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07クラシックへの道

2007年4月10日 (火)

桜花賞回顧

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 時計はチューリップ賞と同じ。
 3つ−2つ−3つで分割すると、

桜花賞:35.7-24.1-33.9
チューリップ賞:35.4-24.4-33.9



 今回ダイワと3着カタマチの差が5馬身、前走のダイワと3着レインとの差が6馬身。
 「ほとんど再現のようなレースで、ウオッカが前走ほど弾けなかった」という見方でいいのかな?
 「開催進んで馬場差が出ている分、ウオッカが前走並み、ダイワのほうが上積み乗せてきた」と考えるべきかな?

 たぶん、どっちも違うと思う。走破時計や3つ−2つ−3つに分けると似通ったLAPになるが、桜花賞は3つ−2つ−3つのレース、チューリップ賞は2つ−3つー3つのレースだったように思う。

 同じスローでも、チューリップ賞は二つ目の10.9で二の足使ったダイワがハナを主張する形になって、「ダイワと競るより、行かせて権利を拾う」競馬を多くの馬が意識したためはじめのふたつで隊列・流れが定まり、3つ目からはすぐゆるんで上がり3つの瞬発力勝負。
 すでに回顧でも書いたが、テンのダイワの無理が最小限ですんですぐに落ち着いたため逃げた同馬には楽なレース。一方でウオッカにとっても前の敵との間合いを計りやすかった。

 一方、桜花賞はテン2つの比較ではチューリップ賞より1秒遅い異常事態。一応、アマノがハナを切る格好はついたものの、速い馬は収まりがつかず隊列が定まりレースが落ち着くのにもう1Fかかった。結果、3つめのFは桜花賞がチューリップ賞より.7速くなる。
 4・5F目の中ふたつは12秒台の中だるみ、上がり3つは極限の瞬発力勝負。
 結果的に、2つ目から3つ目にかけての過ごし方が3強の明暗を分け、ラスト3つの時計の作り方にヤネの巧さが光ったと考える。

1着:ダイワスカーレット −
 結局、この馬の唯一の弱みはシフトアップが早くない・巡航速度に達するのが遅いということになるのだろう。1速→2速、2速→3速、3速→4速、ギアを上げるのに他の馬より制御時間と制動距離を余分に必要とする感じ。
 問題の2・3F目でこの馬は前回同様二の足を使って前に行くほうを選択、これは当然同じ部分を動かずタメにかかった他の馬に比べては不利。・・・なんだが、シフトアップの悪いこの馬にとっては、どのみち他の馬に比べて遅れて長くギアを上げてかからないと置かれるため、あまり痛くないロスじゃなかろうか。ついでに、スタミナ・底力面で強みを持つ馬なので、他馬より余分に脚を使ってもこらえがきいた。
 で、上がりの3つ。前走は11.1-11.0と直線入り口で一気に4速にあげてそのまま引っ張ってるイメージ(>5速を並ばれるまで残したが)、今回は11.6-10.6とじっくり制動距離をとって加速した分、トップスピードが伸びた感じ。
 相手のデキ・ヤネの扶助を言う向きもあると思うが、今回についてはそれ以上に「相手に並びかけさせないスピードのメリハリ」が利いていた・自分と相手の脚を見切ったアンカツの好騎乗、の賜物のという気がする。

 なんだかんだ言いながら、この馬の瞬発力は世代トップクラス。スタミナ・底力も十分。隙はシフトアップの悪さによる前傾型レースへの対応力不足くらいで、それが致命傷になりそうなここを展開の助けも合って通過した以上、このまま3つ持ってく可能性は高いのでは。

2着:ウオッカ ◎
 ちまたで言われるほど、デキが敗因とは思わないけどなあ。あの形で差しきるって、上がりナンボで上がるのよ? 瞬発力偏重盲信じゃないの?(>毒)
 この馬は序盤の分岐点2・3Fを動かずタメに専念。ロスは減らしたが結果的に序盤の位置取りが最後まで響いた。その分、早めに動いていれば・・・、というのはあるだろうが、それは無理かと思う。勝負どころではこの馬自体はかなり無理なシフトアップしてるように思う。デキもあったかもしれないが、直線入り口で苦しがったり直線でフラフラしたのは無理に短時間・制動距離なしでシフトアップしたツケが足回りに来てるようなもんじゃないのかな。極限上がり勝負の無理な末脚引き出し合戦になるとけっこうどんな馬でもふらふらになるよ?
 あれだけやれたので、「デキが本物なら」「ヤネが最後巧く乗っていれば」になると思うが、2・3F目のすごし方でほぼ勝負あったように思う。むしろ、タラレバで逆転あったと思えるレベルにまでよく帳尻合わせたな、という評価。
 逆に言えば、普通ならそれで帳尻合わせきるくらいこの馬は強かった。帳尻合わせきれないだけ、勝った馬も強かった。

 ついでに全く個人的なタラレバ言うなら、テン3つがあとコンマ5速ければウオッカが勝っていたと思う。あるいは、2・3つ目のポイントでこの馬もある程度前についていけば、逆転の可能性はあったしそれで逆転するできるならこの馬のスタミナにも期待かけられるところ。

 現時点では、絶対的能力でオークスもダイワに食い下がる可能性は十分あるが、どうしてもタルみの入る24より締まった流れの16〜20くらいまでのほうが得意の土俵と考える。

3着:カタマチボタン △
 内枠から前につけたことが直接の好走要因だが、今回のメンバーでマイルに適正がある馬の中では中だるみLAPへの適応力をもっとも備えていた馬だったことも大きい。
 で、タルんだからといって切れる脚が使えるわけではないのでクイーンCのように中だるみでも勝ちきれないレースは多くなるはず。中山だろうと阪神だろうと京都だろうと、マイル戦なら好戦して勝ちきれず、タイプ。

4着:ローブデコルテ ▲
5着:イクスキューズ ○
 共に上がり33.5で上がり最速。
 「タメれば切れる脚が使える」というよりも、根本的に(3強除けば)ここでは「速さ」で優位に立つ馬。どこで速い脚を使うか、の次元になってしまったレース。はなはだ不本意(>誰にとってだ・笑)なレースになった気はするが、真っ当にこの中では実力どおりの着順に収まった感。
 仮に逃げてようが前につけてようが、この日のペースの中でならどんな競馬をしてようと1・2着にはかなわないが掲示板には乗っていた気がする。
 それだけに、「速さ」で信頼は寄せられてもこれ以上の距離延長は疑問符がつく。
 イクスキューズについてもう一言。流れ適正・脚質、どんだけこの馬の幅はひろいのかと(笑)。パンチ力が足りないのがつくづく残念な、ミス器用貧乏。

6着:レインダンス −
 最後の脚色がいっしょになってしまったので、思ったほどいい脚が長く続くわけでもないのかも。オークスにむけてはちょっと割引。

7着:アストンマーチャン ×
 入れ込んだことと道中遅いペースでの精神的スポイルが大きいので、マイルは持たないとまでは言い切れない。ただ、この次のNHKマイルCは近年どんどん底力不要化が進んでる条件なので、折り合いはカギ。
 気性もふくめて14以下が万全の能力発揮できる土俵では?

13着:ショウナンタレント −
 スローペースにした張本人、的叩かれ方をしてますが、まったくこの馬を買う気なかった&逃げることすら危ぶんでいた立場からフォロー(笑)。
 はっきり言って、この馬は一番自分の力を出せるLAP踏んでたと思う。これ以上速いLAPで戦える素地はこの馬の戦歴からは見出せない。高速平坦経験皆無の逃げ馬がここは、かわいそうな条件。
 もちろん、G1なんだからとにかく前で勝負する姿勢を見せて欲しかった、という感想は(>私も)持って当然だが、「今まで一度も見せていないものを、ここ一番でも見せなかったからといって、ヤネを責めるのは酷ではないか
という気がします。まあ、ヤネの性格からも博打打つよりは馬本位を優先する人だし。
 私自身は、コメントでちょっと書きましたが、○▲つけた2頭がなんだったら逃げてくれてもいいとか思ってました。

2007年3月29日 (木)

3月4週3歳戦回顧

本日の回顧レース

 回顧する余裕がないのでひとまずLAPのみで更新。後日(>本番前には)コメント入れるようにします。

山桜賞(3回中山1日) コメント未作成
毎日杯(3回阪神1日) コメント未作成
はなのき賞(1回中京8日) 
君子蘭賞(3回阪神2日) コメント未作成



山桜賞(中山18)

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毎日杯(阪神18)

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はなのき賞(中京12)

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(参考)
2R 未勝利
 12.2-10.6-11.3-12.0-12.8-12.4
 34.1-37.2
 2着コスモヴァシュラン -15-13
 35.50−36.3

11R 高松宮記念
 12.0-10.6-11.2-11.4-11.8-11.9
 33.8-35.1
 2着ペールギュント -11-11
 34.50-34.8

9R はなのき賞
 12.1-10.4-11.1-11.6-12.5-12.7
 33.6-36.8
 4着ネバーチェンジ -17-12
 35.3-36.2

 高松宮記念より速いテン3F。前があまりに速く、残り3F地点で前7頭が33秒台で通過、8番手以降は34.6で通過と先行集団と後ろの間隔が0.7と大きく離れてしまった。いくらHペースでも超絶上がりを繰り出せるような馬場でなく、こうなるとさすがに前の7頭にしか権利はない。
 このペースで入った激戦の先行勢で36秒台後半でシマイをまとめた1・2着は強い、という以前にあまり馬場・展開を問わず買いやすいと思う。
 一方、権利ナシの後方勢からさらに落馬のアオリを受けて大外まですっ飛ばされながら36.2で上がって4着にまで突っ込んだネバーチェンジは目を引く。

 hiroさんに質問いただいたので一応この馬について独断偏見診断しておこう(笑)。
 意識的に下げて前半3Fを35.3というのは相当遅いなあ。参考につけた未勝利のコスモヴァシュランと変わらない。上がり時計はコンマ1速いだけだが、コスモは内から3頭目あたりでロスなくコーナーを廻って直線で徐々に外に持ち出しているのでコースロスが比べ物にならない。
 ただ、落馬による不利は実質距離差だけに思う。同じ不利でも、ナベちゃんの馬などは直後に大きく手綱引いて立て直すロスがあったが、武のほうは「だったら大外の外へ行っちゃえ」と回避がてらまっしぐらに外へ。
 その大外が内と比べてどれだけ馬場が良かったか評価しようはないが、次走「前走は落馬による不利」と持ち上げられるようならちょっと注意。くりかえすが、ロスはあくまで距離差だけで立て直しは必要なかったし、ある程度は馬場差で帳消しにすべきだと考える。
 道悪や荒れた馬場・洋芝は向く(>コマンダー×オペラハウス)と思うので、今回の競馬で味を占め控える競馬に徹するなら、トウカイボナンザのように北海道シリーズの開催後半で突っ込んでくる馬、というのがイメージできる気がするが、どうでしょう?(笑)
 少なくとも、前傾LAPの短距離戦で買いたい馬ではない。今回のレースでテン3つの時計は先頭から1.7遅いというのは見落としてはならないと思う。控えればマイルくらいはこなせそうだが。
 


君子蘭賞(阪神14)

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3月3週3歳戦回顧

本日の回顧レース

あざみ賞(1回中京5日) コメント未作成
フラワーC(2回中山7日) コメント未作成
若葉S(2回阪神7日) コメント未作成
スプリングS(2回中山8日) コメント未作成
さわらび賞(2回阪神8日) コメント未作成



あざみ賞(中京18)

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フラワーC(中山18)

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若葉S(阪神20)

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スプリングS(中山18)

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さわらび賞(阪神16)

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2007年3月14日 (水)

3月2週3歳戦回顧

 先週先々週の一部がコメント未作成のまま。バックレようかと思いましたが、今週登録している馬が結構います。
 真面目に回顧しておかないと後悔しそうなので、今週中になんとかしたい、とは思っています(笑)

フィリーズレビュー(1回阪神6日目)
ゆきやなぎ賞(1回阪神5日目)
ファルコンS(1回中京3日目) 
アネモネS(2回中山5日目) 



フィリーズレビュー・G3(阪神16)

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 改装でスピード競馬傾向にある感じの阪神14ながら、テン3Fは34.8と近年最遅、ゆったりしたペースといえる。逆に後ろから3つ目に11.4と近年最速、直線に入るところで先行したアマノさんが後続を突き放す形でこれが最後まで効いた。前に行った馬が道中楽をして勝負どころに脚を残してそのままなだれ込んだ、という評価のレース。

1着:馬自体はかなり行きたがる素振りを見せたが、「スピードのコントロール」がヤネの気を使った点ということで、なんとか他馬を先に行かせて折り合う。追い出しも最後の最後まで我慢したあたり、本番を意識しての騎乗という感じ。 さて、本番。やはり14までが強みを発揮できる舞台、という感じで1F延長がいいとは思えない。圧倒的なスピードを武器に、本番では早めの競馬で粘りこみを図るんじゃないかという気がするが、そうなると前をお供に残すどころか、自身も飛ぶ可能性が出てきたように思う。
 
2着:勝ち馬にかわいがってもらったし、道中逃げた馬を踏み台に外からじわっと競馬させてもらえたのがよかったように思う。ここに関しては、「自分から動いて、権利を取れたのでよかった」というKOL騎手コメントに尽きる。
 この馬の適正は千両賞4着に一番よく出ているように思うのだが、これ以上道中が速くなるのも、距離が延びるのもかなりマイナス。本番はいらないと思う。

3着:-11-11の位置取りだが、道中はインで我慢。この馬にしては可能な限り位置を取りに行き、コースロスを抑えての結果で幸四郎の好騎乗。
 相手が強くなるが、阪神14よりは外回りの16が間違いなくいいと思われ、展開1つで本番もこのくらいの順位は拾える可能性アリ。ベストは京都の外回りだと思うが。

4着:冷や汗かかされました。出遅れて最後方から。結果的に末脚に賭ける競馬になったことで道中ペースに戸惑うことなく走れてよかったのではという気もする。
 芝は問題ないし力もありそう、今回の展開でここまできたのは評価していい。まあ、人気との兼ね合いですね、次は。

6着:中だるみ専門、というよりは、Hペースの前崩れ待ちタイプと言ったほうがいいようだ。

7着:好スタートだったし、逃げないまでもマーをマークして権利獲り・あわよくば・・・、の競馬でよかったんじゃないか、とは思ってしまう。
 両極端の位置取りの小牧らしく思い切って下げ、直線にむいたところでは3着はあるかだったが、そこから伸びず。デキの問題かなあ
 個人的にはますます◎はつけにくい馬になってきた気が。

ゆきやなぎ賞・500万(阪神22)

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 これは時計が示すとおりの低レベル戦、という感じ。テン3つは遅い、中はたっぷりゆるみ、後ろから4つ目の立ち上がりも遅い、おかげで上がり3つの瞬発力勝負がはっきりしたレース。
 後ろから2つ目で11.1が出てる割に後方からの6番がきっちり届いており、展開面から有利だった先行馬は物足りないように思う。まあ2着馬は自在性は評価できるか。

 特に各馬コメントすることもないが、3着馬だけ。
 最後は決め手負けというより、先に追い出した分脚が上がった感じで、ダンスにしては長めの距離や追われてからのよさがあまり感じられない気がした。レインダンスと逆で阪神マイル・追い込み向きのダンス牝馬の匂いがする牡馬。


ファルコンS・G3(中京12)

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 馬場バイアスとしては内有利・前有利が顕著だったし、かなりの前傾LAPになったものの3歳戦でもあり後ろから差すのは至難の業。
 スタート直後、よりも2F目にポイントがあったように思う。10.0とちょっと驚く時計だが、外枠からハナを取りに行ったエーシンエスヴィーがこのあたりはハナ。しかし内へ切れ込み終わる前に押して押してサクラゼウスが追いついた。そこからはスピードに乗ったサクラが圧倒。主導権を握る。
 マイネ・メジロあたりが位置取りを取りきれなかったのがひとつポイント。4枠アドマイヤがスムーズにサクラの次位を確保できたし、内2番枠からダッシュは今ひとつだったカノヤザクラの前に邪魔者がなく、二の足で押して5番手集団に陣取る。内の3頭がきれいに他馬に邪魔されずハナ・次位・5番手集団の内とそれぞれ格好のポジションをとったところで勝負アリ

1着:完勝。好枠を活かしたのも確かだが、このペースでも欲しい位置を難なく取りに行ける脚・追いかけすぎない折り合い・追い出してからの好反応とまず申し分なし

2着:出足不足・イン詰まりを懸念して印を下げた。実際、テンはモタついたが上記のとおり他馬が前に被せて来れず二の足で追い上げてくれといわんばかりに前が開いていた
 そこからは予定通りの競馬、直線ちょいと外に持ち出しさっと逃げ馬を交わす。勝ち馬が強すぎた。

3着:スタートが速いというより、押されて温まってからの脚が速い感じ。無理に距離を伸ばすことは考えず、12・10専門で使ってほしい。

4着:この馬場・枠では仕方ないでしょう。位置を取りにいけない以上、上がりに賭けて前崩れ・インごちゃを祈らざるをえない立場だったのでは。
 5着馬にも同じことが言える。で、結果的にこの2頭の競馬はほぼ互角。脚質的にここまで人気しちゃいけない馬だったと思う。

 とにかくスピードがまず問われたレースだったため、前3頭⇒後3頭と上位がはっきり分かれたが、4〜6着馬は単純に上位評価はしづらい。



アネモネS(中山16)

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 「東京か!」ととりあえず突っ込んでみたい。まあ、要するに先行馬が弱かったのも確かだ。このペースでメイクユーハッピーとか、どうして脱落するかなあ。
 逃げたコウセイカズコがビリまで沈んでおり、最後2つは時計以上に後ろが前を食いにかかった部分で後続の流れはそこそこ速そう。特に勝ち馬は-6-7-3と外外回りながら一貫して押し上げ態勢で「ここでは力上位」と完全に飲んでかかった競馬。

1着:寒竹賞でもそうだったが、動けるんだよなあ、この馬。ラスト100で追われてもう一段ギア上げており、距離が延びても道中がもっとタフになってもどんとこい、というかさらに良さがでそうでオークスで、という気がする。
 が、これなら桜でもヒモには十分狙いが立ちそうだ。

2着:道中巧く馬群で我慢させ、中を器用に捌いてロスの少ない競馬。ただ、馬群を縫ってる間は目を見張る脚を使っていたが、抜けてからは同じ脚色でそれほど長くいい脚が使えるタイプでもない。
 控えて届かずが多い「やっぱりタキオン」の典型馬とみる。

3着:外外を廻ったロスは大きいし、負われて脚を使った区間はこちらのほうが長い。キャリアも加味して2着よりこっちを評価したいのはまあ当然。
 ・・・ただ、これはこれで上に行くと間に合わないと思うぞ(笑)。500万級なら、すぐ卒業だが。

4着:長くいい脚、という点ではさらにこちらが上。中山に泣いたクチで、京都外回りの上がり4F偏重レースとかいいんじゃなかろうか。

5着:出負け。位置取り取り返そうと押して折り合い欠く。とにかくスタートが痛かった

2007年3月 5日 (月)

3月1週3歳戦回顧

本日の回顧レース

黄梅賞(2回中山3日目 16) 
フリージア賞(1回中京1日目 20) 
チューリップ賞(1回阪神3日目 16) 
弥生賞(2回中山4日目 20)
雪割草特別(1回阪神4日目 16) 



黄梅賞・500万(中山16)

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 逃げた馬が淡々とペースを刻んだ感じで、後ろはもうレース半ばで勝負権がなかった模様。というか、途中からは誰が見ても勝ち馬の勝利が予測できるくらい流れに乗れていた。
 時計には見所感じないが、勝ち馬の勝ちっぷりだけは印象に残るレース。

1着:たぶん、中山は合うしもう少し距離があってもいい。切れそのものは一流どころに比べるべくもなく、ある程度以上の流れを前で競馬しコーナーで仕掛け気味に加速し短い直線を最後は惰性で乗り切る、そんな感じ?
 中山18〜20がベストかなと思われる。ここは相手が疑問なので、次は力関係の検討が必要だが。

2着:前走は外がまったく伸びない東京バイアス馬場で殺された。本来、決め手は秘める馬。中山では絶対に活かせないと無視したが、川田見事な好騎乗でインを縫って持ってくる。
 内4番枠からスタート直後は4番手、そこから交わされ放題でいったん9番手まで落ち、インペタのコーナーワークで距離ロス稼いで最後まで伸びる。巧く乗ってもらったおかげではあるが、基本決め手はある馬だぞ(笑)。
 どうも外回すと走る気失せる馬じゃないかという気もしてきた。インつける騎手で東京使って来たら買いたいな。

3着:逃げて絶妙のペース、と考える。次走2番はどうだろう?

