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07クラシックへの道 Feed

2007年2月 7日 (水)

2月1週3歳戦回顧

 マクラ、でもないんですが。
 アクセスが増えてから、日々の憤懣とかグチみたいなものを書きにくくなりましてその類のエントリはぱったり控えております。・・・が、競馬と全く関係なくもなくて書きたいんだけど、色々考えて我慢してることもあります。
 今だとMBDのY疑惑とか。これ、問題そのものについての見解を白黒つけたい気持ちはまるでないんだけど、Y疑惑の問題点や構造の追及とかをするわけじゃなくて、Y疑惑騒動の渦中の関係者の困惑や不快感をただ垂れ流してるワイドショーが腹立つね。
 どうせどう問題が決着しようと、ケツを被るのはPとGだと思ってるんだろうけど。
それなりに名声ある立場のひとが、追及されて困惑・不愉快に感じてる画を流しとけば視聴者は喜ぶ
と思ってるんだろうか?
 ・・・思ってるんだろうし、喜んでる人はいっぱいいるんだろうねえ・・・。


本日の回顧レース

春菜賞(1回東京3日目 芝14)
エルフィンS(2回京都3日目 芝16)
500万下(2回京都3日目 芝24)
共同通信杯(2回東京4日目 芝18)
萌黄賞(1回小倉6日目 芝12)

(途中まで、後日追記します)
→2月8日20:30 追記しました



春菜賞 (東京14)

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 去年はカク地のクリムゾンルージュが2着だったな、とヴィヴァチッシモが勝ったのを見てから思い出した(笑)。
 このクラスの1勝級レース、地方馬・地方出身のそこそこしっかりした馬なら十分狙えるんだよなあ。素質見込まれてる1戦1勝馬あたりはクロッカスとかエルフィンのOPレースに行っちゃうんで、けしてレベル高くない。むしろOPに挑戦して勝ち損ねてこっちに戻ってきた馬(菜の花賞からのタキオン2頭とか)を人気にするなら、不当に人気のない地方関係(>というだけで人気下げてる気も)狙うべきだ、と反省をこめて自戒。買ってないレースだけど、恥ずかしい印になっちょる。
 レース自体は、ありきたりの東京14LAPであまりコメントしたいこともない。

1着:着差以上の完勝、いちばんしっかりシマイを使った。もっとも、この先で買うなら前にタフな展開の後押しがほしい気はする。距離持つなら中山18の消耗戦で追い込み期待したくなるけど、どうでしょう?

2着:好スタートから好きに走れたのが大きそうで、もういっちょは期待薄な気がする。中だるみない逃げで粘れそうな馬でもないと思う。

3着:馬群を縫って来た分、勝ち馬よりいい脚使ってるのかなと思ったが、よく見ると異様に仕掛けを我慢してる感じ。もう間に合わないだろう、と画面に突っ込んでみた。
 直線はいってからは馬なりで詰めてもいるし、一瞬の伸びは目を引いたので東京があうのは確かだと思うが、差し届かず多いタイプだと思う。

4・5着:たぶん12のほうがいい。中だるみも合わない感じ。
 特に4着は初戦が東京14勝ちだが、そんなにこの条件がいいわけでもないのでは。


エルフィンS (京都16)

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 好時計(笑)。
 予想エントリで書いたが、過去10年(>去年を除いて)必ず12秒台が2つ以上並ぶ前残りレースだったんだが、今年は去年の高速平坦LAP軍団がしっかりしたLAPを作って12秒台がひとつもない流れのレースになりました。
 Hペースで前に苦しい流れなのももちろんだが、それ以前にこのペースを作った3頭は本質的に速いLAPの短距離馬。
 思うに、今年は桜花賞まではこの流れが続くんじゃないかな。高速平坦LAP組(>小倉12・京都12・14組)が出てくるレースのうちは、自身に距離不安あっても前掛りにならざるをえないようだ。去年の阪神JFが「速い流れのマイル戦」の実力どおり極めて順当に決まったレースだと考えているので、高速平坦LAP組がいっしょに出てきてエスコートするようなレースだと、

 阪神JF上位 > 今年になって切れで勝ちあがってきた馬

の構図になるのはやむなしかと。逆に、イクスキューズが取りこぼした菜の花賞のように関東圏で多い中だるみ型のLAPになると逆転するんだが。

1着:阪神JFで見せたパフォーマンスをそのまま再現。とある人(レースまだ見てない)とメールしてて、「普通に勝ちましたか?」と聞かれて、「普通に強かった」としか答え様がない(笑)。
 去年までの、異常に時計がかかる阪神ならまだつつきようもあるが、改装した阪神でエスコート役の高速平坦LAP組をお供に従えて出てきたら・・・、逆らう理由が作りにくい。この馬だけでなく、JF上位組は。

2着:相手が悪い、このペースでは。
 Hペースになったのは後方待機のこの馬には向いたが、このペースでシマイの爆発力に徹する馬と、このペースでも詰めていける相手との差。桜花賞が終わるまでは、JF組相手ではまだ出番がこないと思う。その先は、あるね
 シマイの脚はいっしょになった、と思ったがよくみると2着だと、いったん押すのを手控えた感じ。「やべえ、内にナベいるよ」と武さんふたつほどしごいたら反応してるわ。
 切れは一級品なので、中距離になってくれば買わざるをえないと思うんだが、04年型のLAPになったときにこのときの勝ち馬のように(>エアメサイア4角で詰める脚が使えるか・使ったあといつもの切れは出せるか、というのも確かめておきたい。・・・あ、母系考えると距離不安も出てきておかしくないか。
 強さと同時に、突っ込みどころもまだたくさんあります。

4着:あ、追いかけた割にシマイの脚あったね、という感じ。正直この馬の4着はびっくり。
 思った以上に、道中の脚があってタメも効く。こういう馬は距離伸ばして、先行で攻めて欲しいんだけど・・・。


500万下 (京都24)

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 牝馬2頭が競り合う、というか内の2番が枠なりに先手主張、外からの8番が「コーナーまでは距離がある」とインに寄せなかったおかげで実際にコーナー入るまで折り合いつかず。テン3F33.9って何?
 その後はたっぷり緩むことになるが、行った2頭に限らず最初の入りが速いため、例年のような最後から二つ目で超瞬発力勝負のような競馬にはならず。割と、スタミナというか距離への適正が素直に求められるようなレースになったのがこの時期としては貴重かも。
 もっとも、そういうのが活きてくるのは速くても夏の古馬混あたりになりそうだけど。
 こういうレースで35秒くらいの上がりを使って1・2着、というのは正しいSW産駒の姿かと思う(笑)。

1着:直線だけの競馬になったらまず用なしのタイプなので、キャリアが活きるちょい壊れ気味の入りはありがたかった。3角入りの登りで慌てずじっと我慢、コーナー部分はインでじわっと前との差を詰めに掛り、明らかに他の馬と手ごたえが違う感。・・・なのにクビ差かよ!
 いやあ、直線で2度ほど差し返しくらいそうな場面あって困ったもの。この中では明らかに力が上だった印象だが、それでも勝つのは大変でした(笑)。

2着:差し返すそぶりはこの馬の勝負根性を褒めるべきか、勝ち馬の勝ち身の遅さとみるべきか。・・・たぶん、後者。
 距離については、この馬の競馬っぷりがいちばんこなしそうに思え、夏の北海道とかで狙ってみたい。・・・と、すでに夏の話にしておく(笑)。


共同通信杯・G3 (東京18)

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 例年どおりの、クラシックを見据えたこのレースらしい一戦、という印象。今年は特にわかりやすく出走馬の特徴が把握しやすい参考になるレースだったように思う。
 本来なら、2着馬が勝っていていいレース。勝ち馬のとりこぼしパターン、だったろう。

1着:ホメどころは勝負どころの動きのよさ。内枠・一団の競馬で3角手前から包まれるのを嫌って一度下げるが、外に持ち出してからは軽々と、という感じで上がっていく。
 の、割に、追われてからすぱっとした脚が使えなかったのが不思議な感じ。やや重めだったのかもしれないが、上がりの爆発力を売り物にする馬では本質的にない感じだ。ダービーのイメージで言うと、チケットのときのような4角から早めに脚を使って押し切る感じで、逆にやられるならダンスがフサコンにやられたパターン、というのが容易に浮かぶ。

 以下、勝手な見方。
 この馬、何度見ても、「無敗である」「すごい時計を出す」「大きく引き離した」を売りにするタイプの馬には思えないんだよね。あえていうなら、シンザンっぽい勝負レースはきっちり仕留め、前哨戦で取りこぼすというか。
 今回、爆発力で危うくすくわれかけたところをとっさに馬体併せに行って凌ぐ。相手が100出して来たら101だしてきっちりほんの少しだけ上を行くタイプの馬、という感じだ。
 今回も、ある意味負けてておかしくないレース。ひとつひとつしっかり勝ち拘るアンカツだから勝ちもぎ取ったものの、違うタイプの(>本番でないレースで無理をさせたり手の内を晒すのを嫌うタイプ)騎手であれば、とっくに無敗でなくなってる気がする。
 だからまあ、無敗であることだけがこの馬の価値でファンを引き付ける要素なのだという盛り上げ方はもうやめとけと。あの馬のときもそうなのだが、馬券売上の減少が止まらないことに恐怖感を持ってる利害関係者が自分たちの願望を視聴者にむけて垂れ流しちゃううかつさに、気づきなさいよと。

 ま、それはともかく。一瞬の脚で屈するパターンがありそうで直線の短い中山初戦(>皐月になるか、その前に使ってくるか)は評価下げたいと思う。フサコンのダービーを例に挙げたが、直線が長いほうが一瞬で置いていかれるリスクは小さそうだ。

