(◎1人気1着)
・東京9R 3K −△▲ ハズレ(◎7人気6着)
・京都9R 2K △◎− ハズレ(◎3人気2着)
・東京11R 3K −◎△ ハズレ(◎1人気2着)
・京都11R 13K ▲△− ハズレ(◎10人気11着)
・東京12R 2K △−− ハズレ(◎3人気11着)
・京都12R 1K ○−▲ ハズレ(◎11人気11着)
 一日トータル −28K

10月20日

・東京9R 20K ○▲− ハズレ(◎2人気5着)
・東京11R 3K ▲△− ハズレ(◎11人気6着)
 一日トータル −23K

10月21日

・東京1R 1K −◎▲ ハズレ(◎2人気2着)
・京都1R 1K ○△△ 三連複的中・ちょい浮き(◎3人気8着)
・福島2R 1K ▲◎− ハズレ(◎2人気2着)
・東京2R 1K ▲○◎ ハズレ(◎4人気3着)
・京都2R 1K ▲△− ハズレ(◎7人気8着)
・福島3R 1K △−▲ ハズレ(◎6人気6着)
・京都3R 1K −△△ ハズレ(◎3人気5着)
・福島4R 1K △△○ ハズレ(◎1人気4着)
・福島5R 1K ▲−− ハズレ(◎6人気9着)
・福島6R 1K ◎△▲ 三連複的中・ちょい浮き(◎1人気1着)
・福島7R 1K ○−▲ ハズレ(◎2人気7着)
・東京7R 1K ○△◎ 三連複的中・ちょい浮き(◎5人気3着)
・京都7R 1K ◎△− ハズレ(◎1人気1着)
・福島8R 1K −▲△ ハズレ(◎2人気4着)
・東京8R 1K △−− ハズレ(◎2人気8着)
・京都8R 1K ◎−− ハズレ(◎1人気1着)
・福島9R 2K △◎− ハズレ(◎1人気2着)
・東京9R 1K ◎−− ハズレ(◎1人気1着)
・京都9R 1K ○−− ハズレ(◎2人気9着)
・福島10R 1K −○△ ハズレ(◎2人気11着)
・東京10R 2K ▲−△ ハズレ(◎2人気6着)
・京都10R 1K −▲○ ハズレ(◎1人気5着)
・福島11R 1K △○− ハズレ(◎2人気7着)
・東京11R 4K △▲− ハズレ(◎9人気8着)
・京都11R 10K △○▲ ハズレ(◎7人気6着)
・福島12R 1K ▲−− ハズレ(◎1人気6着)
・東京12R 2K ◎−▲ ハズレ(◎1人気1着)
・京都12R 3K −◎− ハズレ(◎3人気2着)
 一日トータル −22K 

4日間の収支 −91K、年始累計 −114K

 誰も興味ないと思うので本日3つ的中した馬券画像は省略。
 菊花賞の回顧は、ちゃんとやりたいと思っています。ちょっと、いつになるか未定。




 ・・・以上、恒例のメニュー消化。以下、辛気臭い話になるので別によまんでよろしい。

 さて、個人的な話ですが、現在非常にコンディションよろしくありません。体の話でも予想の話でもなく、そんなものはどっちも年中悪い。
 競馬サークル(>といっても、わたしゃプロではないのでアマチュアとしてのね)にたいして、にたいする関わり方についていろいろ迷ってもいるし、うんざりもしているし、ストレスも感じております。
 近々、ちょっと変えるかもしれません。

 馬券にストレスが出てるなあ、と。
 先週土日、今週土曜は「自信も妙味もあるわけでもないのに勝負レースにドカン」パターン。これって、ギャンブル楽しんでるわけじゃなくてただ「レートを上げる」ことでストレス解消してるだけなんだよなあ・・・。
 今日は、ほぼ全レース手を出すパターン。いや、途中までは「競馬場に出かけたつもりで一日健全に競馬を楽しもう」的な前向きなストレス解消方向に持って行ったつもりなんだが・・・、いかんわ。昼過ぎぐらいから、完全にダレました。

 3年前、だっけ? やっぱり日常的にストレス抱え込む感じになって競馬を、ではなく馬券をストレス解消手段にするようになってしまったときがあった。
 前日に新聞買ってきて、朝方までかけて(新馬障害以外)全レース予想、出掛けに東京競馬場に寄って(徒歩2分)だいたい1R1万・メインは3〜5万って感じで30万くらい馬券買って休日出勤。夜に帰ってきてGCのレース結果の録画を見ながら答え合わせ。穴目から入って絞るのは当時からなので、回収が10万くらい。で、また翌日・翌週も30万くらい張ると。
 そんな生活を3ヶ月くらい続けてたら、10月終わる頃にはマイナスが当時の年収超えるくらいになってました。使った額が、じゃない、マイナスが、です。なんで収入以上に負けられるかっていうと、そりゃタテヤマ貯金のおかげなんだけど、「タテヤマ+バラゲー貯金、全部使い果たしたろか!」くらいの勢いで張り流してましたね。
 