11着:その逃げ馬を番手で追って、さあ、というところでバッタリ。しかし、4角の感じではとてもここまで落ちるようには見えなかったが?
 もっと短いところで一本調子スピードレース限定タイプか。


フリージア賞・500万(中京20)

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 少頭数、ただでさえ低レベルなのに一人気除外で語る価値もないレース、ではないよ。
 あれ、こんなところで弥生賞やってたの? こっちのほうが中山20イメージだなあ、よっぽど。
 先に弥生賞↓の回顧を見てもらったほうがわかりいいかも。

 勝ち時計119.7、弥生賞よりコンマ8速い。いや、翌日中京記念が116.9とすごい時計のレコード決着しているとおり超インフレ馬場なのは間違いない。が、そんなことより道中LAPに価値がある。
 テン3つが34.1、異常に速い弥生賞より輪をかけて速い。当然その後4つは緩みに入るのだが、後ろから5つ目4つ目のLAPが12.4-12.1と緩みが小さい。それでいてラスト3つを11.9-12.0-11.9とまとめたのは非常に立派。(もちろん、高速馬場の後押しあってだけど)
 時計そのものは眉ツバだが、短距離戦なみの入りで入って緩みをさほど作ることなく逃げて11.9-12.0-12.2で粘りこんだ2着馬、緩まない後半を5-5-3-2と位置取り一貫して押し上げて勝ちきった勝ち馬、この2頭はおおいに賛辞を与えたい。持続力タイプに甘いな(笑)。

 勝ち馬にせよ2着馬にせよ、レース後半から締めてかかるレースで力を発揮、たぶん中央場所の上がり競馬ではコロリといく可能性が高い。狙いは中京・小倉・福島あと中山あたりの中盤から後半にかけて負荷のかかる中距離戦。小回りのマクリ競馬で狙いたい。

 後方から差し込んだ3着以下の評価は上2頭には大きく下がるものの、少頭数のせいかこんなペースでも全体に道中はバラけず、負けた馬でもペース経験だけは評価してやりたいくらいのレースである。


チューリップ賞・G3(阪神16)

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 ここでスローになりましたか。
 有力馬の一角、ダイワスカーレットがハナを奪ったことで他の馬が動きにくくなった面はあると思う。無理に前を取りに行くより、逃げたダスカを見ながら3番目の席に滑り込むほうが現実的ではあるだろう。この馬がいかなければ前の出入りはもっと激しくなった気がする。
 道中に3つ12秒台が並ぶ落ち着いた流れで、上がりの瞬発力勝負。普通は本番には繋がらない流れだが・・・、今年の場合は(笑)。

1着:とりあえず、書くことありません。中が緩めば切れ味は増すことまで実証されました。まあ、桜花賞がスローはないだろうからどうでもいいけど。
 本番は大外枠を引いて、Cのヘグリを祈る。

2着:自らハナをとって、直線最後はウオッカを待っての追い出しに出たが、「いくら溜めようと、待ってたら勝てん」というのは確認できた。普通に考えれば今度は先に突き放しておいて粘りこみを図るのではと思う。
 ただ、本番では今回のようなペースに持ち込ませてもらえるはずはなく、いよいよ速い流れでの適正を試されること確実。
 とはいえ、だ。さっと今回ハナをとりきったように、ヤネの指示にすぐ反応して動ける強みがあるし、オーラやウオッカには切れ負けたとはいえ、この馬の瞬発力も十分上位クラス。とても自信持って消しにはいけないかな・・・。

3着:この馬はスローが味方したのではないかと思う。
 ウインシンシア・ムーンライトタンゴのように阪神マイルで上がり時計がかかるとヒモに突っ込んでくるイメージのダンス牝馬はよくいるが、この馬は京都外回りで長く脚を使うダンス牡馬のほうが近いような気がする。小倉の勝ち上がり戦がそんな感じ。なので、Hペース専門のバクシンヒロインとはいっしょに来る馬ではない。
 桜花賞本番で3着(>たぶん、これ狙う人けっこういるはず)というより、流れおちつくもう少し長い距離で買いたい気がします。

5着:年初に桜花賞候補としてあげた馬だが、たぶんこの馬には◎はつけられそうもない(笑)。(ヒモには買うと思います)
 締まったペースでのマイル戦には不安はないが、同じ強みを持つ馬(>ウオ)に決め手でまったく太刀打ちできそうもなく、その馬以上の印はつけられない。また、年明け以降も牝馬路線は高速平坦LAP傾向が続いていて、経験の優位性が失せつつあるのも辛い。この点、今週の(?)マーも安心してはいられないところだが。

 
弥生賞・G2(中山20)

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 すでに収支エントリで書いたことと重複しつつ、総括から。入りの3Fが34.5、ここ数年の平均よりここが既に2秒速い、中山20では考えられない速い入り。おかげで中4つが12秒台後半が並ぶ一休みで例年より1秒遅い過去最も緩んだ道中。そして上がり3つは11秒台という瞬発力が活きる流れ
 テン3つの速さは位置取りを取りに行った馬にはまともに逆風。逆に、抑える意思のあった馬にはハナ切った馬との距離的な位置差を作ることでペースのかなりの部分が吸収されてしまう。
 中盤の緩みで先行馬は息を入れたいところだが、テンで脚を使っている分余力がない。後ろから4つ目のLAPが12.9と近年最遅で、3角前にぐっと馬群が凝縮したようにここが遅かったことで後方勢が前との距離差を詰めるのに労力が少なくてすんだ。
 総じて、前に行った馬に厳しく後方に構えた馬に有利な流れであると同時に、Hペースといってもテンに集中型なので後ろに構えた馬については距離適正を問われていない(>要するにマイラータイプでも大丈夫)可能性が強い、と考える。

 同じ中山20でも、去年のような持続LAPの皐月賞を想定し、要底力・要スタミナで考えるなら直結しにくいレースだと思う。

1着:6-6-6-5、武のコメントを見ても初めからいつもより前での競馬を試す腹積もりだったようだ。
 自分からハミをとっていくようなタイプでなく、終始鞍上に気合のつけられっぱなしで持続ペースへの対応力には疑問が残るものの、前に位置を取りに行ってしっかり上がりをまとめてきた地力は1枚上と認めざるをえない。シマイは余裕なかったが、そりゃあるほうがおかしい(笑)。
 ムーンと比較する声が多そうな気がするが、個人的な評価としては、緩みの入るペースで瞬発力を繰り出すのが基本武器でありながら、レース使ううちに持続ペースにも対応できるようになる、という点が共通(>することになる)という気がする。
 皐月は持続ペースで想定したいので、この馬は買わないつもりだが、一昨年のような後ろから4・5F目に12秒半ばの甘いLAPが入ってラスト3つの瞬発力勝負、みたいなレースになれば来ても全く不思議はない。先々は持続LAPにも対応してきそうで、ちょっと嫌(笑)。

2着:10-10-11-10、なかなか能力を感じさせるいい競馬だったと思う。ただ、上で書いたように、距離と道中については不安視した点が突かれなかったレースで展開の恩恵を一番受けた馬には違いない。・・・必要以上に瞬発力型に厳しいが、勝ち馬のように違う適正を感じさせてくれない限り賛辞は送れません(笑)。
 あと、レースを見ての印象は、マイネサンサン@ミモザ賞。吉田豊に対する評価は、「思い切りのいい騎乗が売りだが、勝つための引き出し(戦法とか)をあまり豊富に持っていない」というところで、中山20用の数少ない勝ちパターンにまともにヒットした馬以上にヤネに展開が向いた気もしないではない。
 3角から外回しで脚を使った割に最後までいい脚持たせて立派なんだが、じゃあ東京で買う、というとちょっとだけためらう。外マクリでしか脚を引き出せない・持たせられない馬(>騎手も)って割といるからなあ。
 青葉賞なら買います、が今の評価。

3着:トライアルとしては十分な内容だし、中山なら末脚を引き出しやすいのも再確認できた。距離は大丈夫に思えてきたが、スタミナ問われる持続ペースでの20はけして自信もって臨める気はしない。
 気になったのはヤネのコメントで、「スタートがいいとかかる」と今回好スタートから中段で競馬を進めたのを悔いている気配がうかがえること。決め手に自信持ってる感じなので、本番は思い切った後ろから、という気がする。
 これも、持続ペース想定なら食指は動かない。

4着:スタートで立ち遅れた時点でアウトだが、結果的にこの日のペースでは後方からになったことで巧く着を拾えた感。決め手の勝負で2・3着に劣り、勝ち馬には地力でも見劣った、というところ。
 中距離までで、スピードを活かして前につけて、最後にちょっといい脚を使って勝つ、というのが必勝パターン。クラシックでの位置づけは「踏み台」役か。
 ところで、この馬といい、バーといい、(2着馬はおく)マンカフェ産駒って全然距離が持ちそうな気がしないのは私だけ? 体型とか走り方でコメントできない人なのでレース振りしか判断根拠はないが、18で先行ちょい差しが似合う気がしてならず、タキオン以上に中距離以上は怪しい気が。
 タキオンは距離の壁、というより瞬発力特化すぎて中距離以上での底力的な後押しが不足、という評価です(>大物であるオーラとダスカは含まず、この2頭が中距離以上で実績挙げないとブルーな感じ)。

5着:このレースで一番苦しい競馬を強いられた馬。ハナを取りに行って果たせずHペース先行を余儀なくされ、勝負どころでは後ろにいたカツハルが上げてきたので行かざるを得ず。の割に抵抗し、(力下だが)そのノワールシチーも抑えて5着入線。
 本番がどうとかは言わないが、中距離戦で普通に相手に拾える馬という評価にしておく。締まったペースでだらしないメリケン野郎、という個人的疑惑は撤回。

7着:中山向きの器用さはないんだねえ。まあ、トニービンの血だからなあ。ただ、今回はこういう流れだったが、マクリ向きの流れならこの馬には合わないとも言い切れない気がする。

 ところで本番ですが、後ろから4つ目・5つ目のLAPにポイントがあると考えます。まだTR残しですが、今のところほんとに逃げたい速い馬は不在。
 先行して脚を残したい馬はその2Fでできるだけ引き付けたくなるところですが、ここを緩めては後ろの瞬発力型の餌食。一番楽したいその2Fで平気で前に張っていける馬がほしいところです。
 ・・・ま、去年のサムソンなんすけどね。(きさらぎ→スプリングS)



雪割草特別・500万(阪神14)

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 本年LAP部分間違っておりました。申し訳ございません。
 間違ったLAPに基づく解釈部分は恥さらしのために青文字・小フォントで残しておきます(笑)。


 もともと前残り傾向強い阪神14なのに、テン3つが35.9と超スロー。最後3つが11.2-11.2-11.9。そりゃ前残りです。
 1・2着馬は共に小倉の12を前傾LAPで逃げ切って勝ち上がってきた馬。3着馬は先行して追いすがるも最後はむしろ突き放され気味、ここは流れも含めて速さ負け、という感じ。
1・2着:当然、開催進んでイーブン・後傾にLAP傾向が変わると危ないと思われる。
3着:この条件だと速さ負け、・・・ってこのペースでもかい。12は完全に危ないし、息の入らない流れだと14・16でも危なそう。中だるみが入る東京14・16あたりが一番無難な条件だが、それだと長い直線で決め手が・・・。
 相手と流れに恵まれなければ、まだまだ取りこぼすかも。


 やや遅めではあるものの、ムチャに遅いわけじゃないな(苦笑)。というよりも阪神14らしいワンペース度合いの高いLAPというべきで、3〜4Fに赤(11秒台後半)が4つ並ぶように一本調子なスピードレースという感じ。
 去年さんざん使った「高速平坦LAP」という表現がふさわしいほど速くはないが、イメージはそれに近くあの頃同様小倉12の前傾LAP戦を逃げて勝ってきたようなスピード型(>1・2着)に分があるレースだと思う。

1・2着:開催が進んで時計がかかるようになる、LAPの後傾化が出てくると危ないと考える。

3着:前に行った2頭を追いかけてきっちり最後に捉える、かと思いきやラストは突き放され気味。速さ負けという感が強い。
 12・14中心に使われてきた馬だが、主戦場が北海道・関東だったせいもありこの馬自身はave3Fが33秒台のレースを一度も経験しておらず、スピード度合い高いレースの信頼性は低かった。
 コスモス賞(>超持続LAP)で懲りて短いところを使っているのかもしれないが、現状あまり短いところは忙しいようで、中だるみの入る東京14やマイルくらいの流れのほうが合うように思う。

2月4週3歳戦回顧

 先週サボっておりますので1週前の分から。
 なお、一応ダービーTRの頃まで続けようかなと思っておりますが、そろそろ平場の500万戦が増えるので特別戦以上に限定しようかと思っております。まあ、買わないレースをあんまり回顧してもさみしいしねえ。
 今月から4・5月あたりは若干更新ペース不定期になりそうです。併せてご容赦を。

 いったんアップしますが、回顧コメントまでは作成できていないレースがあります。後日追記します。

本日の回顧レース

 ・きんせんか賞(2回中山1日・16)
 ・アーリントンC(1回阪神1日・16) コメント未作成
 ・水仙賞(2回中山2日・22) 
 ・すみれS(1回阪神2日・22) 


きんせんか賞・500万(中山16)

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 開幕週を意識したか、この日の中山競馬はLAPが例年より前掛り傾向だった感。それでも下級条件は前がいいように残っていたので正解なんだが(笑)。要所で「差せる馬」がしっかり適正アピールした印象。
 このレースも例年より前掛り・中だるみ少ない。行った3頭1・3・5着に差してきた馬が混ざりこんだレース。枠と馬場の影響が大きく、次走注意

1着:ここではスピード・能力優位。さっとハナを取って押し切る。枠と馬場に恵まれたが、このクラスでは上という感じで内容はいい。
 ただ、相手次第だが次は必要以上に人気するんだろうな。絶対的なスピードや粘りに見所ある馬じゃないので、相手が上がれば頭打ちすると思う。

2着:差しが効く競馬ならこのクラスはいつ卒業してもおかしくないし、上でもヒモ穴として狙える。一方で流れの後押しはいつでもほしい。
 今回は早めに押し上げて競馬できており、このあたりの相手では力は上なんだが・・・。

3着:勝ち馬マークから、交わせず食われる。この馬もいつでもこのクラスは卒業していいはずなんだが、行っても溜めても一押し足りず

4着:下げて内に潜った好騎乗で、次は割り引いたほうがいいと思う。東京替りとかはたぶんマイナス。

15着:参考外のレースだが、次走見直せるか微妙。新馬下ろす時点でできあがってるマイネルって、こういうつまづきからずるずる行く馬多いから。だんだん仕上がり早・レース経験のアドバンテージがなくなるのは事実。

アーリントンC・G3(阪神16)

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水仙賞・500万(中山22)

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スロー。時計としては見所のないレースだが、結果的に勝ち馬が抜けていたようで2着馬が競りかけてハナを奪えず、道中も少し離された後は楽なペースを作られる。向こう上面で詰めにかかったが尻尾が届くところで軽くペースアップされ、後は引き離されるばかり。

1着:まずは完勝。ただ、楽にレースを運ばせてもらったので過剰に人気するとどうか。
 決め手がそうあるほうとも思えないので、先行・早めに動く競馬は必須に思える。

2着:直線で外を廻された感はあるが、このペースでいったん差をひろげて後続にクビ差迫られたのはちょっといただけない気も。

3着:後方で我慢し、イン突き。去年後半から蛯名の中山差しは絶妙。内外自在な感じだ。たまに前を詰まらせるけど。

4着:ちょっとおもしろいと思ったのがこの馬。ズルいのか道中気合つけられっぱなし。外目外目のいかにもロスの多い競馬強いられ、追われどおしだった割に最後までバテず。というか、直線入り口ではこの馬が沈みそうに見え、ゴール番前では一番脚が残ってそうに見えるってのはどういうことだ(笑)。
 関西圏で後方伸びずを繰り返してきたが、今回で新味出たんじゃないか。

5着:いい脚はそれほど長く続かないのかも。ゆりかもめでもそうだったが、コーナー部分から動くとラストの脚は見劣りしてしまった。



すみれS・OP(阪神22)

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 例年に比べると4F目のLAPが12.3と1秒程度速い。そのぶん、当初はキリシマのはなし逃げ態勢になった。その後3つ13秒台で緩めたところでじわじわ後続が迫る形で、追い出しを我慢した分最後は先頭から後方までそれほど差のない状態で上がり勝負。
 後ろに見切られているというか、失礼ながらあまり前半で離して逃げた効果がなかった感じ。緩急つけるよりは引き付けたまま中を締めた方がよかった気も。
 展開としては、キリシマをきっちり目標にした番手と、後方で脚を溜めた馬に有利だったと考える。

1着:未勝利時代とは行きっぷり・反応が別の馬のよう。以前はマクり気味に行き脚をつけて押していくしかなかったが、今回はすんなり好意につけて道中は我慢させるくらい。成長著しい。
 リタイアが残念。

2着:番手で競馬したことに尽きる。惜しむらくは岩田がコメントしてるとおり、4角勝負どころの追い出しでかかりの悪さが出て一瞬前との差を広げ後ろに詰める隙を与えてしまったこと。
 京都外回りで下りの助けを借りる、というのがいかにも合いそうで、京都新聞杯で買ってみたい(笑)。

3着:牡馬相手によく走ったと思う。ただ、流れとしては後方の瞬発力タイプには向いたと思うし、あまりこのペースでは距離面の適正も問われなかった気がする。

5着:まあ、この馬の勝ちきれない弱みがはっきり出た。先に動くわけにもいかず、溜めても最後までそう切れる脚は使えない。中途半端な競馬にならざるを得なかった印象で、前を食えず・後ろに食われる。ここから上のクラスでは、勝負できないんじゃないか

7着:追い比べて牝馬に置いて行かれたことで、今回はかなり評価落とした気がするが、前走で見せた弱みと本質的には変わらない。実は今回自身最速で上がっており、スローの決め手勝負はダメだということを再確認しただけでは?

2007年2月21日 (水)

2月3週3歳戦回顧

 本日の回顧レース

クイーンC (1回東京7日 16)
500万下 (1回東京7日 18)
つばき賞 (2回京都7日 20)



クイーンC G3 (東京16)

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 並。うな丼頼んでるわけじゃないんだが。
 時計は例年並み、特に速い馬がいたわけじゃないので真ん中2つが緩む標準的なLAPだと思う。その分、極端な前傾ペースや上がり勝負になったわけでもなく、割と力関係がそのまま結果に現れたレースではないだろうか。
 LAP面からもう少し突っ込むと、後ろから3つ目が11.4と速く、後ろから2つ目が12.0と遅い。この後ろから3つ目のLAPが動きと直結しているのは、逃げた馬と後ろの馬。勝ち馬は後ろから3つ目の時点ではまだ追い出さず、インでじっくり、「相手は誰だ?」と見極めているかのように追い出しを遅らせ動いていない。そのため、直線に入ってからしばらくはまだ逃げたコスモのリードは3馬身強。
 後ろを待って、「よし相手はカタマチボタンだな」と最後2Fで追い出す余裕が1着にはあり。イクスキューズがボタンに、北村がアンカツに、競ってあれだけ競り落とすとは正直意外だったが(笑)。

1着:さっとインを取りに行ったのが好判断、そのまま番手のインの最高のポジションを取って8割方勝利、最後にじっくり相手を見極めてから追い出しで残り2割を確定した印象。
 東京コースが必ずしも合うとは思わないが、今日はレース運びが完璧で今日のように乗れれば何の問題もない。逆にあまり長く脚を使わされるレースは厳しいだろうが。

2着:勝ち馬に比べるとロスの大きい競馬になってしまったのが最後に響いた。序盤掛り気味で手綱を引かざるをえず、うまく落ち着かせたものの勝ち馬に比べ外・後方から早目に長く脚を使わざるをえなかった
 力差は今回の着差で決定的とは思わないが、この馬も長く脚を使うレースになると上では決め手不足な感じがする。

3着:ゲート・出脚の不安はますます悪化。上がりはしっかり使っているので今回は負けてなお強し、と評価持ち直すような気がするが、個人的にはいまひとつ評価できない。
 JFで示したように、今の牝馬路線で小結クラスの力はあるんだが、それ以上に届く感じがまったくしない。トップクラス相手ではよく追い込んで善戦どまり、格下相手でも前に利あれば取りこぼして2・3着、そんなレースばかりになりそう。もうちょっと前で競馬できないと・・・。

5着:3着馬と同じような感じ。

8着:後ろから3つ目でもう少し溜めればなんとかならなかったか、という気はする。まあ、あそこで待てる馬じゃないかなあ。
 東京14でぜひ買ってみたい。息の入らない中山マイルペースだと絶対持たない、中山12だとテンの速さでシマイを失いそう。中でたるむ東京14専門の匂い

10着:上がりの脚も使えず。今日は見所なし。なんか、どんどん買いにくい、走るかどうかわからない馬になってきたな。


500万下 (東京18)

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 ちなみに、このレースのひとつ前に行われた3歳未勝利のLAPがこれ。
 12.9-11.5-12.4-13.3-13.0-12.6-11.3-11.2-11.8

 クビ差2着に負けた上がり1位の馬の上がり3F33.6。

 ここは逃げた(>というより、テンで行く馬がいないと判断した松岡が大外から思い切って逃げることにした、という感じ)馬が12人気と力量下、かつペースの割に序盤で無理をして行ったレース。中もたっぷり緩んで基本は直線だけの競馬。勝ち馬の瞬発力は認めるものの、すぐ前の未勝利でも上がりだけで速い3Fタイムが出ているように、あまり評価できるレースとは思えない。

1着:これで東京18を2連勝。あ、園部さんの馬か、これ。
 2走ともいい瞬発力をみせて勝っているものの、どっちも中がゆるむ上がり偏重の流れ。しかも、ちょっと評価に疑問を投げかけるのが後ろから4つ目のLAP
 上のとおり、今回が12.9、初戦は13.1。ここが遅いので前との差を詰めるのに無駄に脚を使わずにすんでる感じがする。
 締まったペースでも対応できれば、東京のマイルでは強い感じがするが、コーナーでレースが動いて4Fの脚勝負になりがちな中距離以上ではかなり怪しいタイプに思える。

2着:中山18を逃げて2着した前走とは一転、今回は控えて馬群を割って伸びる味な競馬。
 道中が速すぎなければどんな競馬でもそこそこやれる万年善戦マン(>失礼、レディ)タイプというところか。

 2着が善戦タイプの牝馬、3着が絶好の流れで番手から粘りこんだ馬、ということからもあまりレベルは疑問な感じ。


つばき賞・500万 (京都20)

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 馬場発表はこの時点ではまだ良だが、すでにけっこう渋ってましたね。3頭が競り合って入りの3つは割と速い、が中のほうでけっこう緩みが入れられたので踏ん張りが利いた
 上位3頭は、緩い馬場が合う(または、苦にしない)とレース後口をそろえてコメントにあり。

1着:ダートで連続して安定先行、安定して上がりを使っており、こういう馬場で行ってのメリットを目一杯活かす。
 世話になってなんだが、今回のように馬場や相手関係見ながら「先行利」を狙うべき馬に思う。このあとしばらくは相手が上がるので買えるトコはないんじゃないかなあ(笑)。
 
2着:ここまでの戦歴が示すとおり。いい脚はある、といっても溜めるだけ溜めて切れる、とまでは行かないし、2走前のようにマクって出ると最後は止まる。
 なかなか脚の使い方が難しいタイプで、2・3着が多くなると思う。つか、すでに多い。