2着:この馬に関しては外を回したのも追い出しを遅らせたのも、爆発力の凝縮という観点からよかったように思う。
 こういう競馬で味が出るなら、やっぱり東京型マイラーじゃないだろうか。距離が持たないわけじゃないと思うが、距離が長い・道中が締まる、という状況だとタメが効かない分中途半端な結果が待っているように思う。

3着:ほぼイメージどおり。今の時期、こういう馬の優位性は大きいが本番に向けて買ってくには、パンチ不足な気がする。
 「溜めれば切れる脚は感じた」とかヤネが言ってますが、去年シェルズレイでも同じこと言ってたので、大勢に影響ないコメントと聞き流すつもり(笑)。
 そんな上で通用する切れじゃないしょ。

4着:軽い瞬発力から底力よりの押し上げまで、幅広く対応できるというと嘘っぽい。今回、対応できなかったことで評価を下げるというより、ホープフルSで見せた底力は却って信用してよさそうな気になってきた。
 ヤネの乗り方も、明らかに軽い切れで見劣ることを意識しての騎乗に思える。
 兄貴は忘れて、リンカーンのイメージで眺めたほうがいいんじゃないだろうか? 皐月ならちょっと買いたい気はするが、やはりよくなるにはもっと時間がかかりそうだし、中山22・25に舞台が移る頃までまったりと様子見。あと、できればヤネは武より違う人のほうがいいでしょ?


萌黄賞 (小倉12)

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 単体としてこのレース・出走馬の評価はなんかどうでもいいという気分。特に力入れて回顧する甲斐はなさそう。
 それより、この日の最終R・鳥栖特別あたりと並べるとなんとなく気にしておきたいことが。

 ともに、後ろから3つ目がすでに12秒台に突入。後ろから来た馬が勝ち負けの外差し有利に早くも移りつつあるのか?
 この週は週中に雪が降って馬場悪化残った状態で開催を迎えたので、今週はローラー効果でまた元に戻る可能性があってちょっと歯切れ悪くなるが、いつまでも止まらない去年の夏の高速馬場とは違う、とは考えておきたい。
 さらにいえば、マイネベローラ・マチカネマスラオと同じ匂いのする(笑)、行くだけいって派手に止まる系の逃げ馬が崩れ切ってないあたり、直線の内外はまだ無茶に「内はダメ」にはなり切ってない。
 しかし、この手の逃げ馬が全く残れなくなるのもそう遠くなさそうな気がする。
 3歳戦回顧と関係ないですね(笑)。

2007年2月 2日 (金)

1月4週3歳戦回顧

 今週の展望に入りたいとこなんですが、貯めるのもイヤなのでこっちをさきに終わらせて心おきなく今週に向かいたい(笑)

本日の回顧レース

クロッカスS(1回東京1日 芝14)
こぶし賞(2回京都1日 芝16)
くすのき賞(1回小倉3日 芝18)
ゆりかもめ賞(1回東京1日目 芝24)



クロッカスS 東京14

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 開幕週だし前が止まらないなあ、とか思いながら見てたんだがテン3つが35.9というのは遅いなあ。勝ち馬は道中33秒そこそこの12戦を戦ってきており、この道中なら上がりに速い脚残して粘りこめる。
 つい比べてみたくなるが、同じスローでも真ん中で12.5と緩んで上がり3つに11秒前半が並ぶ04年、これも逃げ切り。こういう緩め方して上がり3つに最速LAP並べられるタイプの逃げ馬なら距離延長どんとこいな感じだが、今年の勝ち馬は本質スプリントではないかなあ。道中に12秒台入れたからと行って距離をこなせそうでも、上がり3つを最速並べられる感じはない。
 スピード優位の馬がギリギリ緩ませて、ギリギリの脚という印象だが。

(>ちなみに04年の勝ち馬はシーキングザダイヤ

1着:ほとんど上のとおり。マイルは長い感じだが、こういう馬がマイル重賞を使ってくれないと今年はぬるいレースばかりになりそう。
  
2着:2番手追走で追い上げたが、追いかけた分ラスト1Fは同じような脚に。こっちはぬるいペースで行かせたいし、ゆるっと行ければ距離はこなせるタイプの先行馬。
 道中が緩まないと、距離以前にガス欠起こす(>コスモス賞を忘れてないからね)。

3着:前残りの流れだったが、この馬自身もいい脚は続かず。・・・というか、「やべ、前残っちゃうよ」って感じでこの馬はじめ位置取りに応じてみんな同じタイミングで追い出し始めたので上位はみんな仲良く同じ上がり3F、坂を上がってからは仲良く同じ脚色になったようである。

こぶし賞 京都16

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 おそらく14でも長いであろうウルトラソウル、今回は逃げてどこまでと川田がアイコンタクトで岩田にハナ主張してたのがちょっとおかしかった。距離が?なぶん、押して押して先手とった後はペース落としにかかったが、譲った岩田も騙されない(笑)。逃げ馬が4角でいっぱいになったものの、後ろは詰めるべくして詰めておりまあ平均的なレースになった気がする。

1着:内廻り16を2連勝。外回りに変われば、直線の長いコースなら、・・・という気はあまりしないかな。
 トップスピードが凄く速いわけではないので爆発力に優る馬に食われるケースは容易に想像できる。一方で上がり3Fの脚としてみた場合平均的にずっといい脚を使ってる感じで止まってなさげ。
 将来大きいところでは勝ちきれない気がするが、目先は安心して買えるタイプ。

2着:やっぱりタキオンは切れるねえ。そりゃ爆発力はこっちが上に思う。
 KOL騎手コメント
これで突き抜けていればG�級なんだけど、母も奥手だったからね。
 この馬が奥手かどうかはさておき、G�級なら突き抜けるし、G�級でなければ届かない。なるほど君の騎乗は馬の瞬発力次第のそんなんばっかやね。・・・と、皮肉のひとつもいいたくなる。
 将来を考えるとそれでよし、ということなんだろうけど、サンデー以降期待馬はみんな同じこの道。そりゃ中だるみ上がり競馬ばっかになるはずだよ。外回りになろうが東京だろうが、同じ乗り役なら意地でも勝ち馬のほうを重い印にしたくなる。

4着:前に行った馬では唯一掲示板確保だが、追われてからほとんど伸びず。東京や京都・阪神外回りに行って前進する要素が見当たらず。


くすのき賞 小倉18

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 マルカハンニバルがどんどん不憫になる。いかにも3着臭かったが(笑)。
 やや重の分、どれだけ見込んでやる必要かだが、時計の遅い速いより、小倉らしい最初から最後までひじょ〜にイーブンなLAP。

1着:こういうLAPを上がり最速でシマイから、という馬は小倉専用の匂い漂うが・・・。
 この馬の勝ちあがり戦は瞬発力偏重の京都18、で何このLAP? ちょっと次に出てきたら評価に困る。

2着:イーブンラップを11-9-5-2と地力で超底力寄りにしてみました、みたいな。18・底力寄りになるとトップガンが顔を出すなあ。

3着:勝ち味の遅さ・切れ不足をいちばんごまかしやすそうな条件でいちばんごまかしの効く仕掛け方してみたが、まくった馬とシマイにかけた馬に敗れる。どうすりゃいいんだか。


ゆきやなぎ賞 東京24

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 個人的には、先週の4つではこれがいちばん好き(笑)。いや、笑える。
 2頭がやりあう形になって前はこんな時期の24らしからぬ速いペース。が、なぜか今更3角でわざわざペリエが引く。わかんない(笑)。
 おかげでスルタンもペースを落とせたので13.4-13.4とコーナー部分でものすごい緩み方。直線入り口では逃げた2頭と追い上げた2頭が並び、そこから11.2-11.6。もちろんこれは追い上げた2頭が主導で出したLAPだがやりあってた2頭(>特にヒカルオオゾラ)がそれなりに抵抗できたのが笑う。
 妙なところでタメが入って大逃げ2頭に少しだけ息が入り速い脚がつかの間分だけ残り、捕まえにいった2頭が結果的に1F余分に脚を使わされた形で最後はものすごい止まりっぷり。なかでもヒカルオオゾラの最後100Mの時計はいくつだったのかものすごく知りたい。先に潰れたスルタンにどうやってクビ差まで迫られたんだか・・・。

 いや、回顧になってません(笑)。あまりに珍しい展開のレースで今後の参考にしづらい。
 ひとつだけ言うなら、勝ち馬。マックイーンからついにスタミナ型の有力馬が出た、って感じ(>なんせダートの短距離のほうが目立つくらいだったからなあ)だろうが、菊とか春天という感じではないと思う。
 流れが向いたから評価できない、というより、このレースのハマり方はいかにも前傾底力寄りの東京25で買いたくなるタイプの馬に思えるんですが。
 目黒記念向きだろ、この馬。

2007年1月31日 (水)

1月3週3歳戦回顧

 すいません。先にサボった1月3週分の回顧を。

本日の回顧レース

菜の花賞(1回中山6日 芝16)
若駒S(1回京都6日 芝20)
若竹賞(1回中山7日 芝16)
かささぎ賞(1回小倉2日目 芝12)



菜の花賞 中山芝16

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 去年しかないので例年との比較が難しいところ。牡馬混合のジュニアCと比べると見劣るのは仕方がない。・・・ていうのは嘘だろう。「速い馬」がいれば負けず劣らずの時計が出るよ、このくらいは。
 何度も書いてきたが今年はマイル以上で前に行きたい馬がすごく少ない感じ。しかも夏の高速平坦LAP組が予想以上に距離延長をしてこない。(>一部牝馬の上級馬は桜目指してこの後出てくるだろうが、ただでさえ牝馬に押されてた牡はどこに行っちゃったんだか)
 中山ですら中たる〜んになってつまらない。今年の世代の中山マイルは凡戦続出。

