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2010年12月23日 (木)

東京芝18

 続いて東京18を。

 

・東スポ杯

11

 

 この5年でもっとも道中しっかり、平坦度の高かった今年のレース。道中後方で進めた組が上位を占める。

 このレースを前で競馬したマイネルラクリマを見直したくなるのは当然として、・・・まあその馬の評価は既に書いたとおり。

 問題は差した上位組。朝日杯の回顧で書いたとおり、平坦度が高い、それでいて開催が1週後ろ倒しになった分だけ「中段」組に有利に働いた今年の朝日杯には比較的直結した。瞬発力タイプの馬にとってはこのレースでそこそこの道中を経験しておいたことはプラスであったといえる。レース自体の評価は、ココ何年かでは一番クラシックにつながりそうなもの。

 ただ、おかげで距離短縮・中山替わりにつながったとはいえ同じ東京でも14組の京王杯1・2着の後塵を拝したのも致し方なしというか、高いレベルではあっても差し損ね・追走力負けしたのも事実。ここの上位組を小回りレースやトライアルで評価するのは微妙と思う。

 1・2着含めても3・5着あたりの後方決め手組が、中山20の京成杯とか、スプリングS・弥生賞あたりで人気になってくるなら評価は下げてみてもいい。ダコールとか、この人乗ってる限りあと3戦くらいは人気で差しこぼしてくれそうだ、若駒Sとか。

 ショウナンカライスあたりでも中山戻って3着したように、前を意識して競馬した馬は見直しかける余地はある。

 

<出走馬の評価>

 1・2・4着は別のところで書いたので省略。

 

・フェイトフルウォー

・ダコール

 共にこのレースの結果で次走過大評価は禁物。フェイトフルウォーは初戦が重を前で競馬しただけに、このレースでの上積みは大きいと思うが人気必至なので評価は中山の競馬を見てからでいい。

 ダコールは、現時点で下手に位置を獲りに行って台無しにするのは怖いという問題もあって、しばらく四位先生の恣意的なお勉強。

 

・百日草特別

12

 

 一見、先行有利に見える緑色だらけだが、このレースは出走頭数が揃わないのがデフォルトなのでそこまでのことはない。というか、あえてこのレースを距離不安の馬が使ってくることは少ないので、逃げるだけ逃げて後は野となれ山となれ、というタイプがおらずちゃんと距離の持つ先行勢が前に行って残っている、と見るほうが正解。

 こちらも今年は近年でもっともしっかり道中を評価できるペース、最後ひとつは12秒ぴったりまで落ちたが、後ろから3・2つ目で11.3・11.1があり瞬発力評価は例年並みに見ていいと思える。デビュー戦を中山マイルで逃げ切ったディープサウンドが先行して抜け出し、瞬発力はさておき、この時期でこういう競馬で連勝できるのはアドバンテージ大、春クラに向けては期待大きい。

 このレースでそれなりに前で運んで上がりまとめた1~4着は舞台を問わず一定の評価可能。2着のナカヤマナイトは次走マイル戦に変わっても逃げて圧勝、マイネルメダリストは中山20を道中モタつきながら最後伸びて2着と、ここまでの競馬と逆っぽいレースになっても次走を好走。総合力強化、と評価したくなるレース経験になった模様。

 

<出走馬の評価>

・ディープサウンド:言うまでもなし。前で競馬できるのはこの時期大きな強み。瞬発力はなんともいえないところで、上がりの競馬でどうかがもちろん課題だけれど。

 

・ナカヤマナイト:勝ち上がりに3戦かかった馬とは思えない。勝った中山戦が能力で無理矢理マクってみました状態だが、長く脚は使えるので東京でも。たぶん、一瞬の切れやトップスピードの絶対値で足りなそうな感じはするので◎で大きく狙うのは難しい気がする。

 キャリア多くなって嫌うより、たくさん走って経験積んで成長途上と見ておく。条件問わず〇とか▲で拾いやすい。

 

・マイネルメダリスト:一番の狙いどころはこの後の中山替わりだったのですでに済んだ。が、どうせ人気するタイプではないのでまだ買えるチャンスはあると思う。これもステゴなんだな~。決め手勝負よりは、もちろんバランスよく総合力問われた方がありがたい口。

 

・ミレニアルドリーム:メダリストにクビ差とはいえ、位置取り考えるとこの馬まで評価できるのか、この馬から下は評価できないか微妙なライン。次走距離短縮なら軽視したい、逆に前にいければまず好勝負。

 

 

・新馬、未勝利

13

 

 このクラスの東京18でハイレベル・後につながるレース、というのはまずない。結果的に素質の高い馬がたまたまこの条件でデビューしていた、というのはありうるけど。コースの性格的に、デビュー直後の馬に経験を積ませたり、初めてレースを使って何かを覚えさせたり、というのがあんまりないコース。百日草や東スポのように1勝級以上同士のレースとなると、バランス良く総合力を問われたり、先行タイプの馬に上がりをまとめる資質を問うたりと見所もあるけれど。このコースを勝ちあがった馬は、逃げ馬はもちろん勝ち上がり後の1戦は静観が妥当。

 道中押し上げのブルーが3着以内に来ている例が比較的目立つ、-5-7-6と押し上げともいえない2例は省くとして、残りの4例、

オウエイファントム -5-1-1 10人気3着 ⇒ 3人気5着

トーセンマルス   -8-1-2  4人気2着 ⇒ 3人気4着

ダイワコルツ    -12-1-1 4人気3着 ⇒ 3人気5着

コスモインナビット -7-7-4  8人気3着 ⇒ 10人気6着

とあんまり次走に繋がっていない。スローの大回りコースをマクって出られたといって、地脚も加速も別にたいして評価できるもんじゃないね。

 この中でもっとも平坦度の高いのは1127のミエノキセキが勝った未勝利戦。(降着した3着含めて)上位3頭が道中ほぼ最後方でじっと我慢した馬のワンツースリーという追い込み決着で、上位馬を評価したくもないが、前で競馬した馬で評価できるほどの馬も見当たらず。

 

 まったくこの路線で取り上げる馬がないまま終わるのもあれなので、一頭とりあげると、1017の未勝利を勝ったアドマイヤバーラム

 テン3つが35.2という東京18としてはかなり珍しいハイラップ、このレースを-4-3-2と前で上がり2位で4馬身差の完勝。初戦の新馬戦を新潟マイルの超速上がりレースを上がりだけ最速で後方から3着した馬、この2戦目はあわせ技で評価大。SW産駒だし、ある程度キレはあっても、軽いキレキレのレースよりは道中締まったレースのほうがイメージに合う。小回りで位置をとれる器用さともなってくれば、トライアルでちょっと狙ってみたい。

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