3着:かなり強気に前向きに乗ってもらった感。最後はインをついて距離ロス減らししぶとく抵抗。3頭ハナ争いだが出足では一番後ろ、押して4角で先手を奪う強引にも見える騎乗。
 が、これが正解じゃなかろうか。一部の瞬発力タイプ除いて、SWは先行条件が楽になる舞台替りで前へ前へでしぶとく残るのを狙うのがお作法(笑)。

4着:初戦は結構期待できるものだったが、やはりアテにならないタイプなのか。
 初戦は、スローな入りから中盤以降引き締めてロングスパート気味に流す逃げ切り、やや物足りないこの2走はテンがさほど楽のできないペース。ゆるっと入らないと、中で息を入れて溜めのきく馬ではないのかも。・・・だとすると、この先あまり買えるところがない。相手が落ちてのローカル待ちか。

2007年2月15日 (木)

2月2週3歳戦回顧

本日の回顧レース

セントポーリア賞(1回東京5日目 芝20)
寒桜賞(2回京都5日目 芝12)
あすなろ賞(1回小倉7日目 芝20)
きさらぎ賞(2回京都6日目 芝18)
500万下(1回東京6日目 芝16)


セントポーリア賞 (東京20)

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 緩急の効いたLAPにインバイアス全開、そりゃ前が残る。
 雨の後の東京のインバイアスって、単に「内と外の馬場差が少なくコースロス分内が有利」って次元じゃなくて、「あきらかに内のほうがスピードが乗る」。去年、ヴィクトリアマイルの前に北村が言ってたが、コース設計上の問題に加え週中の補修の仕方がそういう傾向に拍車をかけるようだ。
 直線持ち出すまでは外の馬がいかにも伸びてくるふうにみえ、いざ直線追い出すと外の伸び色の悪いことよ。
 内をとおって上がり使った1・3着馬の末脚は過大に評価しないこと、インチキ馬場の後押し臭い。
 ただ、大きいところどうこういうならともかく、500万下・1000万下あたりの話なら上位3頭のように前で立ち回れる馬を素直に評価したほうが馬券上はメリットがありそうである。

 特に各馬コメントはなし。センギョウシュフあたりも、次あたりは拾いにくい。

寒桜賞 (京都12)

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 35.0-35.0の見事なイーブンLAP。3歳戦なのに、なんと元気のないことよ。
 前半3つは過去5年と比較してもっとも遅い。上がり3つはまとまっているものの、正直なところあまり評価したくないように思う。
 はっきり言って、このくらいのレベル・時期のうちは行くだけ行くぶっとばし型のほうがまだ大物の可能性がある。こじんまりとイーブン気味でまとめても距離延長や相手が上がって通用する可能性は低く、ここで見せた適正が活きてくるのは夏の北海道シリーズ以降という感じ。
 過去にこのレースから、あまり大物は出ていないのは当然という印象。

・3着・5着馬:ちょっと上がりがかかり始めた頃の小倉向き、という印象。
 前傾LAPタイプが粘りこみきれなくなった馬場ですかさず差してくるのがこのタイプだと思う。

・1着馬:完全に距離の限界を意識した使い方なんだろうが、イーブンLAP型ばかりの京都12以外のどこで買えばいいんだか。
 小回り・ローカルは開催前半の前傾型・開催後半の後傾型、いずれも苦しいように思うが。

あすなろ賞 (小倉20)

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 昨日までにヒノキになれなかった馬たちがトライアルを前に2勝目をとりにくるレース、だがココ勝ってもヒノキにはなれん。
 過去の勝ち馬にも、はっきりしないイマイチ君が並び、この後も条件ウロウロ級という感じ。
 某若きLAP界の旗手氏が指摘していた4F目は・・・、また緩んだなあ。逃げ切り上等という流れだが、後ろの騎手はこれで差せるつもりだったのか? サンデーでもないのに。
 
・1着馬:キャンプテンスティーヴに芝20を勝たれるか、という第一印象。この馬はしっかり気を抜かずに走る、という感じで前でまた穴、というケースは必ずありそう。

・5着・8着:またこのクラスで人気になりそうだが、18ならマクって完勝も、20になるととたんに距離長くバッタリタイプの感じ。なんでだろうねえ。

・3着:「切れる」というより「しぶとく伸びる」という感じ。牝馬同士ならすぐ勝ちあがりそうだが、京都や阪神より中山18を使ってほしいタイプ。フラワーCとか。

きさらぎ賞 (京都18)

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 すでに別エントリでコメントしたので、総括は省略。

・1着:スローの逃げ切りで評価できない、とは思わない。総合力とか対応力とかで他馬に対する優位性を持っていた、ということで本番でも瞬発力偏重にせずに自分のいい脚をどこでどう使うかで活路はあると思う。
 もっとも、その種の優位性で勝てないのがクラシック、何か突き抜けた武器が欲しい気がするのも確か。

・2着:いや、強かったんじゃないの? この馬に関しては、今回後ろから競馬することに大きな意味があったと思う。勝負どころでズブく反応遅れるのは大きな弱みだし、2着までは帳尻合わせた最後の伸びは大きな武器。まあ、本番は前に位置して粘りこみに最後の一脚を使おうとするんじゃないだろうか。
 で、本番は誰を予定してんの?

・3着:スムーズに前に位置して粘り込む素地は、未勝利戦のLAPに出てたよね。「上がり偏重にならない中だるみ、という流れ想定で前でいい脚を使う」という期待を賭けるなら、クルーズよりこっちだった、とにかくその反省。
 今までのイメージだと、早い時期以外追いかけて買いたいタイプじゃないんだが、先日のエントリの流れからこういう馬にちょっと注意、という気がしてきた。大きいところがどう、という意味では無論ない。条件戦や、G3級のヒモ、という感じ。

・4着:武が真っ当な乗り方してくれたので現時点での強さや課題ははっきりしたんじゃないの? 手前の問題や完成度不足を理由にできる要素は多い。一方で、溜めて爆発的に切れるとか距離が持つというのは、どうもないように思う
 どうせまだまだ人気だろうし、当分ほっとく(笑)。

・5着:まともに本田さん式の強気の競馬では、真っ先に止まりました(笑)。これも、まだ力不足。

500万下 (東京16)

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 土曜日1日競馬しててさあ、どうしてこう緩み放題の逃げをさせるかなあ。 土曜なんかはまだしかたない分もあるが、このレースや10Rは酷いぞ。
 戦ってきた相手、使ってきたレースが違う、という感じでまっとうにアロマンシェスが勝ち上がり、というだけ。

・3着・16着:このタキオン2騎が1・3人気というのは「瞬発力マンセー」で思考が硬直化してるうえに、肝心の瞬発力見る目も曇ってるとしか思えん(>毒)。
 3着馬でちゃんと前に行ってるノリさんはまともだ。

・4着:・・・で、この馬を次走、「東京では切れる脚が使える」とか言って人気にしたら救いようがないなあ。
 道中で抜けば長く脚を使えるタイプだが、そういうレースは前が止まらない。前が止まるペースなら、脚がたまらない。帯襷タイプじゃないかなあ。


 カテゴリ違いだが、現時点で週末暫定予想。

・クイーンC
◎:カタマチボタン
○:イクスキューズ

  ペなんとかが出ないのが残念。みんな1戦1勝馬大好きなのに。

・京都記念
◎:トウショウナイト
○:トリリオンカット

・フェブラリーS
 フィールドルージュはどっかに買いたい。
 シーキング2頭の2・3着付けは誰もが言いそうなので逆らいたい。

2007年2月13日 (火)

ちょっとだけ続き

 先日のエントリについては答えはないのでなまぬる〜く見守って行きたい、というかいらんことに気づいてしまったので意識して馬券に取り込んでしまうであろう(笑)。

 おそらく痛い目に合うんだろうな、という気が既にしてますが、何かテーマを持って馬券を買っていくというのはただ漫然と強そうな馬を買うよりはるかに意義があるのではないかと。


 ところで、気になりついでに、今年に入ってからの1勝級以上の、芝18以上レースを全部拾って去年と比較してみました。

06年
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07年
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 やっぱり、傾向が違うな。
 勝ち馬の上がり3Fを、上がり3F順位1位−2位−3位−それ以下として並べてみると、

06年
 7−3−1−1

07年
 4−2−2−4

 瞬発力に対する依存度合いがずいぶん薄れてる
 また、逃げ切り勝ちをみても去年が1つしかなかったのに対し、今年は4つ。

 で、表をよく見た方は気づいたかと思うんですが、06年のうち、サンデーの勝鞍が4つあってその内訳は、
 3−1−0−0 (逃げ切り1)

 ま、数字はもちろんたまたまなんだが、去年の数字からサンデー抜くと今年の数字に重なるぞ(笑)。

 今年に入ってからの1ヶ月半だけなので、一流馬がお休み中であることを考慮する必要があるが、実は去年もこの時期にAムーン・ドリパス・リシャ・サムソンが既に始動していたし、今年もホウオー・ナムラ・アップルあたりがすでに出走済。
 それなりに大駒は出てきている。

 サンデーが抜けた分がどこに行ったか、のような気がする。

 タキオンだったり、スペだったり、サンデーに継ぐ瞬発力を持つ馬にスライドしたわけじゃなく、違う質の競馬を得意とする馬にサンデーの勝鞍が廻っているように思う

 サンデーという瞬発力の王様が抜けた。当然、瞬発力を基準にした尺度からは競走馬レベルが落ちているといえるかもしれない。
 だけど、競馬の強さの尺度は瞬発力だけじゃない。特に若駒戦は中だるみ寄りの競馬が多いので瞬発力王が爆発力に任せて席捲したきたというのがこの10何年かの歴史なんだろうが、サンデーが抜けて「違う競馬」が少しずつ混じってきているような気がする。
 それに対応している騎手もいるように思う。

 去年3勝の武が0勝で、松岡・岩田あたりが2勝というのは何か象徴的な気がするんだけど。

 これまでどおり瞬発力をなによりの基準尺度に置いた評価が世間的に大勢を占めるなら、瞬発力寄りの適正での強さを最重要と評価する見方が続くなら、おいしい馬券にありつけるかもしれない。なんかそんな希望が見えてきたな(笑)。

 サンデー大不作(>古馬になってススズとステイが出たくらい)の97年クラシック世代を思い出す。
 強かったかどうかは多少おくとして(>ごめん)、あの年の二冠馬ってどういう馬だったっけ? どういう評価だったっけ?

2007年2月12日 (月)

号外版・きさらぎ賞の感想

 まず、お詫びを。
 重い、ですよね? ここ数日このブログ。

 本人がストレス感じるくらいなんで申し訳ございません。土日の更新回数多い人なんですが、エントリ消えたりダブったり、ちょっとこの土日は異常にパフォーマンス悪いです。 障害というより、ゲートウェイか入り口のサーバが純粋にスペック不足で要求捌ききれてない感じがしますね。
 そろそろお引越しを真面目に考えないといけないかもしれません。・・・過去分のエントリの移殖とか、どう考えても不可能だよね・・・。できれば引越ししたくないんだけどなあ。



 それはさておき、きさらぎ賞の感想。

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 重馬場だった03年を除けば、テン3つの36.4というのはほぼ最遅クラスだし、中3つの37.4は文句なく一番遅い。それでいて上がり3つ35.0は2番目に速いけれど、このスローならもっと切れていいはず。
 走破時計の108.8は近年でもっとも遅い。
 要は、スローの前残りでレベルの低いレースである。
 無敗とはいえホウオーも勝ちっぷりは毎度やっとという感じで強さを感じず、今年の3歳世代はかなりレベルが低そうだ。


 ・・・なんて、言いませんよ、私は(笑)。

 このレースの走破時計だけみてもあまり意味はない。だいたい共同通信杯とこのレースなんて、コテコテの中だるみのお約束のテストレースだろう。
 時計を言うなら、重で109.6の03年がネオユニヴァース、良でも109.1の99年がナリタトップロード、111.3の98年がスペシャルウィークだかんね。

 例によって「逃げたい」馬不在のこのレース。ピンチヒッター幸四郎が好騎乗。「逃げるのは俺だよ!」とアピールだけして、誰もが別に行きたくはないところに付け込んで3F目でいきなりペースダウンの12.3。もうひとつ4F目を12.9と落とした後は12.4−12.1と少しペースを上げ、後ろから3つ目・2つ目を11.3−11.4と速いLAPを2つ並べて最後は12.3と押し切った。
 他の年がきれいに傾向が出ているだけに、3つ目の遅さと後ろから3つ目の速さが目を引く。瞬発力勝負では分が悪い馬の速い脚をうまいところで使って、持続力で瞬発力型に優る馬の良さを活かした好騎乗。

 ・・・あれ、つい最近同じようなLAPをどこかで見たぞ。
 これ↓

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 京成杯・サンツェッペリンである。
 一目瞭然、というと携帯派の人にはさっぱりだと思うので一応コメントしましょう。3つ目に13.4とこのレース中でも最遅のLAPに落とし、上がりに速い時計が出ることが少ないこのレースで後ろから3つ目・4つ目に11.4という速い時計を2つ並べて最後は12.2で粘りこみ。
 1F距離が違うが、瓜ふたつ、といっていいよね?

 共に、ハナを主張した後は早めにペースダウン。ラスト3・2Fでそのレースで一番速い脚を使ってきっちり粘り込む形の逃げ切り。

 もうご存知でしょうが、この2頭には共通点があります。
 そう、百日草特別の1・2着馬ですね。

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 ヒマな人はこちらのエントリをご参考に。コスモス賞と共にLAP好きな人の間では「高評価できるレース」として呼び声も高いレースである。・・・いや、世間的にどうか知らんけど、とりあえず去年の年末にたまたま園田で一緒になった3人はそうみたいよ。それぞれ書いてることみると。

 評価できるその百日草特別の1・2着が今年に入ってそれぞれ重賞ウィナーとなったのもさることながら、その2頭が同じような競馬で勝ったことは、たぶん偶然じゃない
 伏線として、共に京都18と並んで日本の誇る瞬発力コースの双璧のもう一方(>どっちが疾風でどっちが金銀妖瞳かは知らん)である阪神20(エリカ賞・ラジNIKKEI)で瞬発力負けして弱みを露呈した後、というのもたぶん偶然じゃない。

 先にあげたコスモス賞・百日草特別の2つのハイレベルレースだが、評価できる内容は異なる。

 コスモス賞は、12秒ペースがみっしり並ぶ厳しい流れで持続力や底力適正が問われたレース

 百日草特別は、高いレベルで真ん中3つにちょい緩みを挟んで上がりに3つ速いLAPの並ぶバランスのいい、総合力や対応力が問われたレース
 
 この百日草特別で好走した2頭が、瞬発力特化型に勝てない弱みを見せた後、自ら逃げて、それも上で書いたような自分のいい脚の使いどころを工夫した逃げで重賞勝ちというのはきわめて納得のいく結果のような気がする。

 3歳春の時点で、完成度の低い馬、レース経験の少ない馬たちに対して、経験とそこで見せた総合力・対応力が優位性を獲得した、というのがひとつ大きな理由。
 何度も書いてきたが、マイル以上の中距離路線でハナを主張する速い馬が例年に比べて乏しい、というのも間違いなく後押ししてる。そのレースにたいした逃げ馬がいないというのももちろんだが、他のライバルたちが「たいした馬の逃げの流れ」をほとんど経験していないのもありがたい。

 さて、今年の3歳世代は、ほんとにレベルが低いんかね?

 ホウオーについての現時点の見解は先日の回顧で書きました。
 今回のアサクサ、先日のサンツェについては、「クラシックの主役」とは、言い切る自信はありません。
 今日2着のナムラあたり含め、今年がそうレベルが低いとは思わないけどなあ。

 というか、これ、サンデー産駒のいない時代の特徴が現れ始めてるんじゃないか?
 スロー・中だるみの上がり勝負の時代が終わろうとしてるひとつの予兆じゃないのか?

 「今年は強い馬がいない、レベルが低い

 もしかして、その評価基準がサンデー時代の強い馬基準に染まり切ったものになってやしないか?
 いや、これ、自分に問いかけてるんですけどね。

 たとえば、例に挙げた百日草の1・2着馬は、逃げなくても競馬ができる馬なんで本番はいくらでも違う競馬ができる。
 ホウオーにしてもナムラにしても、サンデーのような爆発的な瞬発力はないけど、違う競馬での強さを持っている。

 はっきり言って、騎手の意識はサンデーがいなくなってもまだまだ「瞬発力引き出し優先」志向にある気はする。爺譲りの「新馬教育主義」浸透もあって特に若駒に対してはその傾向が強いと思う。

 タキオンがサンデー基準の強い馬を引き継ぐかもしれない。なんとなく、去年のようにここからは瞬発力だけで帳尻併せ切れなくなってクラシックの白熱とともにフェイドアウトするような気が、個人的にはしてるが。
 仮にそうなったとして、「やっぱり所詮、タキオン」とかじゃなくてそれは、「2・3歳戦初期で強みを発揮する瞬発力、それ以降はレースで求められる適正がシフトしていくようになった」ということじゃないかと思うんだけどね。

(追記)
 若干、このへん舌足らずに思えたので追記します。
 「瞬発力特化型」という点に限定してみれば、サンデーの時代より確実にレベルは落ちてるんじゃないか、と思います。特に、タキオン・スペに見られる、「締まったレースでも速い上がりは使うんだけど、レースが終わったところに突っ込んで掲示板」みたいなパターンを見るにつけ。
 ある程度流れに左右されない幅とか、流れを無理矢理覆すまでの爆発力とか、この瞬発力タイプの質は落ちてる気がする。これはサンデーが半減した去年にもすでに現れ始めてる気がする。
 じゃあ、これは完全な競走馬レベルの低下か?、というと、少し違うような気がしています。
 サンデー全盛の、瞬発力型のための流れ・展開で強い瞬発力型に有無をいわさず淘汰されてきた感のある「違うタイプの強い馬」がのしてくる時代に替わりつつあるんじゃないか?
 そんな感じです。
(追記終わり)


 ・・・いかん、風呂敷広すぎて収拾しきれなくなってきたので、本日はこのへんで。
 どうせすぐ回答を用意できるようなものじゃないし、仮説を立てたところでその証明は今後の時間を待つしかないし。

 サンデー基準が染み付いた競馬マナコを、ちょっと意識して変えていく必要があるなあ、そんなことを考えた。

 少なくとも、川田や松岡や、今日に限っては幸四郎や、思い切った乗り方ができる騎手を端緒に、勝つ馬・勝ち方が変わって来てるんじゃないかという気がする。
 

2007年2月 7日 (水)

2月1週3歳戦回顧

 マクラ、でもないんですが。
 アクセスが増えてから、日々の憤懣とかグチみたいなものを書きにくくなりましてその類のエントリはぱったり控えております。・・・が、競馬と全く関係なくもなくて書きたいんだけど、色々考えて我慢してることもあります。
 今だとMBDのY疑惑とか。これ、問題そのものについての見解を白黒つけたい気持ちはまるでないんだけど、Y疑惑の問題点や構造の追及とかをするわけじゃなくて、Y疑惑騒動の渦中の関係者の困惑や不快感をただ垂れ流してるワイドショーが腹立つね。
 どうせどう問題が決着しようと、ケツを被るのはPとGだと思ってるんだろうけど。
それなりに名声ある立場のひとが、追及されて困惑・不愉快に感じてる画を流しとけば視聴者は喜ぶ
と思ってるんだろうか?
 ・・・思ってるんだろうし、喜んでる人はいっぱいいるんだろうねえ・・・。


本日の回顧レース

春菜賞(1回東京3日目 芝14)
エルフィンS(2回京都3日目 芝16)
500万下(2回京都3日目 芝24)
共同通信杯(2回東京4日目 芝18)
萌黄賞(1回小倉6日目 芝12)

(途中まで、後日追記します)
→2月8日20:30 追記しました



春菜賞 (東京14)

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 去年はカク地のクリムゾンルージュが2着だったな、とヴィヴァチッシモが勝ったのを見てから思い出した(笑)。
 このクラスの1勝級レース、地方馬・地方出身のそこそこしっかりした馬なら十分狙えるんだよなあ。素質見込まれてる1戦1勝馬あたりはクロッカスとかエルフィンのOPレースに行っちゃうんで、けしてレベル高くない。むしろOPに挑戦して勝ち損ねてこっちに戻ってきた馬(菜の花賞からのタキオン2頭とか)を人気にするなら、不当に人気のない地方関係(>というだけで人気下げてる気も)狙うべきだ、と反省をこめて自戒。買ってないレースだけど、恥ずかしい印になっちょる。
 レース自体は、ありきたりの東京14LAPであまりコメントしたいこともない。

1着:着差以上の完勝、いちばんしっかりシマイを使った。もっとも、この先で買うなら前にタフな展開の後押しがほしい気はする。距離持つなら中山18の消耗戦で追い込み期待したくなるけど、どうでしょう?