 ま、ストレスの原因のほうを根本解決する決心がついて、環境を変えることにしたらとたんに気持ちが楽になって11月に入って河北新聞杯・東スポ杯で6帯ちょっと手にしていきなり大幅プラスに転換してしまいましたが。

 当時とは「使うつもりのあるお金」のベースが違うのでレートは全然常識の範囲に収まってますが・・・、どうもここしばらくはよろしくないという自覚あり。
 健全に、打ててないなあ。打って、勝つことに専念できてないなあ。

 しばらく、ブログはお休みしようか、というのもちょっと前から思っているんですけどね。ただ、「馬券日記」という部分からは、打っている以上公開しない期間は作りたくない。
 まあ、何をしたいのか、どこに主眼をおくのか、という自分の立ち位置の再確認をしないとだめかなあ、とか思っております。

 半ば自家中毒ではあるんですが、このところ毒に当ってげっそりしております。とみに、回顧とかドタバタ馬券日記的な部分を楽しみにしてくださっている方にはがっかりさせてるんじゃないかなあ、とは申し訳なく思っているのですが。

 「読んでいただいている」ことを何より楽しみに感じながらやっている、という基本スタンスは変わりませんし、競馬の予想が楽しい、ということは変わりませんので、単なる愚痴でございます。もう言いません。

菊花賞展望

 さて、ウマニティではプロテスト指定レースのこのレース。なあに、菊花賞は過去に人生最高配当をもたらした得意なレースだ、まかせとけ。

 ・・・と、虚勢を張りつつ、予想に行くよ。



06年 ソングオブウインド 16-16-16-8 33.5 急−緩−急
    アドマイヤメイン 58.7-63.5-60.5 3着

05年 ディープインパクト 7-7-7-7 33.3 残り7Fのロングスパート戦
    シャドウゲイト 61.2-63.4-60.0 15着

04年 デルタブルース 5-5-4-2 35.7 急−緩−急
    コスモバルク 60.4-63.7-61.6 4着

03年 ザッツザプレンティ 8-9-3-1 35.8 急−緩−急
    シルクチャンピオン※ 60.6-63.7-60.5 10着

02年 ヒシミラクル 14-13-7-2 35.2 超急−超緩の乱ペース
    ローエングリン※ 58.3-66.4-61.2 16着

01年 マンハッタンカフェ 10-9-7-6 34.0
    マイネルデスポット 63.0-64.2-60.0 2着 緩−緩のスローペース

00年 エアシャカール 8-9-10-7 35.7
    ゴーステディ※ 61.5-62.8-60.4 18着 比較的緩急のない持続ペース

99年 ナリタトップロード 4-5-5-4 34.0
    タヤスタモツ 64.3-64.6-58.7 4着 緩−緩のスローペース

98年 セイウンスカイ 1-1-1-1 35.1
    セイウンスカイ 59.6-64.3-59.3 1着 急−緩−急

97年 マチカネフクキタル 5-5-6-9 33.9
    テイエムトップダン 61.8-66.5-59.4 7着 超中だるみ上がり勝負

 さて、これをどう読み取ります?
 逃げた馬10頭の戦績は、1−1−1−2−0−5。

 掲示板に乗れなかった馬のうち、4角までハナを全うできなかったのが4頭。言い換えれば4角までハナを全うできなかった馬は全て惨敗。残る着外の1頭は、反対に「ここ10年で唯一道中で位置取りを下げて脚を溜めて切れ勝った馬」マチカネフクキタルが勝った97年のインチキ菊花賞の上がり勝負時のテイエムトップダン。
 残る5年、1−1−1−2−0−0のうち、2年はスローペースでうまく前残れた「展開が向いた」年。これが、Mデスポットとタヤスタモツ。

 仮に、「逃げ馬が4角までハナを全うするだけの力があり、かつ、上がり勝負に持ち込ませないだけの道中ペースを作れる」と評価できるなら、残った戦績は、
 1−0−1−1−0−0。
 そんなに悪くないよね。

 この残った3年というのは、いずれも「急−緩−急」と表現できる5F×3つのメリハリが効いた年。上の仮定が必ずこの「急−緩−急」に直結するわけではないので、今年のメンバーを見ながら考えていこう。

