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2010年12月31日 (金)

阪神芝20

 

 特に年末年始のご挨拶とかもなく、粛々と。

 

・ラジオNIKKEI2歳S

11

 

 内回りコースでありながら、往年の日本有数の瞬発力偏重条件だったこのコース。特に、2~3歳の世代限定戦では折り合い重視で上がりの勝負になることが多い。もっとも、サンデーが抜けて、外回りができて以降はあまりその傾向が目立たなくなってきているけれど。

 年末のラジNIKに関してはある程度位置もとれるほうが望ましいけれど、今年の評価はやや微妙。馬券になったのは決め手重視の位置取りの馬ぞろい、リーチがいた08年、馬場悪の07年があって時計比較が難しいがまあ標準的なゆったりペース。となると、ちょっと気にかかるのは後ろから二つ目の時計が11.8と遅いこと。主導権を獲った馬がこの時点で余力なし、後述するように14-14-5-2とレースを動かした馬がいたりしたせいもあるが、ここで時計対応できる馬が前におらず、差し馬独占というのはあまりレベル的には評価しないほうがいいように思う。

 道中ペースは昨年並みで、昨年は上がりの時計ひとつ速く、ほぼ同じ位置取りから突き抜けたヴィクトワールピサがG1を2勝、前で2着残ったのがコスモファントムと去年のレベルはなかなかだったが、比較すると今年は先行馬の粘りも差し馬の瞬発力も一枚割り引いておこう。

 

<出走馬の評価>

・ダノンバラード:新馬、京都2歳Sと前で競馬できるほうのDI産駒を、ここで後方で我慢させてキレを量ってくる武さんらしい騎乗、去年のヴィクトワールピサと同じことをしたわけだが。

 4角から直線向いたところで前にいた馬がそろって内になだれこんだため、捌くとかなんの必要もなく真っ直ぐ追い出しに入れたのは大きいが、スピードの乗り方は確かにここでは一枚上。過剰に期待はしないけど、現時点で有力候補には違いない。ピサと違ってテンに位置取れないとコーナーを自分から動いていける馬ではなさそうで、今回上の赤字部分の恩恵大きく、控えて差して届かず脚余すパターンは常時注意が必要な、いかにも武の馬っぽい。どこを使おうと次走は意識的に評価下げて様子を見たい。

 

・オールアズワン:間隔開いていたが、序盤を隣のコティリオン、勝負どころからをウインバリアシオンと比べると競馬の巧さがわかりやすい。武の馬にアタマハネくらったが終始安心して見ていられる競馬運び。こういう馬はつい上積みどこまであるかとか早熟疑惑をぶつけたくなるけれど、皐月賞まではコース問わず大敗はないタイプに思える。

 

・コティリオン:落ち着き先は、直線の長い競馬場でマイルを決め手勝負に徹して届くかどうかは成り行き任せ、という気がしてならん。

 

・ウインバリアシオン:外枠から押し上げ押し上げでかなり枠に泣いた感、そのくせ最後はオールアズワンと枠順逆転した位置で踏み台にされ、心折れたところを外から追い込み馬に差された4着。形状極端に異なる9Fを続けて位置上げつつの上がり最速で勝った馬だが、この感じだといずれ20以上は長いのかといういう気がする。

 枠のロスを押さえようという乗り手の意識が裏目に出た感じだが、次走(>特にきさらぎ賞あたりなら)一番手を出しやすい馬。

 

マーベラスカイザー:外枠後方から早マクリに出たくせに、直線内の好位差し勢に不利食わされるという。後ろから2・3つ目は11.8-11.8と、けして該当部分でギア上げ勝負になったわけじゃないのでやっぱり早く動いた分鈍ったことは否めないが、逆に根本的に瞬発力勝負には対応できないのでああ動いておくしかないという気もする。

 京都2歳S勝ちが早速フロック視されたようなオッズだが、決め手勝より消耗戦よりの早仕掛けに味のある馬で乗り手もそのつもりの様子、買えるところはわかりやすいので穴を狙えるチャンスは十分。