1着:位置取りが示すように馬群で我慢して一瞬の決め手活かす。中だるみの流れに合ったよさを見せた印象で、東京と中山、締まったペースと中だるみ、このあたりの出し入れよりも器の問題という気がしてきた。クラシックで持続力や底力を問われたら辛い、トライアルまでなら多少の流れのブレは対応できそうな気が。

2着:タキオンを不当に低く評価しがちな私だが、この馬はタキオンの強みに頼った競馬をしてこない。いわゆる斬れ優位のタキオンの一級馬でないことは確かだが、くどいほど言う今年は行く馬が不作なので18あたりでアドバンテージあるレースがありそうで、末一手の馬よりは買いやすい。
 上がりに目が行って人気落ちしてくれば買いたくなる(笑)。

3着:もったいない競馬。枠も辛かったが、消極的な競馬で距離・ペース経験の強みを活かせずじまい。

4着:アイ○ドール化してきたな。今回もアオったが、出負けした後もなかなかレースに気持ちが向いてくれない感じ。能力はあるが発揮できないまま終わるレースが多くなるタイプで割り切って毎度消しで臨んだほうがいいようだ。


若駒S 京都芝20

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 あんまり触れる必要もなさそうな。個人的に、ダンスは2歳後半から3歳にかけての成長がスローな上に器用さに欠け、初戦は決め手で勝ちあがってもそこからがモタモタの感。特にタキオン・スペが出てきてからは表街道から駆逐されつつある印象が。
 このレースがどこかに繋がることはないだろうし、ここで負けた馬が巻き返してくるのは青葉賞や京都新聞杯の頃じゃないだろうか。それまでは時期的にも距離的にも相手関係からも、無視していい気が。

1着:上がりに差が出なくなるレースに持ち込んだ(>ダンスのかかりの悪さも寄与)からではあるが、レースレベルとは別にあまり馬鹿にしているとどこかでまた穴を開けそう。切れはまったくないが相当しぶとい粘りあり。
 もっとも、余計な人気を集める馬でもあるからなあ(笑)

2着:7-7-3-3と動いていったが動いた分脚色鈍ったというより、まだ追われても伸びに繋がらないという感じ。ふらふら。
 京都新聞杯まで待とう。

7着:このペースで道中下げてどうする。の、ひとことですむが、それだけ陣営が距離に不安を感じてたということでもあるだろう。


若竹賞 中山芝18

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 これも過去1度しかないが。2歳500万なんて条件なんだからそうそうテンから速くなるペースにはならない。が、それならそれで06年のように「中山だから」と早めに動いてくる馬が出そうなもんだがそれもなし。最後から4つ目でまだ12.7なんて事態ではそりゃ前が残ります。
 時計だけは去年より速いがむしろ去年以上に内容は評価できない気がする。流れに恵まれた前はもちろん、不向きだった後方勢の脚色にも見所なし。前半の緩急は後ろにいた馬にはさほど堪えないので、評価できる馬なら上がりだけは使ってもらわないと。

2着:後藤も言ってるが、こういう緩急つけたペースで距離延長こなす馬なら、もっと短いところで控えれば切れそう。次走、再度後藤で距離短縮してきたら差しハマリ期待したくなる。


かささぎ賞 小倉芝12

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 ああ、夏の小倉を思い出す(笑)。JRAの努力により小倉ですら高速化が進んでるので過去5年で抜けて速い時計が出たからと言って「1番ハイレベル」を意味するわけではなく「1番前傾タイプ向き」というだけのことのように思う。
 ここで好戦する前傾タイプは、距離延長も怪しいし、時計のかかるレースも向かない。高速馬場の短距離戦を求めて渡り歩くしかないわけで、この世代はそういうタイプが大量生産されてる気がするなあ。洋芝適正が求められてるようなので、夏の北海道戦は戦えるかもしれん。
 スピードで優った勝ち馬より、2・3着のほうが違う競馬場での可能性は感じる。

1着:前走ダート組のバクシンオー。バクシンオーはパワー型とスピード型(>開幕週向き・開催後半向き)が極端に分かれて出る傾向があり、この馬は前者タイプということか。
 距離延長して買いたいタイプじゃないし、初戦のダート勝ちもやや重で、将来パサついた中山ダート12とかでみかけたら即消したい気がする。
 もっとも、そんな頃まで絶対覚えていられない(笑)。

5着:開催初期の直千競馬で穴を開け、開催進んだ2走目でバッタリ止まって後ろの穴を誘発するタイプとみた(笑)。
 これもそんな頃まで絶対覚えていられない(笑)。

2007年1月25日 (木)

ご連絡

1月26日(金)0:00〜5:00まで関西どっとコムメンテナンスのため、アクセスができなくなります。


・・・と、今更ご連絡してもしかたないんですが。
すでにメンテナンスにむけて何か作業はじめてるのか、ちょっと不安定です。先ほどエントリ入れたのですが見事に消えて萎えております。

 誠に申し訳ありませんが、「1月3週3歳戦回顧」は4週分と併せて来週ということにさせてください。

2007年1月18日 (木)

1月2週3歳戦回顧

本日の回顧レース

白梅賞 (1回京都4日目・芝16)
紅梅S (1回京都5日目・芝14)
京成杯 (1回中山5日目・芝20)



白梅賞 京都16

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 時計的には平均レベルというところだろうか。速い入りから中だるみした分上がりは止まっていないが、上がり3つの時計は平凡。この理由は、後ろから3つ目がこの6年分で一番遅いことにあるのだが上がり時計の立ち上がりが遅いことでコーナー部分の捌きの巧拙・有利不利が大きかった印象。
 2・3着は先行し内々とロスなく進めたクチ。対照的に思えたのが1着馬と4着馬。コーナーに入る時点では4着馬の真後ろに勝ち馬がいたのだが、3〜4角を押し上げて前に上がっていく小脚の効きが段違い。直線に出たところでこの2頭の前後は入れ替わって5馬身近く開いていた。

ブラックオリーブ
 切れた、というより、上で書いた3〜4角の前に取り付く脚が素晴らしかった。誰が見てもこれが勝つと感じたと思う(笑)。その部分が12.4と遅く、余計目立ったことはあるだろうが、間違いなく小脚が大きな武器の馬。
 大回り・直線の長いコースでトップスピードを問われるとつらいと思う。直線の爆発力が売りではない。

ディープスピリット
 勝ち上がり戦では同じ京都16内でコーナー部分で上手にポジションアップ。ここはどうしたか、終始追いどおしで行きっぷり悪かった。
 エンジンのかかりが遅かったが、上がり脚自体は悪くない。やはり緩みの少ないレース向きの印象。

タガノグラマラス
 流れは向いたように思う。逆にいえば、2・3着は同じくらいの評価でいいのでは。
 前に行ける分買いやすいし大崩もしないだろうが、マイル以下では瞬発力・トップスピード負けの2・3着が多くなしそう。距離伸ばして折り合って先行、が狙い目に思う。

(おまけ)

5R新馬
 この日5Rの新馬戦は、白梅賞とタイム差0.1の好内容。この条件で1分35秒台というのはままあるが、ほとんどテン3つが速いペースでそのまま最後まで逃げ・先行が止まらず押し切る形でスピード任せで出る時計。
 テン3つが35.9と並みの時計で中だるみ少ないままラスト2つで11秒台半ば、差した2頭が逃げ馬を捕らえてワンツー。この1・2着馬は次のレースでどういう流れになろうと対応・好走の可能性高いように思う。ちょっと注目。
 3着(逃げ残り)4着(追い込み)は、違う流れでの対応力がカギという印象。5着以下の評価は微妙だが、初戦の経験としてよさそうなペースのレースに思うので、ちょっとした出世レースになるかも。


紅梅S 京都14

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 過去、03年スティルインラブ・04年スイープトウショウとG1級2頭を出してきたレースだが、今年は超前傾度の高いレースになってクラシックに繋がるか微妙な雰囲気。ここ2年よりはハイレベルと言ってよさそうだが。
 上がりはやはり止まりすぎな気はする。1・2・4着にコジーン系とバクシンオー、前傾スプリントLAPで妥当な血統という印象もある。前崩れの流れといってよいと思うので、追い込んだ馬を高く評価しすぎないようにしたい。

ローブデコルテ
 ハイラップの阪神JFで枠順の不利に泣きながらの健闘を思えば、この流れでは妥当な勝利。直線入り口で足取りおぼつかなかったあたりや、欲を言えばシマイの切れに物足りなさ感じるところ。
 上で出てきた過去の勝ち馬2頭に比べると爆発力で見劣りスピード対応力で優る雰囲気だが、今年の牝馬戦線がとにかくスピード優位で進行しておりそれがどこまで続くか、この馬にとって有利か不利か悩むところ。
 コスモス賞の経験があるので、コジーン産駒とはいえ個人的には距離やタフな中距離戦については不安は感じないのだが。

バクシンヒロイン
 短の追い込みで定着した感じ。テンが速ければ確実にいい脚を使って追い込んでくる。一方で、距離延長やスローには不安が残る。

ニシノマナムスメ
 直線だけで危うく無理矢理帳尻合わせてしまいそうなところだったのはたいしたもの。能力は認めます。
 が、私はこの馬を買うことは当分ないでしょう(笑)。
 こういう馬、いいところばかりが取り上げられすぎ。
 なぜこういう位置取り・コース取りになってしまったか。揉まれて下がってしまい大外に持ち出すしかなかったあたり、次も手を出すにはためらいを感じる。前崩れの流れ分は割り引きたいしね。
 あと、思い出したのはデ杯のクラウンプリンセスこの後何戦か決め手引き出しに拘って低迷、結局前に行くことで再浮上のきっかけ掴む、になっても驚かない。(注:エントリ末尾参照)