2着:好スタートから好きに走れたのが大きそうで、もういっちょは期待薄な気がする。中だるみない逃げで粘れそうな馬でもないと思う。

3着:馬群を縫って来た分、勝ち馬よりいい脚使ってるのかなと思ったが、よく見ると異様に仕掛けを我慢してる感じ。もう間に合わないだろう、と画面に突っ込んでみた。
 直線はいってからは馬なりで詰めてもいるし、一瞬の伸びは目を引いたので東京があうのは確かだと思うが、差し届かず多いタイプだと思う。

4・5着:たぶん12のほうがいい。中だるみも合わない感じ。
 特に4着は初戦が東京14勝ちだが、そんなにこの条件がいいわけでもないのでは。


エルフィンS (京都16)

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 好時計(笑)。
 予想エントリで書いたが、過去10年(>去年を除いて)必ず12秒台が2つ以上並ぶ前残りレースだったんだが、今年は去年の高速平坦LAP軍団がしっかりしたLAPを作って12秒台がひとつもない流れのレースになりました。
 Hペースで前に苦しい流れなのももちろんだが、それ以前にこのペースを作った3頭は本質的に速いLAPの短距離馬。
 思うに、今年は桜花賞まではこの流れが続くんじゃないかな。高速平坦LAP組(>小倉12・京都12・14組)が出てくるレースのうちは、自身に距離不安あっても前掛りにならざるをえないようだ。去年の阪神JFが「速い流れのマイル戦」の実力どおり極めて順当に決まったレースだと考えているので、高速平坦LAP組がいっしょに出てきてエスコートするようなレースだと、

 阪神JF上位 > 今年になって切れで勝ちあがってきた馬

の構図になるのはやむなしかと。逆に、イクスキューズが取りこぼした菜の花賞のように関東圏で多い中だるみ型のLAPになると逆転するんだが。

1着:阪神JFで見せたパフォーマンスをそのまま再現。とある人(レースまだ見てない)とメールしてて、「普通に勝ちましたか?」と聞かれて、「普通に強かった」としか答え様がない(笑)。
 去年までの、異常に時計がかかる阪神ならまだつつきようもあるが、改装した阪神でエスコート役の高速平坦LAP組をお供に従えて出てきたら・・・、逆らう理由が作りにくい。この馬だけでなく、JF上位組は。

2着:相手が悪い、このペースでは。
 Hペースになったのは後方待機のこの馬には向いたが、このペースでシマイの爆発力に徹する馬と、このペースでも詰めていける相手との差。桜花賞が終わるまでは、JF組相手ではまだ出番がこないと思う。その先は、あるね
 シマイの脚はいっしょになった、と思ったがよくみると2着だと、いったん押すのを手控えた感じ。「やべえ、内にナベいるよ」と武さんふたつほどしごいたら反応してるわ。
 切れは一級品なので、中距離になってくれば買わざるをえないと思うんだが、04年型のLAPになったときにこのときの勝ち馬のように(>エアメサイア4角で詰める脚が使えるか・使ったあといつもの切れは出せるか、というのも確かめておきたい。・・・あ、母系考えると距離不安も出てきておかしくないか。
 強さと同時に、突っ込みどころもまだたくさんあります。

4着:あ、追いかけた割にシマイの脚あったね、という感じ。正直この馬の4着はびっくり。
 思った以上に、道中の脚があってタメも効く。こういう馬は距離伸ばして、先行で攻めて欲しいんだけど・・・。


500万下 (京都24)

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 牝馬2頭が競り合う、というか内の2番が枠なりに先手主張、外からの8番が「コーナーまでは距離がある」とインに寄せなかったおかげで実際にコーナー入るまで折り合いつかず。テン3F33.9って何?
 その後はたっぷり緩むことになるが、行った2頭に限らず最初の入りが速いため、例年のような最後から二つ目で超瞬発力勝負のような競馬にはならず。割と、スタミナというか距離への適正が素直に求められるようなレースになったのがこの時期としては貴重かも。
 もっとも、そういうのが活きてくるのは速くても夏の古馬混あたりになりそうだけど。
 こういうレースで35秒くらいの上がりを使って1・2着、というのは正しいSW産駒の姿かと思う(笑)。

1着:直線だけの競馬になったらまず用なしのタイプなので、キャリアが活きるちょい壊れ気味の入りはありがたかった。3角入りの登りで慌てずじっと我慢、コーナー部分はインでじわっと前との差を詰めに掛り、明らかに他の馬と手ごたえが違う感。・・・なのにクビ差かよ!
 いやあ、直線で2度ほど差し返しくらいそうな場面あって困ったもの。この中では明らかに力が上だった印象だが、それでも勝つのは大変でした(笑)。

2着:差し返すそぶりはこの馬の勝負根性を褒めるべきか、勝ち馬の勝ち身の遅さとみるべきか。・・・たぶん、後者。
 距離については、この馬の競馬っぷりがいちばんこなしそうに思え、夏の北海道とかで狙ってみたい。・・・と、すでに夏の話にしておく(笑)。


共同通信杯・G3 (東京18)

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 例年どおりの、クラシックを見据えたこのレースらしい一戦、という印象。今年は特にわかりやすく出走馬の特徴が把握しやすい参考になるレースだったように思う。
 本来なら、2着馬が勝っていていいレース。勝ち馬のとりこぼしパターン、だったろう。

1着:ホメどころは勝負どころの動きのよさ。内枠・一団の競馬で3角手前から包まれるのを嫌って一度下げるが、外に持ち出してからは軽々と、という感じで上がっていく。
 の、割に、追われてからすぱっとした脚が使えなかったのが不思議な感じ。やや重めだったのかもしれないが、上がりの爆発力を売り物にする馬では本質的にない感じだ。ダービーのイメージで言うと、チケットのときのような4角から早めに脚を使って押し切る感じで、逆にやられるならダンスがフサコンにやられたパターン、というのが容易に浮かぶ。

 以下、勝手な見方。
 この馬、何度見ても、「無敗である」「すごい時計を出す」「大きく引き離した」を売りにするタイプの馬には思えないんだよね。あえていうなら、シンザンっぽい勝負レースはきっちり仕留め、前哨戦で取りこぼすというか。
 今回、爆発力で危うくすくわれかけたところをとっさに馬体併せに行って凌ぐ。相手が100出して来たら101だしてきっちりほんの少しだけ上を行くタイプの馬、という感じだ。
 今回も、ある意味負けてておかしくないレース。ひとつひとつしっかり勝ち拘るアンカツだから勝ちもぎ取ったものの、違うタイプの(>本番でないレースで無理をさせたり手の内を晒すのを嫌うタイプ)騎手であれば、とっくに無敗でなくなってる気がする。
 だからまあ、無敗であることだけがこの馬の価値でファンを引き付ける要素なのだという盛り上げ方はもうやめとけと。あの馬のときもそうなのだが、馬券売上の減少が止まらないことに恐怖感を持ってる利害関係者が自分たちの願望を視聴者にむけて垂れ流しちゃううかつさに、気づきなさいよと。

 ま、それはともかく。一瞬の脚で屈するパターンがありそうで直線の短い中山初戦(>皐月になるか、その前に使ってくるか)は評価下げたいと思う。フサコンのダービーを例に挙げたが、直線が長いほうが一瞬で置いていかれるリスクは小さそうだ。

2着:この馬に関しては外を回したのも追い出しを遅らせたのも、爆発力の凝縮という観点からよかったように思う。
 こういう競馬で味が出るなら、やっぱり東京型マイラーじゃないだろうか。距離が持たないわけじゃないと思うが、距離が長い・道中が締まる、という状況だとタメが効かない分中途半端な結果が待っているように思う。

3着:ほぼイメージどおり。今の時期、こういう馬の優位性は大きいが本番に向けて買ってくには、パンチ不足な気がする。
 「溜めれば切れる脚は感じた」とかヤネが言ってますが、去年シェルズレイでも同じこと言ってたので、大勢に影響ないコメントと聞き流すつもり(笑)。
 そんな上で通用する切れじゃないしょ。

4着:軽い瞬発力から底力よりの押し上げまで、幅広く対応できるというと嘘っぽい。今回、対応できなかったことで評価を下げるというより、ホープフルSで見せた底力は却って信用してよさそうな気になってきた。
 ヤネの乗り方も、明らかに軽い切れで見劣ることを意識しての騎乗に思える。
 兄貴は忘れて、リンカーンのイメージで眺めたほうがいいんじゃないだろうか? 皐月ならちょっと買いたい気はするが、やはりよくなるにはもっと時間がかかりそうだし、中山22・25に舞台が移る頃までまったりと様子見。あと、できればヤネは武より違う人のほうがいいでしょ?


萌黄賞 (小倉12)

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 単体としてこのレース・出走馬の評価はなんかどうでもいいという気分。特に力入れて回顧する甲斐はなさそう。
 それより、この日の最終R・鳥栖特別あたりと並べるとなんとなく気にしておきたいことが。

 ともに、後ろから3つ目がすでに12秒台に突入。後ろから来た馬が勝ち負けの外差し有利に早くも移りつつあるのか?
 この週は週中に雪が降って馬場悪化残った状態で開催を迎えたので、今週はローラー効果でまた元に戻る可能性があってちょっと歯切れ悪くなるが、いつまでも止まらない去年の夏の高速馬場とは違う、とは考えておきたい。
 さらにいえば、マイネベローラ・マチカネマスラオと同じ匂いのする(笑)、行くだけいって派手に止まる系の逃げ馬が崩れ切ってないあたり、直線の内外はまだ無茶に「内はダメ」にはなり切ってない。
 しかし、この手の逃げ馬が全く残れなくなるのもそう遠くなさそうな気がする。
 3歳戦回顧と関係ないですね(笑)。

2007年2月 2日 (金)

1月4週3歳戦回顧

 今週の展望に入りたいとこなんですが、貯めるのもイヤなのでこっちをさきに終わらせて心おきなく今週に向かいたい(笑)

本日の回顧レース

クロッカスS(1回東京1日 芝14)
こぶし賞(2回京都1日 芝16)
くすのき賞(1回小倉3日 芝18)
ゆりかもめ賞(1回東京1日目 芝24)



クロッカスS 東京14

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 開幕週だし前が止まらないなあ、とか思いながら見てたんだがテン3つが35.9というのは遅いなあ。勝ち馬は道中33秒そこそこの12戦を戦ってきており、この道中なら上がりに速い脚残して粘りこめる。
 つい比べてみたくなるが、同じスローでも真ん中で12.5と緩んで上がり3つに11秒前半が並ぶ04年、これも逃げ切り。こういう緩め方して上がり3つに最速LAP並べられるタイプの逃げ馬なら距離延長どんとこいな感じだが、今年の勝ち馬は本質スプリントではないかなあ。道中に12秒台入れたからと行って距離をこなせそうでも、上がり3つを最速並べられる感じはない。
 スピード優位の馬がギリギリ緩ませて、ギリギリの脚という印象だが。

(>ちなみに04年の勝ち馬はシーキングザダイヤ

1着:ほとんど上のとおり。マイルは長い感じだが、こういう馬がマイル重賞を使ってくれないと今年はぬるいレースばかりになりそう。
  
2着:2番手追走で追い上げたが、追いかけた分ラスト1Fは同じような脚に。こっちはぬるいペースで行かせたいし、ゆるっと行ければ距離はこなせるタイプの先行馬。
 道中が緩まないと、距離以前にガス欠起こす(>コスモス賞を忘れてないからね)。

3着:前残りの流れだったが、この馬自身もいい脚は続かず。・・・というか、「やべ、前残っちゃうよ」って感じでこの馬はじめ位置取りに応じてみんな同じタイミングで追い出し始めたので上位はみんな仲良く同じ上がり3F、坂を上がってからは仲良く同じ脚色になったようである。

こぶし賞 京都16

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 おそらく14でも長いであろうウルトラソウル、今回は逃げてどこまでと川田がアイコンタクトで岩田にハナ主張してたのがちょっとおかしかった。距離が?なぶん、押して押して先手とった後はペース落としにかかったが、譲った岩田も騙されない(笑)。逃げ馬が4角でいっぱいになったものの、後ろは詰めるべくして詰めておりまあ平均的なレースになった気がする。

1着:内廻り16を2連勝。外回りに変われば、直線の長いコースなら、・・・という気はあまりしないかな。
 トップスピードが凄く速いわけではないので爆発力に優る馬に食われるケースは容易に想像できる。一方で上がり3Fの脚としてみた場合平均的にずっといい脚を使ってる感じで止まってなさげ。
 将来大きいところでは勝ちきれない気がするが、目先は安心して買えるタイプ。

2着:やっぱりタキオンは切れるねえ。そりゃ爆発力はこっちが上に思う。
 KOL騎手コメント
これで突き抜けていればG�級なんだけど、母も奥手だったからね。
 この馬が奥手かどうかはさておき、G�級なら突き抜けるし、G�級でなければ届かない。なるほど君の騎乗は馬の瞬発力次第のそんなんばっかやね。・・・と、皮肉のひとつもいいたくなる。
 将来を考えるとそれでよし、ということなんだろうけど、サンデー以降期待馬はみんな同じこの道。そりゃ中だるみ上がり競馬ばっかになるはずだよ。外回りになろうが東京だろうが、同じ乗り役なら意地でも勝ち馬のほうを重い印にしたくなる。

4着:前に行った馬では唯一掲示板確保だが、追われてからほとんど伸びず。東京や京都・阪神外回りに行って前進する要素が見当たらず。


くすのき賞 小倉18

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 マルカハンニバルがどんどん不憫になる。いかにも3着臭かったが(笑)。
 やや重の分、どれだけ見込んでやる必要かだが、時計の遅い速いより、小倉らしい最初から最後までひじょ〜にイーブンなLAP。

1着:こういうLAPを上がり最速でシマイから、という馬は小倉専用の匂い漂うが・・・。
 この馬の勝ちあがり戦は瞬発力偏重の京都18、で何このLAP? ちょっと次に出てきたら評価に困る。

2着:イーブンラップを11-9-5-2と地力で超底力寄りにしてみました、みたいな。18・底力寄りになるとトップガンが顔を出すなあ。

3着:勝ち味の遅さ・切れ不足をいちばんごまかしやすそうな条件でいちばんごまかしの効く仕掛け方してみたが、まくった馬とシマイにかけた馬に敗れる。どうすりゃいいんだか。


ゆきやなぎ賞 東京24

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 個人的には、先週の4つではこれがいちばん好き(笑)。いや、笑える。
 2頭がやりあう形になって前はこんな時期の24らしからぬ速いペース。が、なぜか今更3角でわざわざペリエが引く。わかんない(笑)。
 おかげでスルタンもペースを落とせたので13.4-13.4とコーナー部分でものすごい緩み方。直線入り口では逃げた2頭と追い上げた2頭が並び、そこから11.2-11.6。もちろんこれは追い上げた2頭が主導で出したLAPだがやりあってた2頭(>特にヒカルオオゾラ)がそれなりに抵抗できたのが笑う。
 妙なところでタメが入って大逃げ2頭に少しだけ息が入り速い脚がつかの間分だけ残り、捕まえにいった2頭が結果的に1F余分に脚を使わされた形で最後はものすごい止まりっぷり。なかでもヒカルオオゾラの最後100Mの時計はいくつだったのかものすごく知りたい。先に潰れたスルタンにどうやってクビ差まで迫られたんだか・・・。

 いや、回顧になってません(笑)。あまりに珍しい展開のレースで今後の参考にしづらい。
 ひとつだけ言うなら、勝ち馬。マックイーンからついにスタミナ型の有力馬が出た、って感じ(>なんせダートの短距離のほうが目立つくらいだったからなあ)だろうが、菊とか春天という感じではないと思う。
 流れが向いたから評価できない、というより、このレースのハマり方はいかにも前傾底力寄りの東京25で買いたくなるタイプの馬に思えるんですが。
 目黒記念向きだろ、この馬。

2007年1月31日 (水)

1月3週3歳戦回顧

 すいません。先にサボった1月3週分の回顧を。

本日の回顧レース

菜の花賞(1回中山6日 芝16)
若駒S(1回京都6日 芝20)
若竹賞(1回中山7日 芝16)
かささぎ賞(1回小倉2日目 芝12)



菜の花賞 中山芝16

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 去年しかないので例年との比較が難しいところ。牡馬混合のジュニアCと比べると見劣るのは仕方がない。・・・ていうのは嘘だろう。「速い馬」がいれば負けず劣らずの時計が出るよ、このくらいは。
 何度も書いてきたが今年はマイル以上で前に行きたい馬がすごく少ない感じ。しかも夏の高速平坦LAP組が予想以上に距離延長をしてこない。(>一部牝馬の上級馬は桜目指してこの後出てくるだろうが、ただでさえ牝馬に押されてた牡はどこに行っちゃったんだか)
 中山ですら中たる〜んになってつまらない。今年の世代の中山マイルは凡戦続出。

1着:位置取りが示すように馬群で我慢して一瞬の決め手活かす。中だるみの流れに合ったよさを見せた印象で、東京と中山、締まったペースと中だるみ、このあたりの出し入れよりも器の問題という気がしてきた。クラシックで持続力や底力を問われたら辛い、トライアルまでなら多少の流れのブレは対応できそうな気が。

2着:タキオンを不当に低く評価しがちな私だが、この馬はタキオンの強みに頼った競馬をしてこない。いわゆる斬れ優位のタキオンの一級馬でないことは確かだが、くどいほど言う今年は行く馬が不作なので18あたりでアドバンテージあるレースがありそうで、末一手の馬よりは買いやすい。
 上がりに目が行って人気落ちしてくれば買いたくなる(笑)。

3着:もったいない競馬。枠も辛かったが、消極的な競馬で距離・ペース経験の強みを活かせずじまい。

4着:アイ○ドール化してきたな。今回もアオったが、出負けした後もなかなかレースに気持ちが向いてくれない感じ。能力はあるが発揮できないまま終わるレースが多くなるタイプで割り切って毎度消しで臨んだほうがいいようだ。


若駒S 京都芝20

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 あんまり触れる必要もなさそうな。個人的に、ダンスは2歳後半から3歳にかけての成長がスローな上に器用さに欠け、初戦は決め手で勝ちあがってもそこからがモタモタの感。特にタキオン・スペが出てきてからは表街道から駆逐されつつある印象が。
 このレースがどこかに繋がることはないだろうし、ここで負けた馬が巻き返してくるのは青葉賞や京都新聞杯の頃じゃないだろうか。それまでは時期的にも距離的にも相手関係からも、無視していい気が。

1着:上がりに差が出なくなるレースに持ち込んだ(>ダンスのかかりの悪さも寄与)からではあるが、レースレベルとは別にあまり馬鹿にしているとどこかでまた穴を開けそう。切れはまったくないが相当しぶとい粘りあり。
 もっとも、余計な人気を集める馬でもあるからなあ(笑)

2着:7-7-3-3と動いていったが動いた分脚色鈍ったというより、まだ追われても伸びに繋がらないという感じ。ふらふら。
 京都新聞杯まで待とう。

7着:このペースで道中下げてどうする。の、ひとことですむが、それだけ陣営が距離に不安を感じてたということでもあるだろう。


若竹賞 中山芝18

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 これも過去1度しかないが。2歳500万なんて条件なんだからそうそうテンから速くなるペースにはならない。が、それならそれで06年のように「中山だから」と早めに動いてくる馬が出そうなもんだがそれもなし。最後から4つ目でまだ12.7なんて事態ではそりゃ前が残ります。
 時計だけは去年より速いがむしろ去年以上に内容は評価できない気がする。流れに恵まれた前はもちろん、不向きだった後方勢の脚色にも見所なし。前半の緩急は後ろにいた馬にはさほど堪えないので、評価できる馬なら上がりだけは使ってもらわないと。

2着:後藤も言ってるが、こういう緩急つけたペースで距離延長こなす馬なら、もっと短いところで控えれば切れそう。次走、再度後藤で距離短縮してきたら差しハマリ期待したくなる。


かささぎ賞 小倉芝12

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 ああ、夏の小倉を思い出す(笑)。JRAの努力により小倉ですら高速化が進んでるので過去5年で抜けて速い時計が出たからと言って「1番ハイレベル」を意味するわけではなく「1番前傾タイプ向き」というだけのことのように思う。
 ここで好戦する前傾タイプは、距離延長も怪しいし、時計のかかるレースも向かない。高速馬場の短距離戦を求めて渡り歩くしかないわけで、この世代はそういうタイプが大量生産されてる気がするなあ。洋芝適正が求められてるようなので、夏の北海道戦は戦えるかもしれん。
 スピードで優った勝ち馬より、2・3着のほうが違う競馬場での可能性は感じる。

1着:前走ダート組のバクシンオー。バクシンオーはパワー型とスピード型(>開幕週向き・開催後半向き)が極端に分かれて出る傾向があり、この馬は前者タイプということか。
 距離延長して買いたいタイプじゃないし、初戦のダート勝ちもやや重で、将来パサついた中山ダート12とかでみかけたら即消したい気がする。
 もっとも、そんな頃まで絶対覚えていられない(笑)。

5着:開催初期の直千競馬で穴を開け、開催進んだ2走目でバッタリ止まって後ろの穴を誘発するタイプとみた(笑)。
 これもそんな頃まで絶対覚えていられない(笑)。

2007年1月25日 (木)

ご連絡

1月26日(金)0:00〜5:00まで関西どっとコムメンテナンスのため、アクセスができなくなります。


・・・と、今更ご連絡してもしかたないんですが。
すでにメンテナンスにむけて何か作業はじめてるのか、ちょっと不安定です。先ほどエントリ入れたのですが見事に消えて萎えております。

 誠に申し訳ありませんが、「1月3週3歳戦回顧」は4週分と併せて来週ということにさせてください。

2007年1月18日 (木)

1月2週3歳戦回顧

本日の回顧レース

白梅賞 (1回京都4日目・芝16)
紅梅S (1回京都5日目・芝14)
京成杯 (1回中山5日目・芝20)



白梅賞 京都16

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 時計的には平均レベルというところだろうか。速い入りから中だるみした分上がりは止まっていないが、上がり3つの時計は平凡。この理由は、後ろから3つ目がこの6年分で一番遅いことにあるのだが上がり時計の立ち上がりが遅いことでコーナー部分の捌きの巧拙・有利不利が大きかった印象。
 2・3着は先行し内々とロスなく進めたクチ。対照的に思えたのが1着馬と4着馬。コーナーに入る時点では4着馬の真後ろに勝ち馬がいたのだが、3〜4角を押し上げて前に上がっていく小脚の効きが段違い。直線に出たところでこの2頭の前後は入れ替わって5馬身近く開いていた。

ブラックオリーブ
 切れた、というより、上で書いた3〜4角の前に取り付く脚が素晴らしかった。誰が見てもこれが勝つと感じたと思う(笑)。その部分が12.4と遅く、余計目立ったことはあるだろうが、間違いなく小脚が大きな武器の馬。
 大回り・直線の長いコースでトップスピードを問われるとつらいと思う。直線の爆発力が売りではない。

ディープスピリット
 勝ち上がり戦では同じ京都16内でコーナー部分で上手にポジションアップ。ここはどうしたか、終始追いどおしで行きっぷり悪かった。
 エンジンのかかりが遅かったが、上がり脚自体は悪くない。やはり緩みの少ないレース向きの印象。