 まず、メンバーを次の5タイプに分けてみよう。

1)何が何でも逃げる馬
 ホクトスルタン

2)先行して底力ペースに対応できる馬
 ロックドゥカンプ・サンツェッペリン・アサクサキングス・ヴィクトリー

3)先行して上がりの切れを温存できる展開が欲しい馬
 ウエィクアイランド・コートユーフォリア・マンハッタンスカイ

4)差しに廻って、仕掛け方には自由が利く馬
 ブルーマーテル・エイシンダードマン・タスカータソルテ・アルナスライン・デュオトーン

5)差し脚を活かすためには、動いてはいけない馬
 ベイリングボーイ・ヒラボクロイヤル・フサイチホウオー・ローズプレステージ・ドリームジャーニー

 では、順に見ていこう。

・ホクトスルタン:◎
 8着とシンガリ負けしたゆりかもめ賞。
 12.6-11.1-11.9-12.1-12.3-12.6-12.4-13.4-13.4-11.2-11.6-12.5

 ヒカルオオゾラと激しいハナ争いでこんな時期の3歳24戦とは思えない流れではじまりながら、3角部分で突然ペリエが引いて単独ハナを押し付けられるメチャメチャ不利な展開のこのレース。コーナー部分で大きな緩みが入って「後ろには詰められるは、自分は息を入れたとはいえないは」の苦しい流れ。実際シンガリ負けし後ろの台頭を許したのだが、意外と負けっぷりは悪くない。ハメたはずのヒカルオオゾラが脚を温存・仕掛けを遅らせた割には結局この馬とクビ差。自身の上がり36.2はレースからいえばバテてない、といってやりたいくらい(>おおげさ)。

 このレース時点から、「スタミナ面では評価できそうだ」とは思っていたのだが、ひめさゆり賞・福島市制と前傾ペースの福島18を逃げて好戦、札幌26では緩急つけたペースの逃げで完勝。
 「前に馬がいると追いかけてしまう」という悪癖は問題だが、先行力としぶとさを併せ持ったステイヤーとしては一定の評価ができる。
 成長を感じさせたのが、「どうせ上がり勝負だろう」と軽視した神戸新聞杯。ゴールドキリシマの玉砕逃げが目一杯邪魔な展開でありながらハイペースをほぼまともに付き合ってしぶとく4着に残る。
 タイプとしてはホットシークレットを感じさせる、スピードステイヤー。
 バテの少ない馬なので、決め手勝負では勝ち目はないが道中で簡単に後ろにマクリを許さない。
 菊花賞の好走条件は「道中で位置取りを下げないこと」に尽きると個人的には思っているので、スピード・スタミナに不安のない逃げ馬が出てきた以上、このレースの主眼は、
 「自力脚でホクトスルタンを食える馬が何頭いるか」
であると考える。古馬ならともかく、3歳時点でそういう競馬のできる馬がそう何頭もいるとは思えず、3着以内に残る可能性は高いのではないか。
 アタマ、はどうかと思うが、複軸として◎。

 「自力で食える」・「勝負どころで位置取りを上げていける」。ホクトスルタンを評価した以上、他の馬の評価において重視したいのはこの点がポイント。
 上の分類で、3)と5)に入れた馬はこの時点でノータイム消し。

・サンツェッペリン:注
 今回鍵を握る馬。
 本来、上で書いてきたような想定はこの馬にもあてはまる。前に行って、しぶとい。ただ、スルタンがいる今回、ハナは切れない。
 道中、押し上げて圧をかけ前を食う、それができる馬だしヤネのコメントからはそのつもりが感じ取れる。スルタンを自力で食う能力はある。
 なのだが、今回あまり買う気になれない。去年のリシャ・サムソンやかつてのダメジャ・リキシオー、先行しての底力で春に活躍したG1級の馬が、いったん壁にあたるのが夏を越した3歳秋。底力適正・経験で他の馬を圧することができる3歳春に比べ、3歳秋は瞬発力寄りの流れしかしらなかった馬が春クラ・対古馬で経験を積んでアドバンテージが薄くなる時期。ここからプラスアルファを積めないとある一定の条件でしか走れない馬になる。(>タイガーカフェとか)
 まあ、先のことはともかく、「食いに行きます」と乗り手が力説しても馬がついてくるか微妙。どうしても個人的には距離にも成長度にも期待しづらい気がするし、春は変わったとはいえ前走ロングスパートを「3-3-3-7」と位置取りを悪化させて負けたのは嫌な感じ。
 ◎−注の前々決着を馬連だけ抑えたいが、主力の三連単の買い目からは外す。