スマートカスタム
 緩みのない流れは望むところだが、ここまでスプリント寄りのLAPで流れると速すぎた。 

京成杯 中山20

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 レースとしては、レベルは高くないと思う。前5Fで切ると62.3、まあスローだわなあ。
 最初にLAPを見て異質に感じたのは、最後から3つ目・2つ目の11.4の並び。ここ2つの合計が22.8というのは中山20でほとんどみた記憶がない。01年以降の中山20重賞(金杯・京成杯・弥生賞・皐月賞・1回あった秋天)24レースで調べてみると、最速でした。
 その11.4が2つを挟んで4つめと最後は12.2、上がりよりのレースになった割に最後3つをすべて11秒台でまとめられなかったのはちと「切れ」という目線からは物足りない。
 といったものの、これ、逃げ切りだからなあ。軽い瞬発力に欠ける馬が前での競馬を選択した結果、と考えると妥当なところ。
 スローだから、勝った逃げ馬の価値が低い、というよりは、このレースで後ろから行きながら上がり使えなかった馬の力は見限っていいように思う。

 LAPを初めから見ていくと、12.6-11.6-13.4-12.2。
 2F〜3Fで1.8の減速、3F〜4Fで1.2の加速。正直、このへんはあまり巧い、とは思わない(笑)。逃げたい馬のいないレースで積極的に先手を取りに行っての結果だが、テンでこれだけ逃げ馬が加減速繰り返しちゃうとロス大きいのは当の逃げ馬自身で、位置取り差がロスを吸収しちゃう分後ろのほうが楽になりがち。また、折り合いに難のある馬の場合この動きで精神的に消耗が大きくなってしまいそう。
 が、馬の視点からいえば多少ラフな動き方になっても堪えない強みがあったようだし、ヤネの視点から多少の加減速ロスより行くことのメリットは大きかった。巧かったのはここから。極端にペースが緩むところを作らず、一方で極端に速いところを作らず、これがラスト3つの11.4-11.4-12.2(>差が詰まったところから再度突き放して、押し切り)に繋がった。

 無理矢理、LAPの数字に解釈つけてみたけれども、そんな枝葉よりも、ここは、
自らレースを作る流れに持って行ったこと
途中で緩みを作らず馬の強みを信じて活かしたこと
これに尽きるように思う。
 時計がたいしたことないとか、展開が向いたとかいう話になりそうだが、勝ち馬についてはそれだけで片付けるべきではないように思う。けっこう、馬の強みが随所に活きてたと思うぞ。

サンツェペリン
 長所・短所はもうみんなご存知のとおり。問題は、距離と今後の成長力、ということになるだろう。正直、どっちも心配(笑)。
 スプリングSや皐月賞で締まった流れになれば、というのはまあ普通に思う。で、次走は弥生賞らしい。上がりよりになりやすいレースだが、クラシックを狙うならそこを使ってくるのは正解な気がする。弥生賞をどういうTRにするかちょっと興味深い。

メイショウレガーロ
 悪くはない。後藤のコメントを見ると、かかりそうだったので他馬で壁を作って道中を進めた分結果的に裏目、という感じ。
 この中では、ペースや条件に注文がつかず一番安定して買いやすいタイプではないだろうか。ただ、G1級の切れ・器ではなさそうだ、と底は見えた気がするが。

アルナスライン
 生で観たときはどこから来たのか、という印象。マクってきたというよりはエンジンに火が入ったのは直線に入ってからだった。
 といって、東京で切れ増す、とは全然思えないなあ。中山型の緩みない流れでだんだんエンジンがあったまるタイプだろうか。

マイネルヘンリー
 いいなあ、こういうの(笑)。
 時計・能力に疑問符だったが、勝ち馬にしっかり引っ張ってもらって食らい突くことでひとつレベルアップした感じ。
 こういうのって、経験値・能力値大幅アップしてそうな気がします(笑)。


 ところで、ふと気になったんですが。
 タキオンが爆発してる印象ですね。まあ、タキオンだけに限らないけど。

 去年のこの時期に、サンデー直仔の産駒傾向をちょこっと調べてみて、
仕上がりの早さと父の産駒には見劣るがそれなりの切れで、初戦はスローの直線だけレースを上がり最速で快勝。
 ただし、ほんものの切れでは父の産駒にはおよばずクラスが上がると切れ不足を露呈

が、結論。
 初戦買い・500万以降は疑え、って感じ。

 これ、サンデー直仔の産駒全般に言えるんだが、特にタキオンが顕著だった。
 で、今年の大躍進ですが、どうなのかな、と。これ、可能性としては2通りありそう。

1)タキオン(ほかSS直仔)産駒の瞬発力が実際にレベルアップしている

 実際に、サンデーつけてた最高クラスの肌馬が廻ってきてるんだろうし、これは十分考えられる。

2)サンデー産駒がいなくなったことで、次位の瞬発力が現役最高クラスになった

 瞬発力そのもののレベルとしては、最高がいなくなった分低下してると。

 「サンデーがいなくなった」といっても、レースをみてると「スローの上がり引き出し重視」という大勢の流れは変わっていない気がします。
 1)なら、単純にサンデーの後釜にタキオンその他が座る公算は大。

 が、もし2)のほうなら。
 もともと、サンデー全盛期でも、「スローの上がり勝負」適正は、

 新馬 > 条件・トライアル > クラシック本番

という感じで、レースの格が上がるほど本物の一級サンデー産駒の切れだからこそ、の印象がある。
 タキオンほかSS直仔産駒の瞬発力レベル自体がアップしたわけでないのなら、ここからは同じ結果を期待するのは厳しい気がするなあ。

 白梅賞の3着とか、人気沸騰しそうなSS直仔の切れ型がこのあともメジロ押し。馬券妙味的には「消し」の一手で行きたい人(笑)なんだが、ほんとにそれでいいのかデータをとって確認したくなった。
 どういう調べ方するか、ちょっと考えてみます。

  

2007年1月10日 (水)

1月1週3歳戦回顧

 今年はこういう形で、特別以上の芝3歳戦をクラシックまで回顧してみることにする。

1回中山・京都 1・2・3日
 シンザン記念
 ジュニアC
 福寿草特別
 寒竹賞



シンザン記念(G3・京都16)
 先のエントリで回顧済みなので省略


ジュニアC(OP・中山16)

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(参考)
 同日未勝利(重)
  12.6-10.9-11.5-12.3-12.5-12.0-12.3-12.6
 前日1000万(不良)
  12.7-11.4-11.9-12.1-12.6-12.2-12.4-12.4

 馬場がどのくらい回復していたか微妙だが、同じ日の午前中の未勝利とコンマ3差はほめられないなあ。しかも、前2頭(大差のビリ・ビリ2)以外は.8くらい離された一団で上がりだけレースをした印象。
 勝ち馬の切れがこの程度の相手では抜けている(>上がり時計は皆同じようなもので、短い直線の最後だけで交わした印象。時計以上にあった切れの差で勝ったが中山は合う気はしない)、というだけの結果だが、その勝ち馬も直線の短い競馬場や締まった流れではいかにも差しきれない感じを強めた。

福寿草特別(500万・京都20)

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 予想エントリで書いたように、中だるみから残り3〜4Fの瞬発力が求められることが多いのだが、今年は少し様相が違った感。
 やや重のため時計はたいしたことはないが、それよりも平坦度の高いLAPになったことが目を引く。上がり3Fタイムが馬によってバラつきが大きく、レース自体より個別の馬の評価が分かれるように思う。

タスカータソルテ
 イーブンペースを5-6-6-2とコーナー部分から進出したっぷり4F以上脚を使う。同じような競馬になった4着馬と上がり3Fで2秒以上の差、なかなかの決め手。
 こういうLAPをポジション上げての競馬、というのが好みであることを差し引いても、高評価できる。

マイネインティマ
 こちらも他馬と大差の上がり時計だが、7-7-7-7が示すとおり最後まで我慢して上がり3つに賭けた形、勝ち馬との内容差は歴然。
 スローの上がり競馬より、Hペース・前崩れでシマイに賭けて浮上するタイプの差し馬で、ラジオNIKKEIあたりに合いそうな馬に思えた。

ケープボルト
 1・2着と上がりが2秒以上違う分食われたが、他と比べると差のない上がりでよく粘っているといえないこともない。ただ、この流れで後ろを離して単騎の逃げなら残って欲しいところである。
 自身も上がり使えるような緩い流れでないと残れない、上がりをまとめる脚はあるがタフなレース向きではない、というところだろうか。 


寒竹賞(500万・中山20)

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 「この時期(2歳12月・3歳1月)の中山20はアテにならねえ」、個人的にずーっと言ってることである。
 上の福寿草特別あたりと比較するとよくわかるが、他場の中距離レースは基本は真ん中が緩んで上がり3つが速いのがこの時期の標準、スローの上がり勝負という奴である。
 が、この寒竹賞の過去のLAPにも現れているように、中山20(この時期の、1勝級レースに限定)は中が緩まない。どころか、5・6F2つあたりが一番速くなる部分と言っていいくらいである。
 瞬発力が活きるようなレースにはなりづらく、行った馬がそのまま残る前残りか、行った馬全滅の後ろ有利全開かどちらかになりやすい。で、そういう適正がこの後のトライアル・クラシックで求められる適性にはほど遠いため、あまり先に繋がらないのだと思う。だからこそ、マイネルがよく来るんだが。
 中が緩まない分、時計だけは2分そこそこのいい時計が出てしまうのだが、阪神あたりで時計は2分3秒・上がりは33秒台、みたいな馬にかなわないんである。