タガノグラマラス
 流れは向いたように思う。逆にいえば、2・3着は同じくらいの評価でいいのでは。
 前に行ける分買いやすいし大崩もしないだろうが、マイル以下では瞬発力・トップスピード負けの2・3着が多くなしそう。距離伸ばして折り合って先行、が狙い目に思う。

(おまけ)

5R新馬
 この日5Rの新馬戦は、白梅賞とタイム差0.1の好内容。この条件で1分35秒台というのはままあるが、ほとんどテン3つが速いペースでそのまま最後まで逃げ・先行が止まらず押し切る形でスピード任せで出る時計。
 テン3つが35.9と並みの時計で中だるみ少ないままラスト2つで11秒台半ば、差した2頭が逃げ馬を捕らえてワンツー。この1・2着馬は次のレースでどういう流れになろうと対応・好走の可能性高いように思う。ちょっと注目。
 3着(逃げ残り)4着(追い込み)は、違う流れでの対応力がカギという印象。5着以下の評価は微妙だが、初戦の経験としてよさそうなペースのレースに思うので、ちょっとした出世レースになるかも。


紅梅S 京都14

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 過去、03年スティルインラブ・04年スイープトウショウとG1級2頭を出してきたレースだが、今年は超前傾度の高いレースになってクラシックに繋がるか微妙な雰囲気。ここ2年よりはハイレベルと言ってよさそうだが。
 上がりはやはり止まりすぎな気はする。1・2・4着にコジーン系とバクシンオー、前傾スプリントLAPで妥当な血統という印象もある。前崩れの流れといってよいと思うので、追い込んだ馬を高く評価しすぎないようにしたい。

ローブデコルテ
 ハイラップの阪神JFで枠順の不利に泣きながらの健闘を思えば、この流れでは妥当な勝利。直線入り口で足取りおぼつかなかったあたりや、欲を言えばシマイの切れに物足りなさ感じるところ。
 上で出てきた過去の勝ち馬2頭に比べると爆発力で見劣りスピード対応力で優る雰囲気だが、今年の牝馬戦線がとにかくスピード優位で進行しておりそれがどこまで続くか、この馬にとって有利か不利か悩むところ。
 コスモス賞の経験があるので、コジーン産駒とはいえ個人的には距離やタフな中距離戦については不安は感じないのだが。

バクシンヒロイン
 短の追い込みで定着した感じ。テンが速ければ確実にいい脚を使って追い込んでくる。一方で、距離延長やスローには不安が残る。

ニシノマナムスメ
 直線だけで危うく無理矢理帳尻合わせてしまいそうなところだったのはたいしたもの。能力は認めます。
 が、私はこの馬を買うことは当分ないでしょう(笑)。
 こういう馬、いいところばかりが取り上げられすぎ。
 なぜこういう位置取り・コース取りになってしまったか。揉まれて下がってしまい大外に持ち出すしかなかったあたり、次も手を出すにはためらいを感じる。前崩れの流れ分は割り引きたいしね。
 あと、思い出したのはデ杯のクラウンプリンセスこの後何戦か決め手引き出しに拘って低迷、結局前に行くことで再浮上のきっかけ掴む、になっても驚かない。(注:エントリ末尾参照)

スマートカスタム
 緩みのない流れは望むところだが、ここまでスプリント寄りのLAPで流れると速すぎた。 

京成杯 中山20

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 レースとしては、レベルは高くないと思う。前5Fで切ると62.3、まあスローだわなあ。
 最初にLAPを見て異質に感じたのは、最後から3つ目・2つ目の11.4の並び。ここ2つの合計が22.8というのは中山20でほとんどみた記憶がない。01年以降の中山20重賞(金杯・京成杯・弥生賞・皐月賞・1回あった秋天)24レースで調べてみると、最速でした。
 その11.4が2つを挟んで4つめと最後は12.2、上がりよりのレースになった割に最後3つをすべて11秒台でまとめられなかったのはちと「切れ」という目線からは物足りない。
 といったものの、これ、逃げ切りだからなあ。軽い瞬発力に欠ける馬が前での競馬を選択した結果、と考えると妥当なところ。
 スローだから、勝った逃げ馬の価値が低い、というよりは、このレースで後ろから行きながら上がり使えなかった馬の力は見限っていいように思う。

 LAPを初めから見ていくと、12.6-11.6-13.4-12.2。
 2F〜3Fで1.8の減速、3F〜4Fで1.2の加速。正直、このへんはあまり巧い、とは思わない(笑)。逃げたい馬のいないレースで積極的に先手を取りに行っての結果だが、テンでこれだけ逃げ馬が加減速繰り返しちゃうとロス大きいのは当の逃げ馬自身で、位置取り差がロスを吸収しちゃう分後ろのほうが楽になりがち。また、折り合いに難のある馬の場合この動きで精神的に消耗が大きくなってしまいそう。
 が、馬の視点からいえば多少ラフな動き方になっても堪えない強みがあったようだし、ヤネの視点から多少の加減速ロスより行くことのメリットは大きかった。巧かったのはここから。極端にペースが緩むところを作らず、一方で極端に速いところを作らず、これがラスト3つの11.4-11.4-12.2(>差が詰まったところから再度突き放して、押し切り)に繋がった。

 無理矢理、LAPの数字に解釈つけてみたけれども、そんな枝葉よりも、ここは、
自らレースを作る流れに持って行ったこと
途中で緩みを作らず馬の強みを信じて活かしたこと
これに尽きるように思う。
 時計がたいしたことないとか、展開が向いたとかいう話になりそうだが、勝ち馬についてはそれだけで片付けるべきではないように思う。けっこう、馬の強みが随所に活きてたと思うぞ。

サンツェペリン
 長所・短所はもうみんなご存知のとおり。問題は、距離と今後の成長力、ということになるだろう。正直、どっちも心配(笑)。
 スプリングSや皐月賞で締まった流れになれば、というのはまあ普通に思う。で、次走は弥生賞らしい。上がりよりになりやすいレースだが、クラシックを狙うならそこを使ってくるのは正解な気がする。弥生賞をどういうTRにするかちょっと興味深い。

メイショウレガーロ
 悪くはない。後藤のコメントを見ると、かかりそうだったので他馬で壁を作って道中を進めた分結果的に裏目、という感じ。
 この中では、ペースや条件に注文がつかず一番安定して買いやすいタイプではないだろうか。ただ、G1級の切れ・器ではなさそうだ、と底は見えた気がするが。

アルナスライン
 生で観たときはどこから来たのか、という印象。マクってきたというよりはエンジンに火が入ったのは直線に入ってからだった。
 といって、東京で切れ増す、とは全然思えないなあ。中山型の緩みない流れでだんだんエンジンがあったまるタイプだろうか。

マイネルヘンリー
 いいなあ、こういうの(笑)。
 時計・能力に疑問符だったが、勝ち馬にしっかり引っ張ってもらって食らい突くことでひとつレベルアップした感じ。
 こういうのって、経験値・能力値大幅アップしてそうな気がします(笑)。


 ところで、ふと気になったんですが。
 タキオンが爆発してる印象ですね。まあ、タキオンだけに限らないけど。

 去年のこの時期に、サンデー直仔の産駒傾向をちょこっと調べてみて、
仕上がりの早さと父の産駒には見劣るがそれなりの切れで、初戦はスローの直線だけレースを上がり最速で快勝。
 ただし、ほんものの切れでは父の産駒にはおよばずクラスが上がると切れ不足を露呈

が、結論。
 初戦買い・500万以降は疑え、って感じ。

 これ、サンデー直仔の産駒全般に言えるんだが、特にタキオンが顕著だった。
 で、今年の大躍進ですが、どうなのかな、と。これ、可能性としては2通りありそう。

1)タキオン(ほかSS直仔)産駒の瞬発力が実際にレベルアップしている

 実際に、サンデーつけてた最高クラスの肌馬が廻ってきてるんだろうし、これは十分考えられる。

2)サンデー産駒がいなくなったことで、次位の瞬発力が現役最高クラスになった

 瞬発力そのもののレベルとしては、最高がいなくなった分低下してると。

 「サンデーがいなくなった」といっても、レースをみてると「スローの上がり引き出し重視」という大勢の流れは変わっていない気がします。
 1)なら、単純にサンデーの後釜にタキオンその他が座る公算は大。

 が、もし2)のほうなら。
 もともと、サンデー全盛期でも、「スローの上がり勝負」適正は、

 新馬 > 条件・トライアル > クラシック本番

という感じで、レースの格が上がるほど本物の一級サンデー産駒の切れだからこそ、の印象がある。
 タキオンほかSS直仔産駒の瞬発力レベル自体がアップしたわけでないのなら、ここからは同じ結果を期待するのは厳しい気がするなあ。

 白梅賞の3着とか、人気沸騰しそうなSS直仔の切れ型がこのあともメジロ押し。馬券妙味的には「消し」の一手で行きたい人(笑)なんだが、ほんとにそれでいいのかデータをとって確認したくなった。
 どういう調べ方するか、ちょっと考えてみます。

  

2007年1月10日 (水)

1月1週3歳戦回顧

 今年はこういう形で、特別以上の芝3歳戦をクラシックまで回顧してみることにする。

1回中山・京都 1・2・3日
 シンザン記念
 ジュニアC
 福寿草特別
 寒竹賞



シンザン記念(G3・京都16)
 先のエントリで回顧済みなので省略


ジュニアC(OP・中山16)

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(参考)
 同日未勝利(重)
  12.6-10.9-11.5-12.3-12.5-12.0-12.3-12.6
 前日1000万(不良)
  12.7-11.4-11.9-12.1-12.6-12.2-12.4-12.4

 馬場がどのくらい回復していたか微妙だが、同じ日の午前中の未勝利とコンマ3差はほめられないなあ。しかも、前2頭(大差のビリ・ビリ2)以外は.8くらい離された一団で上がりだけレースをした印象。
 勝ち馬の切れがこの程度の相手では抜けている(>上がり時計は皆同じようなもので、短い直線の最後だけで交わした印象。時計以上にあった切れの差で勝ったが中山は合う気はしない)、というだけの結果だが、その勝ち馬も直線の短い競馬場や締まった流れではいかにも差しきれない感じを強めた。

福寿草特別(500万・京都20)

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 予想エントリで書いたように、中だるみから残り3〜4Fの瞬発力が求められることが多いのだが、今年は少し様相が違った感。
 やや重のため時計はたいしたことはないが、それよりも平坦度の高いLAPになったことが目を引く。上がり3Fタイムが馬によってバラつきが大きく、レース自体より個別の馬の評価が分かれるように思う。

タスカータソルテ
 イーブンペースを5-6-6-2とコーナー部分から進出したっぷり4F以上脚を使う。同じような競馬になった4着馬と上がり3Fで2秒以上の差、なかなかの決め手。
 こういうLAPをポジション上げての競馬、というのが好みであることを差し引いても、高評価できる。

マイネインティマ
 こちらも他馬と大差の上がり時計だが、7-7-7-7が示すとおり最後まで我慢して上がり3つに賭けた形、勝ち馬との内容差は歴然。
 スローの上がり競馬より、Hペース・前崩れでシマイに賭けて浮上するタイプの差し馬で、ラジオNIKKEIあたりに合いそうな馬に思えた。

ケープボルト
 1・2着と上がりが2秒以上違う分食われたが、他と比べると差のない上がりでよく粘っているといえないこともない。ただ、この流れで後ろを離して単騎の逃げなら残って欲しいところである。
 自身も上がり使えるような緩い流れでないと残れない、上がりをまとめる脚はあるがタフなレース向きではない、というところだろうか。 


寒竹賞(500万・中山20)

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 「この時期(2歳12月・3歳1月)の中山20はアテにならねえ」、個人的にずーっと言ってることである。
 上の福寿草特別あたりと比較するとよくわかるが、他場の中距離レースは基本は真ん中が緩んで上がり3つが速いのがこの時期の標準、スローの上がり勝負という奴である。
 が、この寒竹賞の過去のLAPにも現れているように、中山20(この時期の、1勝級レースに限定)は中が緩まない。どころか、5・6F2つあたりが一番速くなる部分と言っていいくらいである。
 瞬発力が活きるようなレースにはなりづらく、行った馬がそのまま残る前残りか、行った馬全滅の後ろ有利全開かどちらかになりやすい。で、そういう適正がこの後のトライアル・クラシックで求められる適性にはほど遠いため、あまり先に繋がらないのだと思う。だからこそ、マイネルがよく来るんだが。
 中が緩まない分、時計だけは2分そこそこのいい時計が出てしまうのだが、阪神あたりで時計は2分3秒・上がりは33秒台、みたいな馬にかなわないんである。

 ついでに補足すると、新馬・未勝利クラスだと皆来たがらず最初から最後までだる〜んとしたペースで、上がり最速の馬が勝つレースが多くなる。ところがそんな中山20で上がり最速というのは瞬発力というより器用さや素直さに依存して出たものであることが多く、上のクラスや他の競馬場に行くとさっぱり通用しないのがまた笑える。

 この寒竹賞では05年組から、シーザリオ・アドマイヤフジが出ているが、この年のLAPはちと特殊。
 テン2つ速い→3つ緩む→後半5Fロングスパート、という緩急から持続比べになだれ込む流れでありながら、上がり3つが最速で止まっていない。1・2着した両馬が24以上のコースで切れる脚を長く使って好戦したのもむべなるかなという気がする。

 ついでに補足すると、新馬・未勝利クラスだと皆行きたがらず最初から最後までだる〜んとしたペースで、上がり最速の馬が勝つレースが多くなる。ところがそんな中山20で上がり最速というのは瞬発力というより器用さや素直さに依存して出たものであることが多く、上のクラスや他の競馬場に行くとさっぱり通用しないのがまた笑える。

 こういう例外的なケースを除き、あんまり目先のクラシック戦線には繋がらない条件と思ったほうがいい。
 年末のニュービギニングをもうひとつ信用しとらんのは、そのへんである。(>ただ、ドスローの上がりだけから一転前掛り戦に対応した競走センスはあなどれん)

 と中山20全般に対する前振りが長くなったが、今年の寒竹賞はやや微妙。馬場をどのくらい見積もるか。
 上で上げた5・6Fが遅く、例年よりは「仲間外れ度」が低そうで一概に馬鹿にしてはまずい気がする。(笑)
 それでも、2・3着がいかにものマイネル、あんまりクラシック直結度高くなさそう。勝ち馬は、距離やペース面でのタフさがありそうでオークスならちょっと面白そうではあるのだが、そこに行くまでのレースではかなり危ない(>適正の異なる)人気馬のような気がする。 
 オークスに出てこられればおもしろいんだけどなあ。
 

2007年1月 5日 (金)

2歳戦総括・マイル牡馬編

 マイル路線は牡・牝分けないと多すぎる(笑)。
 まずは牡馬編。

 ひとからげに「マイル路線」としたものの、実際は3つくらいのパターンがいる。

1)12・14のスピードレースから距離を伸ばしてきたもの

2)マイル以上を使われた馬で、道中速いペースを経験したことのある馬

3)マイル以上を使われた馬で、速い道中は経験のない馬

 このうち、1)で距離延長して結果のでなかった馬は短距離路線のほうに回した。ここで扱うのは、マイル以上にすでに対応できた馬のみ。
 なんども書いて来たように、2歳戦(特に関西)が高速平坦LAP組に制圧された印象で、関東勢の上がり重視LAP組と対照的。さらに、高速平坦LAP組の中心は牝馬
 マイル以上で、しっかりした逃げ馬が例年に比べて手薄な印象がある。

 参考エントリ)

 ・牡馬14超18未満

ドリームジャーニー (NZT○)
 2歳チャンプに対しあまりといえばあまりな評価(笑)。
 が、正直、買いたいレースがあまり思いつかない。地脚は速いが末がそう長く使えるわけではない。似た印象のドリパスに比べると地脚だけで詰めるのは限界がありそうな感じがする。(>半分は、騎手のせいでは?)
 朝日杯は鮮やかだったが、前のだらしなさと出遅れが結果的によかったように思えてならない。
 今の段階では、とにかく東京では買いたくないという気持ち。中山なら20まで十分戦えると思うが、中山マイル巧者はほんとにその条件しか走らない馬が多い。
 個人的に、この馬にこのヤネはいたずらに馬券を難しくしているので勘弁してほしい(笑)。

ローレルゲレイロ (マイルなら常に▲くらいは)
 キングヘイローには本田優がよく似合う。サンデー時代の感覚からは、早過ぎる強気すぎるくらいの仕掛けで丁度良い。
 二桁の馬体増続けつつ、好内容で2着・2着。早い時期から使っているがまだまだ成長余地はある感じ。早めの競馬で決め手負けとどうしても善戦どまりの多くなるスタイルだが、相手を問わず▲くらいで拾うには躊躇しなくていいヒモ向きの馬という評価。
 この馬が距離持てばおもしろい存在になりうるのだが、2歳時にマイル以下で前に行って善戦繰り返すタイプで距離伸びて成功した馬ってあまりいないような。

オースミダイドウ
 SW産駒は逆境に弱い。のっけから厳しいこと言うが。
 楽に先行できる条件替りが一番の買い時、と思うくらいなのだがケガにも弱く故障から復活を遂げた馬が・・・。
 ごめん。

フライングアップル
 あまり評価してません(笑)。毎回、「北村が巧く立ち回ったなあ」という印象しか持てないまま3戦走られたのだが、これは北村がめちゃめちゃこの馬と手が合うのか実は馬がしっかり強いのかどっちなんだ。
 競馬が上手な馬なのは間違いないと思う。ただ、それを武器に2歳戦で好戦した馬を3歳になって追いかけたい気がしない。

マイネルレーニア (NZT◎)
 「マイル路線以上で逃げられる馬が不足気味」とみているので、この馬のポジションは本来妙味あるはず。が、陣営のコメント見る限り前に拘る意識がまるで感じられない。
 消極的な競馬になると、朝日杯のような先行して決め手負けばかりになりそうで。仮に、今後積極策に出てきたとしても、ここまでに長めを強気で競馬してこなかったツケが出て来そうで、中山マイルくらいしか買い場が見つけられない。
 
マイネルシーガル (きさらぎ賞○、NHKマイルC▲)
 使うかどうかはともかく、京都18なら狙えるかという印象。中山20・東京24という感じはしないし、阪神20だとちょっと距離分切れが鈍るかと思ってしまう。
 マイルCは十分チャンスがありそう。中山16なら<レーニアだが、東京16なら逆転のイメージ。

ゴールドアグリ (NHKマイルC◎)
 ドリジャと馬キャラはかなり被るが、こちらのほうが非力な印象。小回りも手前替えてばかりでぎこちない。
 爆発力はあるので、東京向きのアグリ・中山向きのドリジャとすみわけしそうな予感。
 距離が持たないというより、爆発力を活かすならマイルあたりがベストだろうという評価。皐月・ダービーでも3着くらいならあってもおかしくはないが。
 テンの不安がモロに出てきているので、目先静観で人気落ちてからマイルCで爆発、というのは勝手な希望。

2007年1月 2日 (火)

2歳戦総括・中距離編

 さて、距離別に2歳戦を総括しておこう。
 まずは、1800〜2000のカテゴリで。

参考エントリ)

 ・牡馬18以上20以下

 ・牝馬18以上20以下


 札幌の18ふたつ(コスモス賞・札幌2歳S)が締まったペースの好内容。2・3歳戦の上がり競馬で瞬発力勝負には不安大だが、先々レースの格が上がった場合に活きそうな底力面で期待できる。この2つの勝ち馬ナムラマースがまずはクラシックに向け最初の有力馬。

 中央に舞台が移ってからは、正直見るべきレースがない感じ。サンデーがいなくなったというのになぜか中だるみ・上がり勝負傾向のレースが依然多く、「中だるみのわりに、上がり物足りない」というレース評がやたら多い気が自分でもしていた。
 騎手の意識は依然「切れ優先」、なのに本物の切れ持ちがあまりいない
 このままだと、マイル路線から融通の効く逃げ馬が(>14超18未満で語るが、実はここも手薄)出て来れば結構持ってかれちゃうのでは?、というのが12月頭までの見解。

 が、12月後半に続々と有力馬が出走、あきらかに切れ上位に見える馬が現れ始めたため、クラシックらしくなってきた(笑)。
 切れ、という観点で大きく目を引く中京2歳S。時計的な面よりレース内容に大物感あるラジオNIKKEI2歳S。そして、いろんな意味で興行的に大成功のホープフルS(笑)。

 クラシックにむけてのここでの評価をまとめておく。


ナムラマース (皐月・スプリングS◎)
 札幌戦で見せた息の入らない流れでの強さは同世代でも頭ひとつふたつ抜けた印象。一方、ラジNIKKEIではっきりしたように瞬発力を問われると見劣るし、ペースが急に上がると反応が悪く一瞬置かれるような部分も気になる。押して上がる競馬は必須。
 いかにも合いそうなのは、スプリングS・皐月賞の中山ルート。逆に阪神20の前哨戦や、ダービーでは切れ負けする可能性がかなり高そう。前にもつけられるが、ラジNIKKEIのパフォーマンスを再現してしまいそう。
 同じ中山20でも、上がり寄りの傾向になる弥生賞ではヒモ評価くらいでいいと思う。

フサイチホウオー (共同通信杯・ダービー◎)
 父同様、東京巧者の匂いが強い。瞬発力そのものは父ほど突き抜けた感じはないが、父より動ける分で帳消しにできる。広いコース・長い直線は味方にできるタイプのように思う。
 現時点では、一番合っているのはすでに2つ勝ってきた東京18という感じ。ダービーでは距離そのものの不安は感じないので、今のところ「父同様で、大物感」と却って好意的に受け止められている感すらある追われてフラフラするあたりがどう解消されるかという気がする。一応、ダービー最有力候補。
 東京ではとにかく中心視せざるをえない一方、一番評価を下げたいのは、中山