・アサクサキングス:△
 こちらは前走で距離の不安はかなり薄れた。春はバランスのいい底力適正で好走した分、秋のアドバンテージ低下懸念はサンツェに同じ。
 逃げたレースがベストパフォーマンスであるように、逃げる必要はない馬だが、「マイペースで進めたい」事情からは少しでも前にいるのがベスト。自力で「食いに行く」動きをするのはタブーに思う。
 スルタンが勝手に下がってくる想定なら中心視できるが、スルタンが粘る想定である以上、◎より上の着順には塗れない。

・ロックドゥカンプ:▲
 単の可能性は一番感じる馬。デルタブルースのように早めにスルタンを自力で捕まえて処理する、そのイメージが一番素直に湧く馬である。
 キャリアは少ないが、けっこういろんな競馬を自身しているし、ロングスパートを自ら早仕掛けで制してもおり、幅がありそうな分むやみに「未経験」のアラ探しをしづらい。まあ、圧勝してもおどろかんよ。
 ただなあ、スローのデビュー戦はおいといて、小回りコースしか使っていないのは気にはなる。個人的にはフサイチアウステルぽい、小回りのハンパ距離でやたら強く、根幹G1舞台では・・・、という気も少しする。

・ヴィクトリー:×
 こちらもスタミナ十分・スピード十分、若葉賞の競馬をすれば圧勝まである、と思う。当然にスルタンを食える一頭。
 この馬の問題は、豊かな素質のほうではなく、気性や完成度のほうにある。どういう形にせよ、まともに競馬にならない可能性はけっこうある。
 前走はなんとか押さえ込んだものの、将来はともかく今の時点では折り合いを重視すると結局はダービーの二の舞か、健闘どまりという気がしないでもない。
 金額的に最小限の押さえにしたい。

・ウエイクアイランド
・マンハッタンスカイ
・コートユーフォリア
 特にコメントの必要感じません。

・アルナスライン:○
 「中だるみ⇒上がり4F勝負」が定番の京都大賞典を古馬相手に正攻法の競馬をし自力で早め差しにむかって3着は十分菊花賞馬の資格あり。
 福島戦で見せていたように長く脚も使えるし、京成杯のように後ろから一瞬の脚をカミソリぽく使うこともできる。決め手の使い方に自由度が高い分、「前を自力で食わねばならない」展開のレースでは安定して力が出せる。
 流れの後押しがないとアタマまでは厳しいように思うが、100回この条件でレース繰り返せばメンバー中で一番安定した結果を出すのはこの馬、という気がする。

・デュオトーン
・エイシンダードマン
 兵庫特別の中身が、やや古馬の有力どころが乗り違った感がある、私見ですけど。上がり馬で上昇は認めるものの、アルナスラインとの比較で優劣ははっきりしているように思う。スルタンを食えるほど脚に自在味はないし、(私は想定から外している)前が全て食いつぶされる展開での入着くらいまで、ではなかろうか。

・ブルーマーテル
 前走はああいう馬場で逃げ切りになったものの、本来はマクリ気味に脚を使うのがベストではないか。まさか先行する気でいるの?
 どっちにせよ、この舞台では「スピード」が一定水準要求されるので、前に行ってもマクっても辛い。

・タスカータソルテ
 京都外回りで、コーナーで脚を使う、という競馬は合うとは思うのだが・・・。前を食えるまでのスピードはまだ伴っていないように思う。
 △くらいまでなら・・・の評価。

・ドリームジャーニー
・フサイチホウオー
・ローズプレステージ
・ヒラボクロイヤル
・ベイリングボーイ
 一まとめで申し訳ないが、「溜め」が必須で「動けない」馬は今回どう考えても間に合わない。急−緩−急のレースで後方から追い込んだように見える去年のソングオブウインドでも、実際は3〜4角で位置取りを大幅に改善したわけだし、あの馬の場合トライアルで先行して3着残ったように違う競馬もできる馬だったのが大きい。
 ホウオーはここにいれるべきかという話もあるが、今にして思うと皐月賞で瞬発力特化の競馬に出たのが曲がり角だったか。ここ何戦かの競馬からは、ために徹して折り合いに成功した、という条件つきでないと走りそうに思えない。今のこの馬、24以上の距離で買うのは・・・。
 ドリジャ、ヤネがどうこう言う以前に、この馬は動いたらアウト。武でなくとも、武といえども今回はどうしようもない。

◎:ホクトスルタン
○:アルナスライン
▲:ロックドゥカンプ
△:アサクサキングス
×:ヴィクトリー
注:サンツェッペリン

2007年10月20日 (土)

集中力欠乏につき

 なんかあまりコンディション(>自分のね)がよろしくないので、1レース分の検討しか集中力が持続しませんでした。
 意味なく久しぶりのハイローラー勝負して、今日はこれだけ。
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