 ついでに補足すると、新馬・未勝利クラスだと皆来たがらず最初から最後までだる〜んとしたペースで、上がり最速の馬が勝つレースが多くなる。ところがそんな中山20で上がり最速というのは瞬発力というより器用さや素直さに依存して出たものであることが多く、上のクラスや他の競馬場に行くとさっぱり通用しないのがまた笑える。

 この寒竹賞では05年組から、シーザリオ・アドマイヤフジが出ているが、この年のLAPはちと特殊。
 テン2つ速い→3つ緩む→後半5Fロングスパート、という緩急から持続比べになだれ込む流れでありながら、上がり3つが最速で止まっていない。1・2着した両馬が24以上のコースで切れる脚を長く使って好戦したのもむべなるかなという気がする。

 ついでに補足すると、新馬・未勝利クラスだと皆行きたがらず最初から最後までだる〜んとしたペースで、上がり最速の馬が勝つレースが多くなる。ところがそんな中山20で上がり最速というのは瞬発力というより器用さや素直さに依存して出たものであることが多く、上のクラスや他の競馬場に行くとさっぱり通用しないのがまた笑える。

 こういう例外的なケースを除き、あんまり目先のクラシック戦線には繋がらない条件と思ったほうがいい。
 年末のニュービギニングをもうひとつ信用しとらんのは、そのへんである。(>ただ、ドスローの上がりだけから一転前掛り戦に対応した競走センスはあなどれん)

 と中山20全般に対する前振りが長くなったが、今年の寒竹賞はやや微妙。馬場をどのくらい見積もるか。
 上で上げた5・6Fが遅く、例年よりは「仲間外れ度」が低そうで一概に馬鹿にしてはまずい気がする。(笑)
 それでも、2・3着がいかにものマイネル、あんまりクラシック直結度高くなさそう。勝ち馬は、距離やペース面でのタフさがありそうでオークスならちょっと面白そうではあるのだが、そこに行くまでのレースではかなり危ない(>適正の異なる)人気馬のような気がする。 
 オークスに出てこられればおもしろいんだけどなあ。
 

2007年1月 5日 (金)

2歳戦総括・マイル牡馬編

 マイル路線は牡・牝分けないと多すぎる(笑)。
 まずは牡馬編。

 ひとからげに「マイル路線」としたものの、実際は3つくらいのパターンがいる。

1)12・14のスピードレースから距離を伸ばしてきたもの

2)マイル以上を使われた馬で、道中速いペースを経験したことのある馬

3)マイル以上を使われた馬で、速い道中は経験のない馬

 このうち、1)で距離延長して結果のでなかった馬は短距離路線のほうに回した。ここで扱うのは、マイル以上にすでに対応できた馬のみ。
 なんども書いて来たように、2歳戦(特に関西)が高速平坦LAP組に制圧された印象で、関東勢の上がり重視LAP組と対照的。さらに、高速平坦LAP組の中心は牝馬
 マイル以上で、しっかりした逃げ馬が例年に比べて手薄な印象がある。

 参考エントリ)

 ・牡馬14超18未満

ドリームジャーニー (NZT○)
 2歳チャンプに対しあまりといえばあまりな評価(笑)。
 が、正直、買いたいレースがあまり思いつかない。地脚は速いが末がそう長く使えるわけではない。似た印象のドリパスに比べると地脚だけで詰めるのは限界がありそうな感じがする。(>半分は、騎手のせいでは?)
 朝日杯は鮮やかだったが、前のだらしなさと出遅れが結果的によかったように思えてならない。
 今の段階では、とにかく東京では買いたくないという気持ち。中山なら20まで十分戦えると思うが、中山マイル巧者はほんとにその条件しか走らない馬が多い。
 個人的に、この馬にこのヤネはいたずらに馬券を難しくしているので勘弁してほしい(笑)。

ローレルゲレイロ (マイルなら常に▲くらいは)
 キングヘイローには本田優がよく似合う。サンデー時代の感覚からは、早過ぎる強気すぎるくらいの仕掛けで丁度良い。
 二桁の馬体増続けつつ、好内容で2着・2着。早い時期から使っているがまだまだ成長余地はある感じ。早めの競馬で決め手負けとどうしても善戦どまりの多くなるスタイルだが、相手を問わず▲くらいで拾うには躊躇しなくていいヒモ向きの馬という評価。
 この馬が距離持てばおもしろい存在になりうるのだが、2歳時にマイル以下で前に行って善戦繰り返すタイプで距離伸びて成功した馬ってあまりいないような。

オースミダイドウ
 SW産駒は逆境に弱い。のっけから厳しいこと言うが。
 楽に先行できる条件替りが一番の買い時、と思うくらいなのだがケガにも弱く故障から復活を遂げた馬が・・・。
 ごめん。

フライングアップル
 あまり評価してません(笑)。毎回、「北村が巧く立ち回ったなあ」という印象しか持てないまま3戦走られたのだが、これは北村がめちゃめちゃこの馬と手が合うのか実は馬がしっかり強いのかどっちなんだ。
 競馬が上手な馬なのは間違いないと思う。ただ、それを武器に2歳戦で好戦した馬を3歳になって追いかけたい気がしない。

マイネルレーニア (NZT◎)
 「マイル路線以上で逃げられる馬が不足気味」とみているので、この馬のポジションは本来妙味あるはず。が、陣営のコメント見る限り前に拘る意識がまるで感じられない。
 消極的な競馬になると、朝日杯のような先行して決め手負けばかりになりそうで。仮に、今後積極策に出てきたとしても、ここまでに長めを強気で競馬してこなかったツケが出て来そうで、中山マイルくらいしか買い場が見つけられない。
 
マイネルシーガル (きさらぎ賞○、NHKマイルC▲)
 使うかどうかはともかく、京都18なら狙えるかという印象。中山20・東京24という感じはしないし、阪神20だとちょっと距離分切れが鈍るかと思ってしまう。
 マイルCは十分チャンスがありそう。中山16なら<レーニアだが、東京16なら逆転のイメージ。

ゴールドアグリ (NHKマイルC◎)
 ドリジャと馬キャラはかなり被るが、こちらのほうが非力な印象。小回りも手前替えてばかりでぎこちない。
 爆発力はあるので、東京向きのアグリ・中山向きのドリジャとすみわけしそうな予感。
 距離が持たないというより、爆発力を活かすならマイルあたりがベストだろうという評価。皐月・ダービーでも3着くらいならあってもおかしくはないが。
 テンの不安がモロに出てきているので、目先静観で人気落ちてからマイルCで爆発、というのは勝手な希望。

2007年1月 2日 (火)

2歳戦総括・中距離編

 さて、距離別に2歳戦を総括しておこう。
 まずは、1800〜2000のカテゴリで。

参考エントリ)

 ・牡馬18以上20以下

 ・牝馬18以上20以下


 札幌の18ふたつ(コスモス賞・札幌2歳S)が締まったペースの好内容。2・3歳戦の上がり競馬で瞬発力勝負には不安大だが、先々レースの格が上がった場合に活きそうな底力面で期待できる。この2つの勝ち馬ナムラマースがまずはクラシックに向け最初の有力馬。

 中央に舞台が移ってからは、正直見るべきレースがない感じ。サンデーがいなくなったというのになぜか中だるみ・上がり勝負傾向のレースが依然多く、「中だるみのわりに、上がり物足りない」というレース評がやたら多い気が自分でもしていた。
 騎手の意識は依然「切れ優先」、なのに本物の切れ持ちがあまりいない
 このままだと、マイル路線から融通の効く逃げ馬が(>14超18未満で語るが、実はここも手薄)出て来れば結構持ってかれちゃうのでは?、というのが12月頭までの見解。

 が、12月後半に続々と有力馬が出走、あきらかに切れ上位に見える馬が現れ始めたため、クラシックらしくなってきた(笑)。
 切れ、という観点で大きく目を引く中京2歳S。時計的な面よりレース内容に大物感あるラジオNIKKEI2歳S。そして、いろんな意味で興行的に大成功のホープフルS(笑)。

 クラシックにむけてのここでの評価をまとめておく。


ナムラマース (皐月・スプリングS◎)
 札幌戦で見せた息の入らない流れでの強さは同世代でも頭ひとつふたつ抜けた印象。一方、ラジNIKKEIではっきりしたように瞬発力を問われると見劣るし、ペースが急に上がると反応が悪く一瞬置かれるような部分も気になる。押して上がる競馬は必須。
 いかにも合いそうなのは、スプリングS・皐月賞の中山ルート。逆に阪神20の前哨戦や、ダービーでは切れ負けする可能性がかなり高そう。前にもつけられるが、ラジNIKKEIのパフォーマンスを再現してしまいそう。
 同じ中山20でも、上がり寄りの傾向になる弥生賞ではヒモ評価くらいでいいと思う。

フサイチホウオー (共同通信杯・ダービー◎)
 父同様、東京巧者の匂いが強い。瞬発力そのものは父ほど突き抜けた感じはないが、父より動ける分で帳消しにできる。広いコース・長い直線は味方にできるタイプのように思う。
 現時点では、一番合っているのはすでに2つ勝ってきた東京18という感じ。ダービーでは距離そのものの不安は感じないので、今のところ「父同様で、大物感」と却って好意的に受け止められている感すらある追われてフラフラするあたりがどう解消されるかという気がする。一応、ダービー最有力候補。
 東京ではとにかく中心視せざるをえない一方、一番評価を下げたいのは、中山