アドマイヤオーラ (皐月・ダービー○)
 兄と違って、切れで勝負することになりそう。その切れは、中距離以上をターゲットにしそうな馬では最上位クラスに評価できそう。サンデー時代の有力馬に一番イメージが近いのはこの馬である。
 で、過去のサンデー有力馬同様、この後は道中が速くなったときにどうなるかが課題。あまり反応がよくないというか、自分で上がっていくようなところに欠けるように見えたのでペース対応力が極端にない可能性をちょっと感じる。
 賞金が足りないので本番前に二つ使ってくるだろうし、武を確保できればどちらかはシマイの脚を測ってくるか、いや、本番まで手の内を隠すか・・・。
 私的には「切れる一級サンデー」評価なので、皐月・ダービーとも馬券は十分ありそう。というか、両方2・3着のタイプに思う。
 シンザン記念に登録がある・・・、う〜ん、勝たないと思う(笑)。ここで賞金積み損ねると、押せ押せになってますます本番は着臭くなる。

ニュービギニング (弥生○ 皐月・ダービー無印)
 やや辛い評価か?(笑)
 トライアルまでは使い分けて武を確保してきそうではある。本番で乗ってもらえるかどうか。Aのほうが(馬主の力が)強そうに思うが。
 ドスローの新馬戦、超前掛りのホープフルS、両極端の流れのレースを征したセンスは評価できるし、上がりはしっかりした脚を使える点で力は認められる
 しかし、トーンがずいぶん低い。意識的に弱気にいう部分は理解できるが、あまり自信は持ってない気がするんだが。その割に、周囲には本番までは少なくとも無敗を強いられそうだし。
 ・・・どうも前走は、前掛りになるべくしてなったレースに思えるんだよね。
 一定の評価はしつつ、この馬には張りにくい。

ヴィクトリー (毎日杯◎・皐月△)
 BTを再びクラシックの有力候補に考える日が来ようとは。
 私の中で、最近のBTのスタンダードはビッグプラネット。ただし、この馬はリンカーンの下。あまりにタイプが違いすぎてなんかイメージができん(笑)。
 この2走は逃げようとして逃げているのではなく、スピードの違いとキャリア不足で行きたがる面からの理由に見えるので、内容はけして悪くない。抑えが効けばほかの競馬は十分できそうではある。
 正直、一番判断つかない馬。ただ、同じ時期の兄のようなレースでのモタモタ感がまったくなく逆にスピード面優位を感じさせすぎる分、距離が長くなるより20までという印象を受ける。
 毎日杯あたりなら前に行って押し切りそうだし、皐月でもヒモなら、という印象。その先の距離はとりあえず疑問視しておこう(笑)。

サンツェッペリン (スプリングS△)
 長くいい脚は使える、瞬発力が前面に出すぎるレースになると切れ負ける。テンビー×オジジアン、いつまでも狙う馬でないのはわかってるので本番前のTRでヒモがラストチャンス臭い。でなきゃラジNIKKEI(福島18)。
 速い馬が引っ張ってくれるレースでないと出番はない感じだ。

ゴールドキリシマ
マイネルソリスト
 共に悪い馬じゃない。前に行って、後ろと上がりが変わらないレースで粘りこみ。ただ、後ろに道中で脚を使わせたというより、この路線で前に行く馬不足で行ったメリットを最大限活かした印象&サンデー不在の時代に合った感じ。
 相手が上がってホントに切れる馬が出てきたときに、前々で勝負できるだけの競馬はしておらず、行くか控えるか中途半端になりそうな気がする。
 そろそろスピードに特化せざるをえないと覚悟決めてハナ主張してくる馬が出る頃なので、先行馬として展開を味方にするのはだんだん辛くなる
 あんまり、この先買うところがないような・・・。

ダイワスカーレット(牝) (桜▲・オークス◎)
 オークス向き、というよりも現時点で距離に対する不安が一番ないというだけなので、こんなもん本番までに何ぼでも変わる。
 初戦はロングスパート、2戦目は超上がり勝負、このあとどこに出てきてもすごく買いやすい馬である。格もコースも距離も、不安を感じなくて済む競馬っぷり。
 桜とそのTRをどうしようかなあ、とか考えていたが、いきなりシンザン記念に登録してきた。ここでも勝負に、なるだろうなあ。
 桜はマイル適正高い差し馬に屈して2・3着、オークスで雪辱パターンの世代上位の中距離馬パターンのような気がする。

 だいたいこんなところでしょうか。
 阪神JF・朝日杯FSを使った馬はマイル(14超18未満)路線で触れることにします。

2006年12月 9日 (土)

牡馬・14以下

14以下・牡馬

最終更新日:061209



千両賞・500万下 阪神14

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 14、という距離に変わってからとにかく前残りの多いレース。改修してもこのレースの傾向は変わらなかった。というか、「改修・ゴール前の坂」という乗り手の様子眺め意識もはたらいたか、テン3つは速いがその後2つでしっかり息が入る中だるみLAP。
 こうなるといくら直線が長かろうと、極端な上がりを繰り出さない限りは後ろは届かない。

 ここまでに速い道中を経験してきた馬が真っ当に上位を独占。

 
あけび賞・500万下 京都12

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 これまた前傾度の高いLAP。00年もそうじゃないか、といわれそうだが、このレースではLAP作った馬がそのまま逃げ切っている。・・・カルストンライトオ
 今年はほんと、小倉→京都でカルストン適性満開。12・14は前傾型・高速平坦型のスプリンターしか勝負にならず、距離適正長めの馬や後傾型の馬にまったく出番が廻ってこない。
 阪神でそのへんがどうなるか、賞金積み損ねている出遅れた「クラシック向き」組の巻き返しに非常に興味のあるところ。

1着:前走、前傾LAPの500万(京都14)を先行して3着粘りこみ。初戦はそれなりに上がりもまとめており、切れないが速い流れで粘れる強み。
 ここまでの関西のレースの流れには合う馬。ペースが緩んで、どこまで上がり使えるかが課題

2着:やはりジリ。2着には来たが本質は上がりのかかる競馬でしぶとく伸びて差す馬だと思う。
 京都・東京の速い馬場では一押し足りずだが、阪神になれば・・・。

3着:馬券に残られてしまった。ハナに拘らないという点で見直しはできるが、上がりがやはりネックの前傾・高速平坦LAP向き。
 このタイプを競馬場替り・距離延長で「Hペース演出し沈没」係とみていくのが今後の狙い目のような気がするがどうでしょう。

5着:前傾型から後傾型に戦法(>合うペース)変更確定。

6着:行き脚が悪く良さ出す形にならず。クロコだけにマイルで先行・粘りこみの見直ししたいが、ちょっと調子落ち?。


500万下 東京14

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 良発表だが小雨の中、この日は全体に「前へ」意識が強く追い込みづらい上がりのかかる馬場
 時計的には京王杯と見劣りしない内容に思う、違いは適正面で、かなりスプリント寄りの流れに思えた。

1着:東京14を2連勝。前走はスローで上がりだけの競馬だったので、今回速い流れを前で押し切ったのは優秀。
 逆にケチをつけるなら、距離が延びるのがまったくよさそうには思えない点。マイルになると溜めて切れる馬が出てくるので分が悪そう。

2着:この馬もイーブンLAPのスプリンターという印象。14までではないか。

 上位1〜2着はスプリント適正の高さを生かして押し切った感じ。マイル適正は3着馬あたりが一番ありそう。4・5着はあまり評価できないように思う。

6着:切れる脚は持っているがスタミナが極端に足りないのか。直千馬である可能性に期待。絶対覚えてないだろうけど。


京王杯2歳S・G3 東京14

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 馬場の影響をどの程度見込めばいいのか難しい。例年より凹凸の少ないLAPは、ここ(中だるみの東京)専門である可能性を減らしてくれるのでこの後も買えるところは例年よりありそう。
 にしても、上がりは止まりすぎで、出負けして負けた差し・追い込み系の馬には見直す余地大きい。

1着:一応及第点の内容だが、この馬が勝つ流れができていたのも事実。朝日杯で軸にしやすい「締まったペースで前に行ける馬」というには、ちょっと小粒な感じ。
 朝日杯・共同通信杯という流れ(ストーミー・リシャ)よりは、アーリントンCのほうが似合う気が。

2着:これまた、速い時期・メンバー揃わない阪神・中山マイルという印象。朝日杯ではないだろう。
 凹凸の少ないLAPで流れ込むのが得意な印象が強く、緩急LAP・瞬発力レースは疑問。

3着:いちょうSで上がりまとめた3頭は東京ではそれなりに足りることを証明。差し脚のある馬がここは4頭いたが、唯一流れに乗れたのが大きい。切れでは見劣る。
 流れに乗れない・合わないと大敗だと思うので、また人気薄で穴を開けると思う。

4着:出負けとコースロス、馬場、敗因のテンコ盛り。

5着:同じく。騎手は「3番手くらいでレースをしたかった」コメント。4着馬に爆発力で見劣り、安定性で優るというところか。出遅れなければね(笑)。

10着:「前走もけしていい勝ち方とはいえなかった」ノリさん。
 安定感に欠けるし、テンの脚がないのは現時点で致命的なビハインド。まだまだ人気しそうだが、出脚やヤネのトーンが変わってくるまでは見送りが正解。
 少なくとも東京に戻ってくるまでは静観。



500万下 京都14

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 やや重にも関わらず、過去5年と比べても断然に速いテン3F。その分上がり3つにツケが廻る前傾LAP
 逃げた1頭は小倉2歳S組、ストラテジー。京都は高速馬場という乗り手の意識と小倉からの高速平坦LAP組が引っ張って、西の短距離戦はこればかり。

1着:18→16→14と、普通と逆の使い方になったが、速い流れのレースにしっかり対応できた点は評価できる。-7-4・上がり1位という見た目ほど強いとは言いにくい。なにせ残り3F目から前は12秒台に落ちてるので。
 距離が延びたほうが間違いなくいいと思う、ただ、次は相当の確率でかかるのではなかろうか。

2着:高速平坦LAP経験済。武で控えて脚を使ったが勝ち馬には完敗。ペース考えると3着馬のほうが評価できる印象。
 阪神がパワー寄りの馬場であるなら、阪神替わりで軽視したい1頭。500万級は勝ち負けする力はあるのだが。

3着:→あけび賞1着
 先行崩れの流れを前に行ってそのまま踏みとどまった点で2着以上の評価。次走、前傾LAPのあけび賞を勝ったのも納得。

10着:評判馬であるが、小倉2歳S・こことかなり速いペースで前に行って大敗。控えられない馬なのか。
 ダート替わり・距離延長、条件替りできそうだし人気もしそうだが、オカベさんなら言うであろう。「馬にレースを教えるのが先」。
 親子の情を断って、乗り替わったら、買うテあり。



・福島2歳S・OP 福島12

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 福島12らしい前傾型。後ろから2つ目が速くなっている分、先に動いた馬と最後まで貯めた馬の評価には差がつく。

1着:早仕掛け気味で残った分、着差以上に評価。

2着:こちらも早目に動いての上がりは評価。

3着:こちらは評価しづらい。脚質ショックにも思え、二番は?

4・5着:ジリ。

12着:ハナを切れなかったのは大きいが、もともと止まり方の激しい馬。


・くるみ賞・500万 東京14

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 真ん中が緩む東京LAPだが、最後の1Fのかかり方は不満。止まった先行2頭が3・4着で、低レベル戦の可能性大。
(追記:この日の内は全く伸びず、どのレースもラストは止まり気味。若干、先行馬に擁護の余地アリ。>情報提供:Jr.氏)

1着:-4-6と十分引き付けてこの上がりは、不満残る。

2着:現状500万で物差しとして機能。

かえで賞・500万 京都14

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 レコード。テンも速いが、中3つの揃い方が異色中の異色。後ろが届かない、以前に前と差のない上がりしか出せないレースであり、馬場が極端に速かったことと、高速平坦LAP適正の比重が高すぎるレースであったことをうかがわせる。

 1〜3着の高速平坦LAP適正が高い、以外は参考外か。


すずらん賞・OP 札幌12

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 ラスト3つの時計がかかる、前傾型というより札幌らしいLAP構成で水準級。
 福島2歳Sで、ここで1着入線した馬が評価できる勝ち方。開催後半の福島(>前傾気味で上がりがかかり、追い込み有利に前の馬が残るイメージ)と、適正は近いかな。


ききょうS・OP 中京12

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 阪神改装で中京12で行われたききょうS、過去の比較はなし。
 後からのレース解説なのでいえることだが、ちょっとおもしろい。LAP自体は逃げたスーサンライダー(小倉2歳3着)が作ったものなので、やはりというべき速い平坦LAP。ただし、開催後半の中京だけに粘りきれず34.3-34.5のイーブンLAPを踏んだマイネルサニベルが勝利。
 ここまで、短距離戦が(特に小倉・京都組)ワンペースの高速LAP偏重で進んでいるため、この手の出し入れに妙味あるケースが出てくることに期待。

1着:貴重な平均LAP型。このタイプを今後発掘するもよし。すでに適正示したこの馬は覚えておきたい。

2着:高速ワンペース軍団の、準主力。


カンナS・OP 中山12

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 時計は例年並だが、勝った馬が逃げ切りだけに「速さ」と「モロさ」が同居した感のあるLAP。
 中山の馬場がまだ速い(3日目)時期なので、ラストは止まったとみたほうがいい気がする。

1着:福島2歳Sで露呈したように、速さとともに現状行けなかった場合のモロさ、上がりの止まりっぷりが見て取れる感じ。今のところは、馬場や展開に注文つく印象。


小倉2歳S・G3 小倉12

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 今さら何も言う事はない、「止まらない小倉全開」に後押しされた、「ダッシュ最速」レース。そもそも前走も小倉で11.9-10.5くらいで入って逃げ切ってる馬がゴロゴロいた。
 極端に入りの速いレースで共にメンバー1位の上がりを使って1・2着した両馬の高速平坦LAP適正はダントツ。

1着:ファンタジーS1着へ。

2着:ファンタジーS5着。このレースでは、こっちのほうが距離延長への対応できそう、伸びても上がり使えそうだったが。

3着:ききょうS2着へ。

↑ ここまでは、高速平坦LAP◎組。

5着:やや無理をした感。本来はここまで前傾LAPは?
 
11着:今考えると、高速平坦LAPでSWを1人気はない感じ(苦笑)。馬場傾向が変わればの、平均LAP型のスピード馬か。


ひまわり賞・500万 小倉12

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 これは例年より低レベル。
 まあ、九州産馬限定のこのレースを評価する人はあまりいないと思うが。
 高速馬場だった小倉で、例年以上に早くペースが落ちており単純にスピード不足が疑われる。

1着:→小倉2歳S14着→ききょうS10着

2着:→野路菊S9着

 ま、そんなもんです。


500万下 札幌12

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 勝ち馬にここと次を持って行かれる(>すずらん賞は1着馬が降着)のも納得、逃げた勝ち馬のLAPは4F目までスピードが持続するこの時期の2歳にしては立派なもの。


ダリア賞・OP 新潟14

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 やや重をどこまで考慮するかだが、まず評価できるレースと言ってよい。特に、緩みを入れがちな4F目の出っ張り方が小さい点が好感

1着:この先をある程度知ってるインチキ解説(笑)。
 中だるみが最小限に抑え、自ら逃げ切ってLAPを作り上がり2位にまとめる。おそらく、関西高速平坦LAP軍団とも伍していける。
 朝日杯でアテになる逃げ馬候補になれるか、クラシックまで意識できるか、使い方に注目。

2着:同じくインチキ解説。
 上がり3位で後方から2着に上がったところは評価できる、LAP自体は前残りでやすいものにも思うし。
 ただ、勝ち馬と5馬身差・上がりも負けというのは、一線級との格差・善戦タイプの予感。

3着:上がりは足りないがしぶとさは感じさせる。サンデー2世産駒はみんな仕上がり早で初戦は上がり上位で勝ち、1勝馬同士だと切れ負ける馬が多いな。

4着:→福島2歳S
 速さで1着に及ばず、粘りで3着に及ばず。


函館2歳S・G3 函館12

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 函館が意外と外差しに移行せず、結構焦れてた今年の夏。ちょうどこの前日後半くらいから短距離で外差しが効き始めたかな、くらい。
 上がりがまとまっている分例年よりいい時計だが、そういう馬場背景考えると丁度例年並みに思う。
 レースそのものは、「外枠BOX」作戦が正解。来年は絶対意識しよ。

1着:「外枠BOX」を強調したくなるインがごちゃつき怯んだり不利受けるレースで終始スムーズに競馬できたのは大きいし、うまく先行勢を目標にできた。
 休み明けから走るバクシンオーなので、次に出てきたときが真価問われる1戦。

2着:勝ち馬には目標にされた不利の差、2着争いでは3着馬を抑えた粘り、1番評価できる内容だったか。距離延長に対応期待できるものだった→デ杯2着

3着:4角の手ごたえの割に、2着馬を交わせず。距離伸びたほうがいい(>追走で末なくした)のか、距離延長は怪しいのか微妙。

4着:→500万の物差し


フェニックス賞・OP 小倉12

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 ここからすでに止まらない小倉、このレースもご多分にもれず例年に比べて後ろから2つ目の落ち方が小さいのが注目。
 ここを上位の3頭が、その後明暗分けるというか、バラバラの道を歩んでいるのをどう評価すべきだろう? 

1着:→小倉2歳S惨敗
 ゴール前でやっと捕まえた、という印象で小倉2歳Sでは1人気の割にスピードレースへの不安を指摘する人は多かった。
 で、この馬自身は入り3Fはここと全く同じタイムで入っているが、上がり3Fを2秒半落とす結果。3番手でレースに乗っていたから上がりを使え、若馬だけに後方で外廻らせたら闘志が失せてた、ということか?
 切れが武器ではないと思える。少なくとも、貯めたら貯めただけ脚を使えるという馬ではない気がする。ラクに流れに乗れる距離で前で競馬させたほうが最後まで伸びるのではないか。

2着:→新潟2歳7着・りんどう5着・サフラン14着
 1着馬と違って、緒戦から平坦高速LAPを勝ってきており、スピード寄りの適正高く現状は迷宮にはまりこんでいる感。見直せる条件に出てくるか、効果が出て換わってくるかだが・・・。
 母父ミルジョージって、結構ローカル向き(>ただし上がりかかる競馬向き)の短距離馬出してたので、前者のほうがありそうな。

3着:小倉2歳S3着→ききょうS2着


マリーゴールド賞・OP 新潟14

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 そっか、内回りの14だ。
 入りがスプリント寄りに入って、そのまま最後までイーブンで流れたレース。

1着:→ファンタジーS3着
 東京16や阪神20デビュー組、逆に小倉12組と違ってある程度速い流れと締まったペースからの上がり勝負を経験しているだけに評価したくなる。このレースは上がり1位、とはいえ大きいところを狙っていくには瞬発力を測っておきたいところ。
 その意味でこの後ファンタジーSは丁度良かった。

2着:→くるみ賞1着
 1着と同じことが言える。で、くるみ賞の評価を参照下さい(笑)。

3着:→11.12時点で、すでに書ききれません
 あと5回書く機会があるのでそちらで。この馬の成績を見ると涙がこぼれます。

4着:→いろいろあって福島2歳S1着
 こちらは12路線を進んでいるのは正解だろう。そっちで強さを示しているだけに阪神JFとかそこそこ人気集めそうだが、このときの内容は距離延長は疑問な感じだ。


ラベンダー賞・OP 函館12

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 あんまり今となっては語る意味なさそうな(笑)。
 前傾度高い分、上がりがかかって特に評価できる馬もいない。

3着:→函館2歳2着→デ杯2着
 このレースの内容からはその後の2戦は想像できないなあ

牡馬・14超18未満

牡馬・14超18未満

最終更新日:070105


ひいらぎ賞・500万 中山16

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 年によるLAPの振幅が比較的少ない、例年同じようなレースの行われる条件。みしっと凝縮度の速い前半分、12秒を挟んだ持続力勝負になる後半。12組・スピードで勝ちあがった馬が行くしかない分、前半の主役と後半の主役がガラリ交代しやすい、後ろが有利な流れ
 その中で先行して勝った勝ち馬は好印象。距離短縮で後ろからの競馬になったものの2着確保のトーセンもやはり能力は一定の評価が出来るように思う。


朝日杯FS・G1 中山16

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 ちょ〜っと、低レベルだろ(笑)。今年は前に行く馬で軸に出来る馬が例年より小粒、というのが出た感じ。まあ、短いところの高速平坦LAP戦も、上位は牝馬だったしなあ。
 スピードで主張したい馬・できる馬が不在で全体に遅いペース、なおかつ後半部分で後ろから2つ目だけにポコっと11.1が来て後は12秒というのは、追い出しを遅らせて前に行った馬に余力が十分あるはずの状態でありながら止まったというだらしなさをうかがわせてしまう。
 後ろに圧倒的に不利な流れに思えるので、これを後ろから差しきった勝ち馬は立派だが、正直前がとにかくだらしなかった。普通なら着拾いで終わったレースのような気がする。


ベゴニア賞・500万下 東京16

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 おなじみ東京型中だるみLAP。上がり勝負である。
 時期(>というより、出てくる馬のレース経験)の差かこちらのほうが入りが速くなるのは例年のこと、内容的には互角くらいか。まあ、同じ馬が同じような競馬で3着・2着なわけだし。
 基準にしたかったエイシンイチモンジは本人が走らなさすぎた感じ。

1着:実際に18ですでに勝鞍あるが、もう少し長い距離での競馬のほうが安心に思う。トップスピードが速いというより、反応や加速がいいタイプで短いところで緩急がつかない競馬ではよさがでにくいような雰囲気がある。

2着:切れない馬なので先行しての粘りこみが生きる道。東京の瞬発力勝負は本来分が悪い条件のはずで、条件替りでアタマから狙える。まあ、堅実なのでどこでも人気するだろうが。

3着:勝ち馬と対照的に、エンジンがかかれば速い脚があるが反応が悪いため脚を余らせて負けるケースが多くなると思う。前に行って押しておいたほうが、結果的に上がり時計はまとまりそうで、控えたがる乗り手は溜め殺しそう。