 

・エリカ賞

12

 スロー。各地馬のぞいて全馬上がり34.1~34.5という「みんなおんなじ」レースで特に褒めどころもない感じ。このレースで近年で一番しっかりしたレースになったのは07年でここからはサンツェッペリンやアルナスラインが出たが、この2頭はここでは完敗したクチ。逆にダービー馬エイシンフラッシュはスローだった去年の勝ち馬で、このレースではしっかりしたペースに期待するより折り合って使う瞬発力だけ量って評価したほうがいいのかも。

 その去年はスローなりに上がり使える馬・使えない馬がそこそこ明確に分別された形で、今年の「全馬おんなじ」はその点からも抜けた評価を与えることは難しい

 

・スマートロビン:ここまで3戦すべて上がり1位のこの馬が逃げるくらいのレースだから、まあそういうレースだったと。9-9-7-3.9-7-2と近2戦は力差主張するような押し上げ競馬で、ここで逃げるというのも内田らしい。去年のアドマイヤテンクウとか、本来先行力で勝負する馬じゃない馬が格上戦で逃げて好走、っていうのは、・・・先に繋がらない。ま、だから武とか四位とかは嫌がるんでしょうが。

 イメージとしては、小回りでは押し上げて2・3着、直線の長いコースでは差して掲示板の下、ともどかしいレース多くなりそう。 

 

・新馬、未勝利

13

 

 満を持して12月開催から番組に編成される阪神20、あえてここを使ってくる馬はそりゃ距離面でこの条件を意識した馬が多い。

 1205の未勝利戦、テン3F 35.9というのはこの条件にしては早く、中盤緩んだところで落ち着ききらずに上がり4つが11秒台後半のロングスパート戦。後方組が3頭の差し決着だが、注目は9-9-2-1のサクラライジング外マクリのスピードはなかなか笑える。

 勝ったのはイデア、というかどう見てもデムーロ。向こう正面遅くなったこころでひっそり内マクリ、外を捲りあがったサクラは騎虎の勢い、そのままアタマまで行ききるしかないがイデアのほうは前に詰めたところで(>行く手が壁に、ってもあるだろうが)外からレースが速くなるのに任せていったん我慢、3~4角で前の止まる馬を外に出して捌いて直線入り口はそれ以上外に出して無駄をせず落ち着いてインを捌く。自在に立ち回ったイデアは立派だが、ハナ争いからせっかく落とそうとした中盤を叩かれた先行勢が露骨に直線の脚をなくしたため、馬の器用さ以上に捌きやすかったのはたしかで、このレースから次走狙い目探るなら、勝ったイデア、サクラをいい目標にできた2~3着より目標にされたサクラ自身。・・・と思ったらせっかく小回り使いながら、マイルに距離短縮して後方漸進どまり、小倉の中距離でも使ってくれるのを待ちたい。

 

 逃げたい馬がおらず、内からスタート良く出た馬がとりあえずハナ切ってみたものの、あまりスピードがないため結局道中ほかが追いついて前掛り気味に後半の時計がベタに流れた1219の未勝利。ついていけない馬・反応の悪い馬は別にして全馬追い出しポイントが早目、追わせる時間が長い早仕掛け戦。中段あたりから最後に届いたカーマインが直線長い競馬場である程度しっかりした流れの東京25向きなら、人気背負って終始前々で早仕掛けレースの中でも特に先手獲り余儀なくされたエーシンミズーリは中山25のロングスパートレース向き。

 

 その他、特に新馬は上がり2つだけ、直線だけのレースになりやすくラップアプローチからは「とにかく次走全部切れ」になりがちだが、あえてデビューをこの条件待ったクラシック向きの大物候補、がいたりするのでやりにくい。1205のヌーベルバーグとか、アタマ悪そう・完成度低い、でも能力高い大物っぽい。本格化するまでは消し応えありそうだ(笑)。

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