アドマイヤオーラ (皐月・ダービー○)
 兄と違って、切れで勝負することになりそう。その切れは、中距離以上をターゲットにしそうな馬では最上位クラスに評価できそう。サンデー時代の有力馬に一番イメージが近いのはこの馬である。
 で、過去のサンデー有力馬同様、この後は道中が速くなったときにどうなるかが課題。あまり反応がよくないというか、自分で上がっていくようなところに欠けるように見えたのでペース対応力が極端にない可能性をちょっと感じる。
 賞金が足りないので本番前に二つ使ってくるだろうし、武を確保できればどちらかはシマイの脚を測ってくるか、いや、本番まで手の内を隠すか・・・。
 私的には「切れる一級サンデー」評価なので、皐月・ダービーとも馬券は十分ありそう。というか、両方2・3着のタイプに思う。
 シンザン記念に登録がある・・・、う〜ん、勝たないと思う(笑)。ここで賞金積み損ねると、押せ押せになってますます本番は着臭くなる。

ニュービギニング (弥生○ 皐月・ダービー無印)
 やや辛い評価か?(笑)
 トライアルまでは使い分けて武を確保してきそうではある。本番で乗ってもらえるかどうか。Aのほうが(馬主の力が)強そうに思うが。
 ドスローの新馬戦、超前掛りのホープフルS、両極端の流れのレースを征したセンスは評価できるし、上がりはしっかりした脚を使える点で力は認められる
 しかし、トーンがずいぶん低い。意識的に弱気にいう部分は理解できるが、あまり自信は持ってない気がするんだが。その割に、周囲には本番までは少なくとも無敗を強いられそうだし。
 ・・・どうも前走は、前掛りになるべくしてなったレースに思えるんだよね。
 一定の評価はしつつ、この馬には張りにくい。

ヴィクトリー (毎日杯◎・皐月△)
 BTを再びクラシックの有力候補に考える日が来ようとは。
 私の中で、最近のBTのスタンダードはビッグプラネット。ただし、この馬はリンカーンの下。あまりにタイプが違いすぎてなんかイメージができん(笑)。
 この2走は逃げようとして逃げているのではなく、スピードの違いとキャリア不足で行きたがる面からの理由に見えるので、内容はけして悪くない。抑えが効けばほかの競馬は十分できそうではある。
 正直、一番判断つかない馬。ただ、同じ時期の兄のようなレースでのモタモタ感がまったくなく逆にスピード面優位を感じさせすぎる分、距離が長くなるより20までという印象を受ける。
 毎日杯あたりなら前に行って押し切りそうだし、皐月でもヒモなら、という印象。その先の距離はとりあえず疑問視しておこう(笑)。

サンツェッペリン (スプリングS△)
 長くいい脚は使える、瞬発力が前面に出すぎるレースになると切れ負ける。テンビー×オジジアン、いつまでも狙う馬でないのはわかってるので本番前のTRでヒモがラストチャンス臭い。でなきゃラジNIKKEI(福島18)。
 速い馬が引っ張ってくれるレースでないと出番はない感じだ。

ゴールドキリシマ
マイネルソリスト
 共に悪い馬じゃない。前に行って、後ろと上がりが変わらないレースで粘りこみ。ただ、後ろに道中で脚を使わせたというより、この路線で前に行く馬不足で行ったメリットを最大限活かした印象&サンデー不在の時代に合った感じ。
 相手が上がってホントに切れる馬が出てきたときに、前々で勝負できるだけの競馬はしておらず、行くか控えるか中途半端になりそうな気がする。
 そろそろスピードに特化せざるをえないと覚悟決めてハナ主張してくる馬が出る頃なので、先行馬として展開を味方にするのはだんだん辛くなる
 あんまり、この先買うところがないような・・・。

ダイワスカーレット(牝) (桜▲・オークス◎)
 オークス向き、というよりも現時点で距離に対する不安が一番ないというだけなので、こんなもん本番までに何ぼでも変わる。
 初戦はロングスパート、2戦目は超上がり勝負、このあとどこに出てきてもすごく買いやすい馬である。格もコースも距離も、不安を感じなくて済む競馬っぷり。
 桜とそのTRをどうしようかなあ、とか考えていたが、いきなりシンザン記念に登録してきた。ここでも勝負に、なるだろうなあ。
 桜はマイル適正高い差し馬に屈して2・3着、オークスで雪辱パターンの世代上位の中距離馬パターンのような気がする。

 だいたいこんなところでしょうか。
 阪神JF・朝日杯FSを使った馬はマイル(14超18未満)路線で触れることにします。

2006年12月 9日 (土)

牡馬・14以下

14以下・牡馬

最終更新日:061209



千両賞・500万下 阪神14

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 14、という距離に変わってからとにかく前残りの多いレース。改修してもこのレースの傾向は変わらなかった。というか、「改修・ゴール前の坂」という乗り手の様子眺め意識もはたらいたか、テン3つは速いがその後2つでしっかり息が入る中だるみLAP。
 こうなるといくら直線が長かろうと、極端な上がりを繰り出さない限りは後ろは届かない。

 ここまでに速い道中を経験してきた馬が真っ当に上位を独占。

 
あけび賞・500万下 京都12

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 これまた前傾度の高いLAP。00年もそうじゃないか、といわれそうだが、このレースではLAP作った馬がそのまま逃げ切っている。・・・カルストンライトオ
 今年はほんと、小倉→京都でカルストン適性満開。12・14は前傾型・高速平坦型のスプリンターしか勝負にならず、距離適正長めの馬や後傾型の馬にまったく出番が廻ってこない。
 阪神でそのへんがどうなるか、賞金積み損ねている出遅れた「クラシック向き」組の巻き返しに非常に興味のあるところ。

1着:前走、前傾LAPの500万(京都14)を先行して3着粘りこみ。初戦はそれなりに上がりもまとめており、切れないが速い流れで粘れる強み。
 ここまでの関西のレースの流れには合う馬。ペースが緩んで、どこまで上がり使えるかが課題

2着:やはりジリ。2着には来たが本質は上がりのかかる競馬でしぶとく伸びて差す馬だと思う。
 京都・東京の速い馬場では一押し足りずだが、阪神になれば・・・。

3着:馬券に残られてしまった。ハナに拘らないという点で見直しはできるが、上がりがやはりネックの前傾・高速平坦LAP向き。
 このタイプを競馬場替り・距離延長で「Hペース演出し沈没」係とみていくのが今後の狙い目のような気がするがどうでしょう。

5着:前傾型から後傾型に戦法(>合うペース)変更確定。

6着:行き脚が悪く良さ出す形にならず。クロコだけにマイルで先行・粘りこみの見直ししたいが、ちょっと調子落ち?。


500万下 東京14

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 良発表だが小雨の中、この日は全体に「前へ」意識が強く追い込みづらい上がりのかかる馬場
 時計的には京王杯と見劣りしない内容に思う、違いは適正面で、かなりスプリント寄りの流れに思えた。

1着:東京14を2連勝。前走はスローで上がりだけの競馬だったので、今回速い流れを前で押し切ったのは優秀。
 逆にケチをつけるなら、距離が延びるのがまったくよさそうには思えない点。マイルになると溜めて切れる馬が出てくるので分が悪そう。

2着:この馬もイーブンLAPのスプリンターという印象。14までではないか。

 上位1〜2着はスプリント適正の高さを生かして押し切った感じ。マイル適正は3着馬あたりが一番ありそう。4・5着はあまり評価できないように思う。

6着:切れる脚は持っているがスタミナが極端に足りないのか。直千馬である可能性に期待。絶対覚えてないだろうけど。


京王杯2歳S・G3 東京14

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 馬場の影響をどの程度見込めばいいのか難しい。例年より凹凸の少ないLAPは、ここ(中だるみの東京)専門である可能性を減らしてくれるのでこの後も買えるところは例年よりありそう。
 にしても、上がりは止まりすぎで、出負けして負けた差し・追い込み系の馬には見直す余地大きい。

1着:一応及第点の内容だが、この馬が勝つ流れができていたのも事実。朝日杯で軸にしやすい「締まったペースで前に行ける馬」というには、ちょっと小粒な感じ。
 朝日杯・共同通信杯という流れ(ストーミー・リシャ)よりは、アーリントンCのほうが似合う気が。

2着:これまた、速い時期・メンバー揃わない阪神・中山マイルという印象。朝日杯ではないだろう。
 凹凸の少ないLAPで流れ込むのが得意な印象が強く、緩急LAP・瞬発力レースは疑問。

3着:いちょうSで上がりまとめた3頭は東京ではそれなりに足りることを証明。差し脚のある馬がここは4頭いたが、唯一流れに乗れたのが大きい。切れでは見劣る。
 流れに乗れない・合わないと大敗だと思うので、また人気薄で穴を開けると思う。

4着:出負けとコースロス、馬場、敗因のテンコ盛り。

5着:同じく。騎手は「3番手くらいでレースをしたかった」コメント。4着馬に爆発力で見劣り、安定性で優るというところか。出遅れなければね(笑)。

10着:「前走もけしていい勝ち方とはいえなかった」ノリさん。
 安定感に欠けるし、テンの脚がないのは現時点で致命的なビハインド。まだまだ人気しそうだが、出脚やヤネのトーンが変わってくるまでは見送りが正解。
 少なくとも東京に戻ってくるまでは静観。