5着:ゲートが今回も悪い。切れはあるのでしばらく我慢。



500万下 京都16

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 東京っぽい中だるみLAPの上がり勝負、上位3頭がそのまま上がり上位だが、まあ当たり前だ。こんな少頭数の中だるみだと上がりだけの競馬にしかならん。
 これも良ながら小雨。上がりが多少かかってもやむをえないが・・・、ちょっと「切れ」としては不満が残る。

1着:コスモス賞組はやはり3着までとそれ以下で壁があるか?
 切れる脚はない感じ。逃げ馬が外に膨れ気味なのを見て内に切れ込み、コース取りだけで先頭に踊り出てそのまま粘りこみ。
 能力を高評価はしにくい内容だが、ヤネの指示ですっと動ける素軽さは、馬券につなげやすい。

2着:逃げた馬に外へ外へと振られる不利、シマイの脚は見所あったので「上がり3位」という字面以上の切れはある。

>一瞬の切れはない、マクリでいかに脚を使いきるかだと思うのだが。

 コスモス賞2着時の評価。多少修正の必要あり。カミソリのような切れはないにしても、締まったペースや長く脚を使う展開でも上がりをまとめられるのは強み。
 軽い切れを持つ相手に切れ負けて2・3着が多くなりそうではある。


きんもくせい特別・500万 福島17

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 3つ目のFから落ち着いたLAP(>逃げ馬が10・12しか経験なしの距離延長)のため遅くはないが楽なLAP。しまい2つ目で11.4が出るくらいで勝ち馬などはかなり有利な流れ。
 一番強い競馬をしたのは2着馬のように感じるが、この馬も前2走は大敗。それほどレベルは期待できない。


いちょうS・OP 東京16

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 前4つが少し速い分、逃げ馬が苦しくなって5つ目にLAPを落とし最後3つが11秒台。例年よりは、他の競馬場でも通用しそうなLAP構成。今年は軽視するのはやめたほうがいいようだ。

1着:向こう正面で致命的な不利。今年は少ないサンデーっぽい切れ(母父:サンデー)。去年までと違う傾向のレース多い印象(主観だが、短距離は平坦高速、マイル以上は締まったペースと上がり勝負が少ない)で、距離伸びて道中緩みだすと強みでるかも。
 もっとも、距離延長不安な父ゼンノエルシド。

2着:→黄菊賞4着。
 道中平均的に脚を使い、粘り込むのが身上タイプ。決め手勝負は分が悪そう。
 と、みていたが武のコメントみるに、気性面であえて控えさせなかったようで、どこかで控えて切れ試してくる公算大。

4着:また中央の芝使うことがあるなら覚えておきたい。


デイリー杯2歳S・G2 京都16

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 3つ目から12秒ペースに落ち着いたので、平均ペースからの上がり3つの切れ勝負という見方になるだろうか。で、とみると1頭別にして上位馬の上がりに差がない。レベルの低いレースというのではないが、切れを売りに上に行ける馬はここにはいないのではないか。
 ここの上位は中山・阪神マイル向きのイメージが。

1着:差して結果は出せたが、切れでこの後大きいところを闘おうというのはどうかと思う。先行力を矯めないほうがよさそうに思うが。

2着:距離は大丈夫な感じだが、ペースに緩急がついたときにどうかという気がする。
 不安視することはないかもしれないが、前が止まって開くのを待たされた分、それでもインに固執した分、トップギアを使った時間と距離は短い。

3着:ギアを上げるのがスムーズでなく、ようやく反応して目を見張る脚を一瞬だけ使う。今乗ってる人にはむつかしいと思う(笑)。

4着:1頭だけ次元の違う脚を使ったが、道中の位置取りも次元が違ってた。過信禁物。



芙蓉S・OP 中山16

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 きれいに、テン速い−1つ緩む−上がり速いとバランスのとれたLAP。中の緩みがひとつだけ、それも緩みすぎずのためにどれもそれなりの時計(36.0-24.2-35.0)。
 東京型の中二つが大きく緩んで上がりが34秒そこそこのLAP組は、短距離からの距離延長組がペースを締めてかかるとイチコロパターンが多く、逆に18以上の12秒ペースの平坦LAP組は緩急(の急)に対応できず苦戦しがち。
 2歳〜3歳春くらいの競馬では、こういうバランスのいいLAPで強みを発揮する馬がアドバンテージ大と考える。

1着:これを出負けしての後方から楽に差し切り、強い。

2着:勝ち馬には完敗も、3着以下には3馬身半の差。道中早めに追い上げ馬群を割る競馬は魅力、安定感も。
 →と、思ったら、次走(赤松賞)出遅れ、競馬にならず。

3着:→いちょうS3着

4着:→きんもくせい特別3着

5着:→サフラン賞9着

6着:→京王杯2歳S3着

7着:→くるみ賞2着

9着:→きんもくせい2着

8着馬の次走は?(笑)


新潟2歳S・G2 新潟16

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 かなりゆるい前半→極限の瞬発力勝負になってしまった印象で、レース自体はどこかに繋がる内容ではないと思う。
 個別に各馬の特徴把握したほうがよい。

1着:トップギアはラスト1Fだけ。速いところを地脚で詰めたのは評価できるが、いい脚は長くは続かない。
 →京王杯4着 

2着:2戦続けて直線早々に前に並びかけられるコーナー部分が遅い競馬になったのがよかった。並んで本領発揮。
 道中の速い競馬はかなり不安。
 →ファンタジーS11着

3着:いやいやスローで逃げてみたが、決め手はやはり見劣る感。ヘタに上がりを引き出して来年に臨むことに拘ると良さ殺しかねない気が・・・。
 →京王杯1着


クローバー賞・OP 札幌15

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 今振り返ると、
「このレースを先行・ちょい差した勝ち馬はスピード優位あるよな」
「このレコードLAPを逃げて2着した馬は、どうみても距離短縮したほうが良さでるよな」
と。(笑)

1着:→札幌2歳S2着→ファンタジーS2着
 これ、終わってみると巧い使い方かと。

2着:→札幌2歳S、逃げられず大敗
 札幌2歳Sの負け方は、速い短距離馬が距離伸ばして不本意なペースでハナを譲って却ってスタミナ失くすパターンに見え。短距離に戻れば。

2006年12月 7日 (木)

牡馬18以上20以下

牡馬18以上20以下

最終更新日:070102

 


ホープフルS・OP 中山20

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 01年以降で一番の時計、前半から緩むところがなく底力を問われたハイレベルな厳しいレース、とは、思いません(笑)。
 ちょっと珍しいくらい前半が速くなって後半ガタガタの前崩れLAP。2歳の中距離でこういうLAPになること自体が稀有なので先に向けての経験としてはいいし、ほとんどがスローよりの競馬しかしていない中、ここで対応できた馬のセンスは認めざるをえない。
 この時期の1勝級以上・中山20って荒れやすいし、勝った馬がその後イマイチ大成しない。それというのも、新馬に多い上がり偏重レースにならず、前残りやマクリ優勢のレースになりやすく他の競馬場(>3歳戦までは)に繋がりにくいからだと思う。
 今年は極端な前傾LAP、さらに珍しいレースには違いない。新馬・2戦目と両極端なLAPに対応した勝ち馬のセンスと上がりの脚の腰の強さみたいなものは評価、ただ、何の根拠もないがヤネはこういう流れになることをあらかじめ知ってた気がしてならぬ。なんか胸の奥に疑念がひっかかる(笑)。気持ち、割引。


ラジオNIKKEI賞・G3 阪神20

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 レースそのものは割と平凡な時計に思う。00年のパパ世代(ジャンポケ・タキオン・クロフネ)やサンデーの切れる一級馬と比較してしまうとやや物足りない印象すら持つ。
 評価できない、とかいうつもりは毛頭ないのだが、つい数年前までのサンデーを基準にした評価でこの先を考えると痛い目に合いそうな予感。
 それでも、前有利の流れに見えるLAPでしっかり捕まえた勝ち馬には奥を感じる。


中京2歳S・OP 中京18

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 中3つのタルみ具合はいくら2歳戦とはいえ中京18としてはかなり異例な感じ。ちょっとレース前には想像できなかった上がり偏重決着。サンデーがいなくなってもいつまで上がり勝負をやるつもりなのか。
 と、あっちこっちで書きたいレース連発なのだが、サンデー以後の「物足りない切れ」馬と比較するとここの1・2着は別格。現時点で、中距離を視野に入れた組で本物の切れを感じさせるのはまずこの2頭。
 いきなり初年度新馬で爆発、2戦目・2年目はいまひとつ、それでも結局サンデーの後継(=中距離の切れ)はタキオンということになるのだろうか。


エリカ賞・500万 阪神20

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 改装以前より日本有数の瞬発力偏重コース。特に、距離適正に不安の多い馬の出走が多くなる3歳春頃までのレースはスローで入って上がりだけ度合いが非常に高い
 内回りコース施行で大きく条件が変わったわけではないのでが、これも乗り手の意識か。入りが速くなったものの中だるみ・上がり偏重度はアップ。東京の匂いが(笑)。
 改装直後の一時現象で、いずれ内回り・外回りの傾向がはっきりでてくるとは思うが。
 上がりの脚は測れるものの、レースとしてはそう評価するべきものでもないと思う。


葉牡丹賞・500万 東京18

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 時計を見れば一目瞭然、と言う感じだが、真ん中が緩みすぎの、単なる低レベル前残りスロー、というところ。
 しかも上がりに見所感じる馬もおらず、次に馬券を買うような馬はいないと思う。

1着:スローをしっかりマクリ切る。前走も同じような勝ち方で、小回りのマクリ巧者という評価でいいと思う。
 この後、クラシックを考える上で買いどころがある適性では・・・。しいていえばスプリングSだが、このレースは締まったペースになることが多くマクリ向きではない。
 中山、しいていえば福島のスロー限定でマクリ注意

2着:コスモス賞で距離と粘りに対する素地はあった。
 でも、それだけ。逃げたから残っただけといえば、そうだ(笑)。

3着:こちらも赤松賞で逃げており、前に行った利・行ける利。これで長め中心に使われるようなら嫌いたい。

5着:このペースでも4角で手ごたえ怪しい(笑)。サドラーを2歳戦で買うのがどうかしてる。2年早いです。

6着:勝ち馬よりもさらに早マクリだが、先に動いた分止まった、・・・とは言い訳できない。マクリそのものが合わない感じで、上の兄(ドコマデモ)とは違う。
 東京で、Hペースで死んだふりからシンガリ一気がハマることはあるかもしれないがそんなもの狙うより嫌って吉。


京都2歳S・OP 京都20

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 05年はシェンク・ドリパス、04年はローゼン・ヴァー・シックス、02年はチャンプ・ザッツとクラシックを賑わすことになる馬が出てきた重要ステップ。この時期では貴重な10F戦で、中山でも阪神でもなく京都というのが極端な展開による適正に流されないゆえんだったように思う。
 だった、と過去形というか、今年は明らかに低レベルな感じ。時計だけ見れば04年のほうが酷いが、この年は上がり3つがグリーンと瞬発力面での高い能力をうかがわせている。
 それと比較するといかにも見所なく、ハズレっぽい。

1着:前走で「20KGは成長分」、後の14KGは何ですか? という状態、さらに+4KG。太いんだろうが、成長期でもあるんでしょう、冗談抜きで。
 自分のペースで楽に行かせてもらえたのが大きく、特に評価したい内容ではない。この後は控える競馬を示唆しており、次走は静観が妥当な気がする。

2着:ダッシュつかず。後ろを警戒しすぎて前を残してしまうパターンだが、上がりそのものはやはり物足りない感じがする。次走への評価という点ではこの馬が一番いいのだろうが、あまり高く評価する気には。

3着:不憫である。ここで出負けか・・・。
 で、この馬を基準にすると、やはり今年は瞬発力面からイマイチのレベル。となるとLAPから持続力も踏めない以上、ここから大物は出ない気がする。

4着:後ろに構えたことで流れが不向きなまま終わった部分はある。が、いい脚があまり続かなかった。
 間隔が開いたので、もう一走みたいが、多くは望みにくくなってきた。


東スポ杯・G3 東京18

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 カク地の牝馬に逃げてもらわないとはじまらないという、レースレベルは褒められたものではない。位置取り関係なく上がりを使えなかった馬は評価を下げざるをえないと思う。
 1〜3着の評価にすごく悩む。この時期の東京18で瞬発力見せた馬は3歳春までの競馬では戦える資質の証明ではあるけれど。

1着:突っ込みどころはいくらでもある。ただ、褒める人が褒めるのもわかる大物感は、あるなあ(笑)。無理せずに前につけられる、若さ出しながら3頭併せの真ん中から抜け出してくる。時計以上の強さは感じさせる。
 この馬、わざわざ東京18をふたつ使ってきた意図がよくわからんのだが、ひとついえることは、今の時点でマイル以下はもちろん京都18や阪神20を使っていたら負けていた気がする。
 たぶん、本番まで距離を短縮してくることはないと思うが、やってきたら危険な香り。

2着:わからん。
 正直、瞬発力勝負で切れる馬に思えなかった。未だにこの馬を次走買いたいと思えん。
 勝ち馬をマークに徹した競馬が効を奏したとは思うが、もちろんそれだけで片付けられないのだが、なんともいえず。

3着:伸びない内で完全に突き抜けるかと思える脚色、次の瞬間には止まってたが。
 芙蓉Sは中二つでいい脚で詰めた計算になるので、上がりの切れ以上にそこを評価したのだが、トップギアが長く続くタイプではないのかも。東京よりは中山がよさそうな差し脚。


黄菊賞・500万 京都18

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 去年に引き続きスローで上がり勝負となったこのレース。京都18は毎度おなじみ本邦屈指の瞬発力偏重コースだが、2歳500万級ともなると、真ん中緩むどころかテンからスロー、前に行った馬がそのまま上がり上位でなだれ込むレースが多くなる。
 切れに見所なければ、単なる凡戦評価でよい年も多い。今年もレース自体の評価は圧倒的に萩Sが上。
 ちなみに、萩Sは10通過58.0、こちらは62.5と4.5秒の開き。萩Sで最後方の馬より1秒遅い道中。

1着:ここはスローに巧く落とした展開の利。切れる脚はないタイプのようで、少しでも前で競馬しておきたいところ。春のトライアルで前に行っての残り目に期待したいタイプで、マイル以下ではスピード負けしそうに思う。

2着:切れでは数字以上にこの中ではあるように思える。前走が押し出されて逃げる形だけに、抑えて折り合ったのは収穫。

3着:10通過が58.0でも62.5でも、メンバー中3番目の脚を使ってちょい足りず(涙)。決め手不足に泣き続け。

4着:次あたり無理矢理押さえ込んで決め手引き出しにかかるほうに100円。武は今回のシマイに手ごたえ感じたふう。
 この1〜4着馬が0.2差にひしめく上がり上位、例年のようにサンデーがいればイチコロで差しきられていたのでは。

5着:やはり前走(デ杯)はハマったか? パンパンの良・短いところなら切れるかもしれないが・・・、しばらくは不発リスクのほうが大きそう。


百日草特別・500万 東京18

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 何気に好時計、近年最高水準でレコードになった去年を除けばここ6年の東スポ杯より速い。何より同日の1000万条件よりコンマ8速い。
 時計そのものより、最初の1Fこそハナを伺いあう格好だがそこから速くなり、緩みも東京18にしては小さいまま上がりをまとめている。
 これを先行して上がり使った1・2着は評価できる。3着以下は7馬身離されたのでさすがに評価しようがないが。

1着:ノリさん「イングランディーレに似ていますよ
 ここまで具体的に言うのは珍しいな(笑)。例えの信憑性はともかく、こうヤネが発言する以上上がりを使わせる競馬はまずしてこないと考えてよいと思う。
 切れよりも、前で勝負してしぶとさを活かす、と見切っているようだ。
 朝日杯に出てきたら買いたいタイプだったが・・・。

2着:勝ち馬がしぶとすぎただけ。
 この馬も外目を廻って押し上げた割には最後までよく伸びた。切れるタイプではないので、東京でも16あたりに替わるとよくないと見る。


萩S・OP 京都18

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 1頭かかってしまったため速いペースの上がりのかかるレースだが、結果的に後ろの目標になった2番手の馬が締まったいいペースを踏んでいるようであり、先に向けていい流れの経験ができたのではと思われる。
 上がりまとめた1〜3着はもちろん、前の4・5着馬も一定の評価はしていい感じ。
 ただ、こういうレースが結果に繋がるのはもっと先のことで、目先はスローの上がり勝負でころりと負けることも想定内(笑)。

5着:やや消極的にだが評価。この2戦、18で先行して交わされる競馬が続いたが、前掛り気味のペースが応えた感も。距離を短くすれば粘れる、というより中距離でスローな逃げ限定では。


札幌2歳S・G3 札幌18

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 時計的には00年のジャングルポケットの年に次ぐもの。上がり4つすべてをそれなりのLAPでまとめたのが00年同様先に繋がる価値がある。後ろから2つ目に11.6と速いLAPを入れられたのは、3つ目から早々に12秒後半に落ち着く流れが、スピード優位の逃げた馬にとって楽走であったか。

1着:4角からは追いどおし。ズブい、というか緩急が苦手な印象。コスモスのような平坦LAPのほうが向く。
 最後は勝負根性と前が先に動いた分に助けられた感じで、スローの上がり勝負は勝負どころの反応のぶん、分が悪い感じ。

2着:こちらは対照的に、上手に競馬して反応よく位置取りを上げた印象。最後は先に動いた分で、決め手自体はこっちが上では。
 逆に、反応・位置取りのアドバンテージ活かせる競馬でなければ勝ち馬とは差がある気がする。

3着:→ファンタジーS2着
 前半部分をスローで行かせてもらえたことで、上がり4つの競馬に持ち込めた分、決め手の差が出ないレースに持ち込んだ感じ。

4着:→萩S1着


野路菊S・OP 中京18

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 阪神改装につきこの条件に。
 結構な時計が出ていた中京、楽に逃げられた勝ち馬をこのレースだけで信用はできない、とこの時は思った(笑)。
 12→18と距離延長のパターンで一番「力のないスピードが多少ある馬」でもこれてしまうケースである。

 が、そんなこととは関係なく、ここの上位の序列はそのままほぼ力関係と考えてよさそう。あくまでここのメンバーでは、勝ち馬が抜けていて、2・3着が続き、以下はちょっと落ちる印象。

1着:デ杯1着

2着:デ杯大敗も、萩S3着

3着:デ杯6着・萩S4着


コスモス賞・OP 札幌18

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 笑っちゃうくらいイーブンなLAP、これを刻んだ馬は当然評価、といいたいところだが、さすがにかかって逃げた一頭は大差で沈んだ。
 開催終盤の札幌2歳Sとは単純に比較ができないものの、こっちのほうがよりクラシック(>特に皐月)に繋がりそう。こんな時期からこういうLAPで適正見せてる馬は使い方難しい(笑)。

1着:→札幌2歳S1着
 インをロスなく進み、バテた馬を捌いて外へ。勝つべくして勝つレース運びをしたのは事実。が、それ差し引いても断然。

2着:10-10-6-4とこのLAPを押し上げ長く脚を使う。コジーン×シーキングというイメージからはちょっと思いも寄らなかった競馬。
 まだそんな距離走る前から、22.25型と踏みたくなる。
 一瞬の切れはない、マクリでいかに脚を使いきるかだと思うのだが。

3着:行きたい所でハナ奪えず、かかった馬が早めに沈んで先頭へといやなレースをさせられた割によく残った印象。
 そういえばその後どうなりました?
 これからこの馬に合う条件が出てくるのに。

2006年11月17日 (金)

牝馬18以上20以下

牝馬18以上20以下

最終更新日:070102

 


ホープフルS・OP 中山20

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 01年以降で一番の時計、前半から緩むところがなく底力を問われたハイレベルな厳しいレース、とは、思いません(笑)。
 ちょっと珍しいくらい前半が速くなって後半ガタガタの前崩れLAP。2歳の中距離でこういうLAPになること自体が稀有なので先に向けての経験としてはいいし、ほとんどがスローよりの競馬しかしていない中、ここで対応できた馬のセンスは認めざるをえない。
 この時期の1勝級以上・中山20って荒れやすいし、勝った馬がその後イマイチ大成しない。それというのも、新馬に多い上がり偏重レースにならず、前残りやマクリ優勢のレースになりやすく他の競馬場(>3歳戦までは)に繋がりにくいからだと思う。
 今年は極端な前傾LAP、さらに珍しいレースには違いない。新馬・2戦目と両極端なLAPに対応した勝ち馬のセンスと上がりの脚の腰の強さみたいなものは評価、ただ、何の根拠もないがヤネはこういう流れになることをあらかじめ知ってた気がしてならぬ。なんか胸の奥に疑念がひっかかる(笑)。気持ち、割引。


中京2歳S・OP 中京18

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 中3つのタルみ具合はいくら2歳戦とはいえ中京18としてはかなり異例な感じ。ちょっとレース前には想像できなかった上がり偏重決着。サンデーがいなくなってもいつまで上がり勝負をやるつもりなのか。
 と、あっちこっちで書きたいレース連発なのだが、サンデー以後の「物足りない切れ」馬と比較するとここの1・2着は別格。現時点で、中距離を視野に入れた組で本物の切れを感じさせるのはまずこの2頭。
 いきなり初年度新馬で爆発、2戦目・2年目はいまひとつ、それでも結局サンデーの後継(=中距離の切れ)はタキオンということになるのだろうか。



エリカ賞・500万 阪神20

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 改装以前より日本有数の瞬発力偏重コース。特に、距離適正に不安の多い馬の出走が多くなる3歳春頃までのレースはスローで入って上がりだけ度合いが非常に高い
 内回りコース施行で大きく条件が変わったわけではないのでが、これも乗り手の意識か。入りが速くなったものの中だるみ・上がり偏重度はアップ。東京の匂いが(笑)。
 改装直後の一時現象で、いずれ内回り・外回りの傾向がはっきりでてくるとは思うが。
 上がりの脚は測れるものの、レースとしてはそう評価するべきものでもないと思う。