500万下 京都14

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 やや重にも関わらず、過去5年と比べても断然に速いテン3F。その分上がり3つにツケが廻る前傾LAP
 逃げた1頭は小倉2歳S組、ストラテジー。京都は高速馬場という乗り手の意識と小倉からの高速平坦LAP組が引っ張って、西の短距離戦はこればかり。

1着:18→16→14と、普通と逆の使い方になったが、速い流れのレースにしっかり対応できた点は評価できる。-7-4・上がり1位という見た目ほど強いとは言いにくい。なにせ残り3F目から前は12秒台に落ちてるので。
 距離が延びたほうが間違いなくいいと思う、ただ、次は相当の確率でかかるのではなかろうか。

2着:高速平坦LAP経験済。武で控えて脚を使ったが勝ち馬には完敗。ペース考えると3着馬のほうが評価できる印象。
 阪神がパワー寄りの馬場であるなら、阪神替わりで軽視したい1頭。500万級は勝ち負けする力はあるのだが。

3着:→あけび賞1着
 先行崩れの流れを前に行ってそのまま踏みとどまった点で2着以上の評価。次走、前傾LAPのあけび賞を勝ったのも納得。

10着:評判馬であるが、小倉2歳S・こことかなり速いペースで前に行って大敗。控えられない馬なのか。
 ダート替わり・距離延長、条件替りできそうだし人気もしそうだが、オカベさんなら言うであろう。「馬にレースを教えるのが先」。
 親子の情を断って、乗り替わったら、買うテあり。



・福島2歳S・OP 福島12

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 福島12らしい前傾型。後ろから2つ目が速くなっている分、先に動いた馬と最後まで貯めた馬の評価には差がつく。

1着:早仕掛け気味で残った分、着差以上に評価。

2着:こちらも早目に動いての上がりは評価。

3着:こちらは評価しづらい。脚質ショックにも思え、二番は?

4・5着:ジリ。

12着:ハナを切れなかったのは大きいが、もともと止まり方の激しい馬。


・くるみ賞・500万 東京14

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 真ん中が緩む東京LAPだが、最後の1Fのかかり方は不満。止まった先行2頭が3・4着で、低レベル戦の可能性大。
(追記:この日の内は全く伸びず、どのレースもラストは止まり気味。若干、先行馬に擁護の余地アリ。>情報提供:Jr.氏)

1着:-4-6と十分引き付けてこの上がりは、不満残る。

2着:現状500万で物差しとして機能。

かえで賞・500万 京都14

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 レコード。テンも速いが、中3つの揃い方が異色中の異色。後ろが届かない、以前に前と差のない上がりしか出せないレースであり、馬場が極端に速かったことと、高速平坦LAP適正の比重が高すぎるレースであったことをうかがわせる。

 1〜3着の高速平坦LAP適正が高い、以外は参考外か。


すずらん賞・OP 札幌12

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 ラスト3つの時計がかかる、前傾型というより札幌らしいLAP構成で水準級。
 福島2歳Sで、ここで1着入線した馬が評価できる勝ち方。開催後半の福島(>前傾気味で上がりがかかり、追い込み有利に前の馬が残るイメージ)と、適正は近いかな。


ききょうS・OP 中京12

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 阪神改装で中京12で行われたききょうS、過去の比較はなし。
 後からのレース解説なのでいえることだが、ちょっとおもしろい。LAP自体は逃げたスーサンライダー(小倉2歳3着)が作ったものなので、やはりというべき速い平坦LAP。ただし、開催後半の中京だけに粘りきれず34.3-34.5のイーブンLAPを踏んだマイネルサニベルが勝利。
 ここまで、短距離戦が(特に小倉・京都組)ワンペースの高速LAP偏重で進んでいるため、この手の出し入れに妙味あるケースが出てくることに期待。

1着:貴重な平均LAP型。このタイプを今後発掘するもよし。すでに適正示したこの馬は覚えておきたい。

2着:高速ワンペース軍団の、準主力。


カンナS・OP 中山12

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 時計は例年並だが、勝った馬が逃げ切りだけに「速さ」と「モロさ」が同居した感のあるLAP。
 中山の馬場がまだ速い(3日目)時期なので、ラストは止まったとみたほうがいい気がする。

1着:福島2歳Sで露呈したように、速さとともに現状行けなかった場合のモロさ、上がりの止まりっぷりが見て取れる感じ。今のところは、馬場や展開に注文つく印象。


小倉2歳S・G3 小倉12

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 今さら何も言う事はない、「止まらない小倉全開」に後押しされた、「ダッシュ最速」レース。そもそも前走も小倉で11.9-10.5くらいで入って逃げ切ってる馬がゴロゴロいた。
 極端に入りの速いレースで共にメンバー1位の上がりを使って1・2着した両馬の高速平坦LAP適正はダントツ。

1着:ファンタジーS1着へ。

2着:ファンタジーS5着。このレースでは、こっちのほうが距離延長への対応できそう、伸びても上がり使えそうだったが。

3着:ききょうS2着へ。

↑ ここまでは、高速平坦LAP◎組。

5着:やや無理をした感。本来はここまで前傾LAPは?
 
11着:今考えると、高速平坦LAPでSWを1人気はない感じ(苦笑)。馬場傾向が変わればの、平均LAP型のスピード馬か。


ひまわり賞・500万 小倉12

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 これは例年より低レベル。
 まあ、九州産馬限定のこのレースを評価する人はあまりいないと思うが。
 高速馬場だった小倉で、例年以上に早くペースが落ちており単純にスピード不足が疑われる。

1着:→小倉2歳S14着→ききょうS10着

2着:→野路菊S9着

 ま、そんなもんです。


500万下 札幌12

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 勝ち馬にここと次を持って行かれる(>すずらん賞は1着馬が降着)のも納得、逃げた勝ち馬のLAPは4F目までスピードが持続するこの時期の2歳にしては立派なもの。


ダリア賞・OP 新潟14

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 やや重をどこまで考慮するかだが、まず評価できるレースと言ってよい。特に、緩みを入れがちな4F目の出っ張り方が小さい点が好感

1着:この先をある程度知ってるインチキ解説(笑)。
 中だるみが最小限に抑え、自ら逃げ切ってLAPを作り上がり2位にまとめる。おそらく、関西高速平坦LAP軍団とも伍していける。
 朝日杯でアテになる逃げ馬候補になれるか、クラシックまで意識できるか、使い方に注目。

2着:同じくインチキ解説。
 上がり3位で後方から2着に上がったところは評価できる、LAP自体は前残りでやすいものにも思うし。
 ただ、勝ち馬と5馬身差・上がりも負けというのは、一線級との格差・善戦タイプの予感。

3着:上がりは足りないがしぶとさは感じさせる。サンデー2世産駒はみんな仕上がり早で初戦は上がり上位で勝ち、1勝馬同士だと切れ負ける馬が多いな。

4着:→福島2歳S
 速さで1着に及ばず、粘りで3着に及ばず。


函館2歳S・G3 函館12

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 函館が意外と外差しに移行せず、結構焦れてた今年の夏。ちょうどこの前日後半くらいから短距離で外差しが効き始めたかな、くらい。
 上がりがまとまっている分例年よりいい時計だが、そういう馬場背景考えると丁度例年並みに思う。
 レースそのものは、「外枠BOX」作戦が正解。来年は絶対意識しよ。

1着:「外枠BOX」を強調したくなるインがごちゃつき怯んだり不利受けるレースで終始スムーズに競馬できたのは大きいし、うまく先行勢を目標にできた。
 休み明けから走るバクシンオーなので、次に出てきたときが真価問われる1戦。

2着:勝ち馬には目標にされた不利の差、2着争いでは3着馬を抑えた粘り、1番評価できる内容だったか。距離延長に対応期待できるものだった→デ杯2着

3着:4角の手ごたえの割に、2着馬を交わせず。距離伸びたほうがいい(>追走で末なくした)のか、距離延長は怪しいのか微妙。

4着:→500万の物差し


フェニックス賞・OP 小倉12

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 ここからすでに止まらない小倉、このレースもご多分にもれず例年に比べて後ろから2つ目の落ち方が小さいのが注目。
 ここを上位の3頭が、その後明暗分けるというか、バラバラの道を歩んでいるのをどう評価すべきだろう? 

1着:→小倉2歳S惨敗
 ゴール前でやっと捕まえた、という印象で小倉2歳Sでは1人気の割にスピードレースへの不安を指摘する人は多かった。
 で、この馬自身は入り3Fはここと全く同じタイムで入っているが、上がり3Fを2秒半落とす結果。3番手でレースに乗っていたから上がりを使え、若馬だけに後方で外廻らせたら闘志が失せてた、ということか?
 切れが武器ではないと思える。少なくとも、貯めたら貯めただけ脚を使えるという馬ではない気がする。ラクに流れに乗れる距離で前で競馬させたほうが最後まで伸びるのではないか。

2着:→新潟2歳7着・りんどう5着・サフラン14着
 1着馬と違って、緒戦から平坦高速LAPを勝ってきており、スピード寄りの適正高く現状は迷宮にはまりこんでいる感。見直せる条件に出てくるか、効果が出て換わってくるかだが・・・。
 母父ミルジョージって、結構ローカル向き(>ただし上がりかかる競馬向き)の短距離馬出してたので、前者のほうがありそうな。

3着:小倉2歳S3着→ききょうS2着


マリーゴールド賞・OP 新潟14

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 そっか、内回りの14だ。
 入りがスプリント寄りに入って、そのまま最後までイーブンで流れたレース。

1着:→ファンタジーS3着
 東京16や阪神20デビュー組、逆に小倉12組と違ってある程度速い流れと締まったペースからの上がり勝負を経験しているだけに評価したくなる。このレースは上がり1位、とはいえ大きいところを狙っていくには瞬発力を測っておきたいところ。
 その意味でこの後ファンタジーSは丁度良かった。

2着:→くるみ賞1着
 1着と同じことが言える。で、くるみ賞の評価を参照下さい(笑)。

3着:→11.12時点で、すでに書ききれません
 あと5回書く機会があるのでそちらで。この馬の成績を見ると涙がこぼれます。

4着:→いろいろあって福島2歳S1着
 こちらは12路線を進んでいるのは正解だろう。そっちで強さを示しているだけに阪神JFとかそこそこ人気集めそうだが、このときの内容は距離延長は疑問な感じだ。


ラベンダー賞・OP 函館12

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 あんまり今となっては語る意味なさそうな(笑)。
 前傾度高い分、上がりがかかって特に評価できる馬もいない。

3着:→函館2歳2着→デ杯2着
 このレースの内容からはその後の2戦は想像できないなあ

牡馬・14超18未満

牡馬・14超18未満

最終更新日:070105


ひいらぎ賞・500万 中山16

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 年によるLAPの振幅が比較的少ない、例年同じようなレースの行われる条件。みしっと凝縮度の速い前半分、12秒を挟んだ持続力勝負になる後半。12組・スピードで勝ちあがった馬が行くしかない分、前半の主役と後半の主役がガラリ交代しやすい、後ろが有利な流れ
 その中で先行して勝った勝ち馬は好印象。距離短縮で後ろからの競馬になったものの2着確保のトーセンもやはり能力は一定の評価が出来るように思う。


朝日杯FS・G1 中山16

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 ちょ〜っと、低レベルだろ(笑)。今年は前に行く馬で軸に出来る馬が例年より小粒、というのが出た感じ。まあ、短いところの高速平坦LAP戦も、上位は牝馬だったしなあ。
 スピードで主張したい馬・できる馬が不在で全体に遅いペース、なおかつ後半部分で後ろから2つ目だけにポコっと11.1が来て後は12秒というのは、追い出しを遅らせて前に行った馬に余力が十分あるはずの状態でありながら止まったというだらしなさをうかがわせてしまう。
 後ろに圧倒的に不利な流れに思えるので、これを後ろから差しきった勝ち馬は立派だが、正直前がとにかくだらしなかった。普通なら着拾いで終わったレースのような気がする。


ベゴニア賞・500万下 東京16

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 おなじみ東京型中だるみLAP。上がり勝負である。
 時期(>というより、出てくる馬のレース経験)の差かこちらのほうが入りが速くなるのは例年のこと、内容的には互角くらいか。まあ、同じ馬が同じような競馬で3着・2着なわけだし。
 基準にしたかったエイシンイチモンジは本人が走らなさすぎた感じ。

1着:実際に18ですでに勝鞍あるが、もう少し長い距離での競馬のほうが安心に思う。トップスピードが速いというより、反応や加速がいいタイプで短いところで緩急がつかない競馬ではよさがでにくいような雰囲気がある。

2着:切れない馬なので先行しての粘りこみが生きる道。東京の瞬発力勝負は本来分が悪い条件のはずで、条件替りでアタマから狙える。まあ、堅実なのでどこでも人気するだろうが。

3着:勝ち馬と対照的に、エンジンがかかれば速い脚があるが反応が悪いため脚を余らせて負けるケースが多くなると思う。前に行って押しておいたほうが、結果的に上がり時計はまとまりそうで、控えたがる乗り手は溜め殺しそう。

5着:ゲートが今回も悪い。切れはあるのでしばらく我慢。



500万下 京都16

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 東京っぽい中だるみLAPの上がり勝負、上位3頭がそのまま上がり上位だが、まあ当たり前だ。こんな少頭数の中だるみだと上がりだけの競馬にしかならん。
 これも良ながら小雨。上がりが多少かかってもやむをえないが・・・、ちょっと「切れ」としては不満が残る。

1着:コスモス賞組はやはり3着までとそれ以下で壁があるか?
 切れる脚はない感じ。逃げ馬が外に膨れ気味なのを見て内に切れ込み、コース取りだけで先頭に踊り出てそのまま粘りこみ。
 能力を高評価はしにくい内容だが、ヤネの指示ですっと動ける素軽さは、馬券につなげやすい。

2着:逃げた馬に外へ外へと振られる不利、シマイの脚は見所あったので「上がり3位」という字面以上の切れはある。

>一瞬の切れはない、マクリでいかに脚を使いきるかだと思うのだが。

 コスモス賞2着時の評価。多少修正の必要あり。カミソリのような切れはないにしても、締まったペースや長く脚を使う展開でも上がりをまとめられるのは強み。
 軽い切れを持つ相手に切れ負けて2・3着が多くなりそうではある。


きんもくせい特別・500万 福島17

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 3つ目のFから落ち着いたLAP(>逃げ馬が10・12しか経験なしの距離延長)のため遅くはないが楽なLAP。しまい2つ目で11.4が出るくらいで勝ち馬などはかなり有利な流れ。
 一番強い競馬をしたのは2着馬のように感じるが、この馬も前2走は大敗。それほどレベルは期待できない。


いちょうS・OP 東京16

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 前4つが少し速い分、逃げ馬が苦しくなって5つ目にLAPを落とし最後3つが11秒台。例年よりは、他の競馬場でも通用しそうなLAP構成。今年は軽視するのはやめたほうがいいようだ。

1着:向こう正面で致命的な不利。今年は少ないサンデーっぽい切れ(母父:サンデー)。去年までと違う傾向のレース多い印象(主観だが、短距離は平坦高速、マイル以上は締まったペースと上がり勝負が少ない)で、距離伸びて道中緩みだすと強みでるかも。
 もっとも、距離延長不安な父ゼンノエルシド。

2着:→黄菊賞4着。
 道中平均的に脚を使い、粘り込むのが身上タイプ。決め手勝負は分が悪そう。
 と、みていたが武のコメントみるに、気性面であえて控えさせなかったようで、どこかで控えて切れ試してくる公算大。

4着:また中央の芝使うことがあるなら覚えておきたい。


デイリー杯2歳S・G2 京都16

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 3つ目から12秒ペースに落ち着いたので、平均ペースからの上がり3つの切れ勝負という見方になるだろうか。で、とみると1頭別にして上位馬の上がりに差がない。レベルの低いレースというのではないが、切れを売りに上に行ける馬はここにはいないのではないか。
 ここの上位は中山・阪神マイル向きのイメージが。

1着:差して結果は出せたが、切れでこの後大きいところを闘おうというのはどうかと思う。先行力を矯めないほうがよさそうに思うが。

2着:距離は大丈夫な感じだが、ペースに緩急がついたときにどうかという気がする。
 不安視することはないかもしれないが、前が止まって開くのを待たされた分、それでもインに固執した分、トップギアを使った時間と距離は短い。

3着:ギアを上げるのがスムーズでなく、ようやく反応して目を見張る脚を一瞬だけ使う。今乗ってる人にはむつかしいと思う(笑)。

4着:1頭だけ次元の違う脚を使ったが、道中の位置取りも次元が違ってた。過信禁物。



芙蓉S・OP 中山16

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 きれいに、テン速い−1つ緩む−上がり速いとバランスのとれたLAP。中の緩みがひとつだけ、それも緩みすぎずのためにどれもそれなりの時計(36.0-24.2-35.0)。
 東京型の中二つが大きく緩んで上がりが34秒そこそこのLAP組は、短距離からの距離延長組がペースを締めてかかるとイチコロパターンが多く、逆に18以上の12秒ペースの平坦LAP組は緩急(の急)に対応できず苦戦しがち。
 2歳〜3歳春くらいの競馬では、こういうバランスのいいLAPで強みを発揮する馬がアドバンテージ大と考える。

1着:これを出負けしての後方から楽に差し切り、強い。

2着:勝ち馬には完敗も、3着以下には3馬身半の差。道中早めに追い上げ馬群を割る競馬は魅力、安定感も。
 →と、思ったら、次走(赤松賞)出遅れ、競馬にならず。

3着:→いちょうS3着

4着:→きんもくせい特別3着

5着:→サフラン賞9着

6着:→京王杯2歳S3着

7着:→くるみ賞2着

9着:→きんもくせい2着

8着馬の次走は?(笑)


新潟2歳S・G2 新潟16

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 かなりゆるい前半→極限の瞬発力勝負になってしまった印象で、レース自体はどこかに繋がる内容ではないと思う。
 個別に各馬の特徴把握したほうがよい。

1着:トップギアはラスト1Fだけ。速いところを地脚で詰めたのは評価できるが、いい脚は長くは続かない。
 →京王杯4着 

2着:2戦続けて直線早々に前に並びかけられるコーナー部分が遅い競馬になったのがよかった。並んで本領発揮。
 道中の速い競馬はかなり不安。
 →ファンタジーS11着

3着:いやいやスローで逃げてみたが、決め手はやはり見劣る感。ヘタに上がりを引き出して来年に臨むことに拘ると良さ殺しかねない気が・・・。
 →京王杯1着


クローバー賞・OP 札幌15

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 今振り返ると、
「このレースを先行・ちょい差した勝ち馬はスピード優位あるよな」
「このレコードLAPを逃げて2着した馬は、どうみても距離短縮したほうが良さでるよな」
と。(笑)

1着:→札幌2歳S2着→ファンタジーS2着
 これ、終わってみると巧い使い方かと。

2着:→札幌2歳S、逃げられず大敗
 札幌2歳Sの負け方は、速い短距離馬が距離伸ばして不本意なペースでハナを譲って却ってスタミナ失くすパターンに見え。短距離に戻れば。