葉牡丹賞・500万 東京18

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 時計を見れば一目瞭然、と言う感じだが、真ん中が緩みすぎの、単なる低レベル前残りスロー、というところ。
 しかも上がりに見所感じる馬もおらず、次に馬券を買うような馬はいないと思う。

1着:スローをしっかりマクリ切る。前走も同じような勝ち方で、小回りのマクリ巧者という評価でいいと思う。
 この後、クラシックを考える上で買いどころがある適性では・・・。しいていえばスプリングSだが、このレースは締まったペースになることが多くマクリ向きではない。
 中山、しいていえば福島のスロー限定でマクリ注意

2着:コスモス賞で距離と粘りに対する素地はあった。
 でも、それだけ。逃げたから残っただけといえば、そうだ(笑)。

3着:こちらも赤松賞で逃げており、前に行った利・行ける利。これで長め中心に使われるようなら嫌いたい。

5着:このペースでも4角で手ごたえ怪しい(笑)。サドラーを2歳戦で買うのがどうかしてる。2年早いです。

6着:勝ち馬よりもさらに早マクリだが、先に動いた分止まった、・・・とは言い訳できない。マクリそのものが合わない感じで、上の兄(ドコマデモ)とは違う。
 東京で、Hペースで死んだふりからシンガリ一気がハマることはあるかもしれないがそんなもの狙うより嫌って吉。




東スポ杯・G3 東京18

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 カク地の牝馬に逃げてもらわないとはじまらないという、レースレベルは褒められたものではない。位置取り関係なく上がりを使えなかった馬は評価を下げざるをえないと思う。
 1〜3着の評価にすごく悩む。この時期の東京18で瞬発力見せた馬は3歳春までの競馬では戦える資質の証明ではあるけれど。

1着:突っ込みどころはいくらでもある。ただ、褒める人が褒めるのもわかる大物感は、あるなあ(笑)。無理せずに前につけられる、若さ出しながら3頭併せの真ん中から抜け出してくる。時計以上の強さは感じさせる。
 この馬、わざわざ東京18をふたつ使ってきた意図がよくわからんのだが、ひとついえることは、今の時点でマイル以下はもちろん京都18や阪神20を使っていたら負けていた気がする。
 たぶん、本番まで距離を短縮してくることはないと思うが、やってきたら危険な香り。

2着:わからん。
 正直、瞬発力勝負で切れる馬に思えなかった。未だにこの馬を次走買いたいと思えん。
 勝ち馬をマークに徹した競馬が効を奏したとは思うが、もちろんそれだけで片付けられないのだが、なんともいえず。

3着:伸びない内で完全に突き抜けるかと思える脚色、次の瞬間には止まってたが。
 芙蓉Sは中二つでいい脚で詰めた計算になるので、上がりの切れ以上にそこを評価したのだが、トップギアが長く続くタイプではないのかも。東京よりは中山がよさそうな差し脚。


黄菊賞・500万 京都18

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 去年に引き続きスローで上がり勝負となったこのレース。京都18は毎度おなじみ本邦屈指の瞬発力偏重コースだが、2歳500万級ともなると、真ん中緩むどころかテンからスロー、前に行った馬がそのまま上がり上位でなだれ込むレースが多くなる。
 切れに見所なければ、単なる凡戦評価でよい年も多い。今年もレース自体の評価は圧倒的に萩Sが上。
 ちなみに、萩Sは10通過58.0、こちらは62.5と4.5秒の開き。萩Sで最後方の馬より1秒遅い道中。

1着:ここはスローに巧く落とした展開の利。切れる脚はないタイプのようで、少しでも前で競馬しておきたいところ。春のトライアルで前に行っての残り目に期待したいタイプで、マイル以下ではスピード負けしそうに思う。

2着:切れでは数字以上にこの中ではあるように思える。前走が押し出されて逃げる形だけに、抑えて折り合ったのは収穫。

3着:10通過が58.0でも62.5でも、メンバー中3番目の脚を使ってちょい足りず(涙)。決め手不足に泣き続け。

4着:次あたり無理矢理押さえ込んで決め手引き出しにかかるほうに100円。武は今回のシマイに手ごたえ感じたふう。
 この1〜4着馬が0.2差にひしめく上がり上位、例年のようにサンデーがいればイチコロで差しきられていたのでは。

5着:やはり前走(デ杯)はハマったか? パンパンの良・短いところなら切れるかもしれないが・・・、しばらくは不発リスクのほうが大きそう。


萩S・OP 京都18

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 1頭かかってしまったため速いペースの上がりのかかるレースだが、結果的に後ろの目標になった2番手の馬が締まったいいペースを踏んでいるようであり、先に向けていい流れの経験ができたのではと思われる。
 上がりまとめた1〜3着はもちろん、前の4・5着馬も一定の評価はしていい感じ。
 ただ、こういうレースが結果に繋がるのはもっと先のことで、目先はスローの上がり勝負でころりと負けることも想定内(笑)。

5着:やや消極的にだが評価。この2戦、18で先行して交わされる競馬が続いたが、前掛り気味のペースが応えた感も。距離を短くすれば粘れる、というより中距離でスローな逃げ限定では。


札幌2歳S・G3 札幌18

Ndu0vqix_s


Yqqapscp_s


 時計的には00年のジャングルポケットの年に次ぐもの。上がり4つすべてをそれなりのLAPでまとめたのが00年同様先に繋がる価値がある。後ろから2つ目に11.6と速いLAPを入れられたのは、3つ目から早々に12秒後半に落ち着く流れが、スピード優位の逃げた馬にとって楽走であったか。

1着:4角からは追いどおし。ズブい、というか緩急が苦手な印象。コスモスのような平坦LAPのほうが向く。
 最後は勝負根性と前が先に動いた分に助けられた感じで、スローの上がり勝負は勝負どころの反応のぶん、分が悪い感じ。

2着:こちらは対照的に、上手に競馬して反応よく位置取りを上げた印象。最後は先に動いた分で、決め手自体はこっちが上では。
 逆に、反応・位置取りのアドバンテージ活かせる競馬でなければ勝ち馬とは差がある気がする。

3着:→ファンタジーS2着
 前半部分をスローで行かせてもらえたことで、上がり4つの競馬に持ち込めた分、決め手の差が出ないレースに持ち込んだ感じ。

4着:→萩S1着


野路菊S・OP 中京18

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 阪神改装につきこの条件に。
 結構な時計が出ていた中京、楽に逃げられた勝ち馬をこのレースだけで信用はできない、とこの時は思った(笑)。
 12→18と距離延長のパターンで一番「力のないスピードが多少ある馬」でもこれてしまうケースである。

 が、そんなこととは関係なく、ここの上位の序列はそのままほぼ力関係と考えてよさそう。あくまでここのメンバーでは、勝ち馬が抜けていて、2・3着が続き、以下はちょっと落ちる印象。

1着:デ杯1着

2着:デ杯大敗も、萩S3着

3着:デ杯6着・萩S4着


コスモス賞・OP 札幌18

Knmscksn_s


3ee5d2gc_s


 笑っちゃうくらいイーブンなLAP、これを刻んだ馬は当然評価、といいたいところだが、さすがにかかって逃げた一頭は大差で沈んだ。
 開催終盤の札幌2歳Sとは単純に比較ができないものの、こっちのほうがよりクラシック(>特に皐月)に繋がりそう。こんな時期からこういうLAPで適正見せてる馬は使い方難しい(笑)。

1着:→札幌2歳S1着
 インをロスなく進み、バテた馬を捌いて外へ。勝つべくして勝つレース運びをしたのは事実。が、それ差し引いても断然。

2着:10-10-6-4とこのLAPを押し上げ長く脚を使う。コジーン×シーキングというイメージからはちょっと思いも寄らなかった競馬。
 まだそんな距離走る前から、22.25型と踏みたくなる。
 一瞬の切れはない、マクリでいかに脚を使いきるかだと思うのだが。

3着:行きたい所でハナ奪えず、かかった馬が早めに沈んで先頭へといやなレースをさせられた割によく残った印象。
 そういえばその後どうなりました?
 これからこの馬に合う条件が出てくるのに。

2006年11月16日 (木)

牝馬・14超18未満

牝馬・14超18未満

最終更新日:061127


ひいらぎ賞・500万 中山16

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 年によるLAPの振幅が比較的少ない、例年同じようなレースの行われる条件。みしっと凝縮度の速い前半分、12秒を挟んだ持続力勝負になる後半。12組・スピードで勝ちあがった馬が行くしかない分、前半の主役と後半の主役がガラリ交代しやすい、後ろが有利な流れ
 その中で先行して勝った勝ち馬は好印象。距離短縮で後ろからの競馬になったものの2着確保のトーセンもやはり能力は一定の評価が出来るように思う。


阪神JF・G1 阪神16

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 速い速い(笑)。近年最高レベルであることは間違いない。ただ、新装開幕阪神で出玉が超開放モードだったのも事実な気がする。・・・それ差し引いても十分速いけど。
 まんべんなく速く、もお言い飽きた高速平坦LAP適正もちは強みがしっかり活かせる流れ。また、改装コースでもテンが速く流れれば外枠はしっかり不利である(笑)。
 1・2着とそれ以下との間が3馬身開いたが、枠・仕上げの不利抱えた馬もおりそれほど決定的という印象は持っていない。ただ、馬場や展開抜きに馬の実力どおり決着したレースのように思う。
 2着馬が代表である高速平坦LAP組、出し入れで競馬場替りで消すことを楽しみにしていたが、スピード面での優位性のほうが緩急適正や馬場適性よりはるかに効きそう。距離さえもてば、よほど馬場バイアスが発生してなければ軽視しちゃまずそうだ。
 枠によるロスが大きすぎた4着、折り合い不安から逃げてみた3着、このへんは十分1・2着と並ぶ評価ができそう。
 

ベゴニア賞・500万下 東京16

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 おなじみ東京型中だるみLAP。上がり勝負である。
 時期(>というより、出てくる馬のレース経験)の差かこちらのほうが入りが速くなるのは例年のこと、内容的には互角くらいか。まあ、同じ馬が同じような競馬で3着・2着なわけだし。
 基準にしたかったエイシンイチモンジは本人が走らなさすぎた感じ。

1着:実際に18ですでに勝鞍あるが、もう少し長い距離での競馬のほうが安心に思う。トップスピードが速いというより、反応や加速がいいタイプで短いところで緩急がつかない競馬ではよさがでにくいような雰囲気がある。

2着:切れない馬なので先行しての粘りこみが生きる道。東京の瞬発力勝負は本来分が悪い条件のはずで、条件替りでアタマから狙える。まあ、堅実なのでどこでも人気するだろうが。

3着:勝ち馬と対照的に、エンジンがかかれば速い脚があるが反応が悪いため脚を余らせて負けるケースが多くなると思う。前に行って押しておいたほうが、結果的に上がり時計はまとまりそうで、控えたがる乗り手は溜め殺しそう。

5着:ゲートが今回も悪い。切れはあるのでしばらく我慢。



500万下 京都16

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 東京っぽい中だるみLAPの上がり勝負、上位3頭がそのまま上がり上位だが、まあ当たり前だ。こんな少頭数の中だるみだと上がりだけの競馬にしかならん。
 これも良ながら小雨。上がりが多少かかってもやむをえないが・・・、ちょっと「切れ」としては不満が残る。

1着:コスモス賞組はやはり3着までとそれ以下で壁があるか?
 切れる脚はない感じ。逃げ馬が外に膨れ気味なのを見て内に切れ込み、コース取りだけで先頭に踊り出てそのまま粘りこみ。
 能力を高評価はしにくい内容だが、ヤネの指示ですっと動ける素軽さは、馬券につなげやすい。

2着:逃げた馬に外へ外へと振られる不利、シマイの脚は見所あったので「上がり3位」という字面以上の切れはある。

>一瞬の切れはない、マクリでいかに脚を使いきるかだと思うのだが。

 コスモス賞2着時の評価。多少修正の必要あり。カミソリのような切れはないにしても、締まったペースや長く脚を使う展開でも上がりをまとめられるのは強み。
 軽い切れを持つ相手に切れ負けて2・3着が多くなりそうではある。


赤松賞・500万 東京16

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 良発表ながら前日は雨、ラストはかかる馬場だった印象。きれいに3F−2F−3Fの流れて真ん中が景気よく緩んだため上のレースには直結しにくいと思われる。
 馬場的に前が有利とは思うが、といって上がりだけにかけた3着馬などは評価しにくい・再現性低いハマり方の感。

1着:振り返ると前走は出遅れが致命的。それなりの位置につけ並んでのしぶとさが味のタイプ。パワー入る馬場は合うようで、去年のJFのようなレースならあるかも。
 逆に緩みのない速いLAP・軽い馬場は分が悪いと思う。

2着:今日は競り負けたが、時計の速いレースでの裏づけあり違う馬場ならこちらが、という印象。

3着:ウチバク
(追記)
 中二つが12.5のこのレースを-11-15と位置取り悪くして大外に持ち出しギリギリまで貯めた競馬は、騎手の腕という印象。4着馬の-11-10で外持ち出しロスを極力減らした競馬とでは、次に買いやすいのは4着のほう。
 ただ、saiさんの指摘いただくまで知りませんでしたが、この馬の前走2着は、いちょうS4着ボスアミーゴのクビ差、3着以下とは5馬身差。この2頭は能力的に狙えるレベルにあると考えてよさそう。

5着:かかる。圧勝と裏腹に、かかって惨敗・出遅れて大敗とムラな成績繰り返しそう。現状では気性面で距離延長は無理がある印象。
 圧勝のイメージで次回買うのは怖いタイプ。


きんもくせい特別・500万 福島17

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 3つ目のFから落ち着いたLAP(>逃げ馬が10・12しか経験なしの距離延長)のため遅くはないが楽なLAP。しまい2つ目で11.4が出るくらいで勝ち馬などはかなり有利な流れ。
 一番強い競馬をしたのは2着馬のように感じるが、この馬も前2走は大敗。それほどレベルは期待できない。


いちょうS・OP 東京16

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 前4つが少し速い分、逃げ馬が苦しくなって5つ目にLAPを落とし最後3つが11秒台。例年よりは、他の競馬場でも通用しそうなLAP構成。今年は軽視するのはやめたほうがいいようだ。

1着:向こう正面で致命的な不利。今年は少ないサンデーっぽい切れ(母父:サンデー)。去年までと違う傾向のレース多い印象(主観だが、短距離は平坦高速、マイル以上は締まったペースと上がり勝負が少ない)で、距離伸びて道中緩みだすと強みでるかも。
 もっとも、距離延長不安な父ゼンノエルシド。

2着:→黄菊賞4着。
 道中平均的に脚を使い、粘り込むのが身上タイプ。決め手勝負は分が悪そう。
 と、みていたが武のコメントみるに、気性面であえて控えさせなかったようで、どこかで控えて切れ試してくる公算大。

4着:また中央の芝使うことがあるなら覚えておきたい。


デイリー杯2歳S・G2 京都16

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 3つ目から12秒ペースに落ち着いたので、平均ペースからの上がり3つの切れ勝負という見方になるだろうか。で、とみると1頭別にして上位馬の上がりに差がない。レベルの低いレースというのではないが、切れを売りに上に行ける馬はここにはいないのではないか。
 ここの上位は中山・阪神マイル向きのイメージが。

1着:差して結果は出せたが、切れでこの後大きいところを闘おうというのはどうかと思う。先行力を矯めないほうがよさそうに思うが。

2着:距離は大丈夫な感じだが、ペースに緩急がついたときにどうかという気がする。
 不安視することはないかもしれないが、前が止まって開くのを待たされた分、それでもインに固執した分、トップギアを使った時間と距離は短い。

3着:ギアを上げるのがスムーズでなく、ようやく反応して目を見張る脚を一瞬だけ使う。今乗ってる人にはむつかしいと思う(笑)。

4着:1頭だけ次元の違う脚を使ったが、道中の位置取りも次元が違ってた。過信禁物。



芙蓉S・OP 中山16

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 きれいに、テン速い−1つ緩む−上がり速いとバランスのとれたLAP。中の緩みがひとつだけ、それも緩みすぎずのためにどれもそれなりの時計(36.0-24.2-35.0)。
 東京型の中二つが大きく緩んで上がりが34秒そこそこのLAP組は、短距離からの距離延長組がペースを締めてかかるとイチコロパターンが多く、逆に18以上の12秒ペースの平坦LAP組は緩急(の急)に対応できず苦戦しがち。
 2歳〜3歳春くらいの競馬では、こういうバランスのいいLAPで強みを発揮する馬がアドバンテージ大と考える。

1着:これを出負けしての後方から楽に差し切り、強い。

2着:勝ち馬には完敗も、3着以下には3馬身半の差。道中早めに追い上げ馬群を割る競馬は魅力、安定感も。
 →と、思ったら、次走(赤松賞)出遅れ、競馬にならず。

3着:→いちょうS3着

4着:→きんもくせい特別3着

5着:→サフラン賞9着

6着:→京王杯2歳S3着

7着:→くるみ賞2着

9着:→きんもくせい2着

8着馬の次走は?(笑)


新潟2歳S・G2 新潟16

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 かなりゆるい前半→極限の瞬発力勝負になってしまった印象で、レース自体はどこかに繋がる内容ではないと思う。
 個別に各馬の特徴把握したほうがよい。

1着:トップギアはラスト1Fだけ。速いところを地脚で詰めたのは評価できるが、いい脚は長くは続かない。
 →京王杯4着 

2着:2戦続けて直線早々に前に並びかけられるコーナー部分が遅い競馬になったのがよかった。並んで本領発揮。
 道中の速い競馬はかなり不安。
 →ファンタジーS11着

3着:いやいやスローで逃げてみたが、決め手はやはり見劣る感。ヘタに上がりを引き出して来年に臨むことに拘ると良さ殺しかねない気が・・・。
 →京王杯1着


クローバー賞・OP 札幌15

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 今振り返ると、
「このレースを先行・ちょい差した勝ち馬はスピード優位あるよな」
「このレコードLAPを逃げて2着した馬は、どうみても距離短縮したほうが良さでるよな」
と。(笑)

1着:→札幌2歳S2着→ファンタジーS2着
 これ、終わってみると巧い使い方かと。

2着:→札幌2歳S、逃げられず大敗
 札幌2歳Sの負け方は、速い短距離馬が距離伸ばして不本意なペースでハナを譲って却ってスタミナ失くすパターンに見え。短距離に戻れば。

2006年11月 9日 (木)

牝馬・14以下

14以下・牝馬

最終更新日:061127


あけび賞・500万下 京都12

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 これまた前傾度の高いLAP。00年もそうじゃないか、といわれそうだが、このレースではLAP作った馬がそのまま逃げ切っている。・・・カルストンライトオ
 今年はほんと、小倉→京都でカルストン適性満開。12・14は前傾型・高速平坦型のスプリンターしか勝負にならず、距離適正長めの馬や後傾型の馬にまったく出番が廻ってこない。
 阪神でそのへんがどうなるか、賞金積み損ねている出遅れた「クラシック向き」組の巻き返しに非常に興味のあるところ。

1着:前走、前傾LAPの500万(京都14)を先行して3着粘りこみ。初戦はそれなりに上がりもまとめており、切れないが速い流れで粘れる強み。
 ここまでの関西のレースの流れには合う馬。ペースが緩んで、どこまで上がり使えるかが課題

2着:やはりジリ。2着には来たが本質は上がりのかかる競馬でしぶとく伸びて差す馬だと思う。
 京都・東京の速い馬場では一押し足りずだが、阪神になれば・・・。

3着:馬券に残られてしまった。ハナに拘らないという点で見直しはできるが、上がりがやはりネックの前傾・高速平坦LAP向き。
 このタイプを競馬場替り・距離延長で「Hペース演出し沈没」係とみていくのが今後の狙い目のような気がするがどうでしょう。

5着:前傾型から後傾型に戦法(>合うペース)変更確定。

6着:行き脚が悪く良さ出す形にならず。クロコだけにマイルで先行・粘りこみの見直ししたいが、ちょっと調子落ち?。


500万下 東京14

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 良発表だが小雨の中、この日は全体に「前へ」意識が強く追い込みづらい上がりのかかる馬場
 時計的には京王杯と見劣りしない内容に思う、違いは適正面で、かなりスプリント寄りの流れに思えた。

1着:東京14を2連勝。前走はスローで上がりだけの競馬だったので、今回速い流れを前で押し切ったのは優秀。
 逆にケチをつけるなら、距離が延びるのがまったくよさそうには思えない点。マイルになると溜めて切れる馬が出てくるので分が悪そう。

2着:この馬もイーブンLAPのスプリンターという印象。14までではないか。

 上位1〜2着はスプリント適正の高さを生かして押し切った感じ。マイル適正は3着馬あたりが一番ありそう。4・5着はあまり評価できないように思う。

6着:切れる脚は持っているがスタミナが極端に足りないのか。直千馬である可能性に期待。絶対覚えてないだろうけど。


京王杯2歳S・G3 東京14

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 馬場の影響をどの程度見込めばいいのか難しい。例年より凹凸の少ないLAPは、ここ(中だるみの東京)専門である可能性を減らしてくれるのでこの後も買えるところは例年よりありそう。
 にしても、上がりは止まりすぎで、出負けして負けた差し・追い込み系の馬には見直す余地大きい。

1着:一応及第点の内容だが、この馬が勝つ流れができていたのも事実。朝日杯で軸にしやすい「締まったペースで前に行ける馬」というには、ちょっと小粒な感じ。
 朝日杯・共同通信杯という流れ(ストーミー・リシャ)よりは、アーリントンCのほうが似合う気が。

2着:これまた、速い時期・メンバー揃わない阪神・中山マイルという印象。朝日杯ではないだろう。
 凹凸の少ないLAPで流れ込むのが得意な印象が強く、緩急LAP・瞬発力レースは疑問。

3着:いちょうSで上がりまとめた3頭は東京ではそれなりに足りることを証明。差し脚のある馬がここは4頭いたが、唯一流れに乗れたのが大きい。切れでは見劣る。
 流れに乗れない・合わないと大敗だと思うので、また人気薄で穴を開けると思う。

4着:出負けとコースロス、馬場、敗因のテンコ盛り。

5着:同じく。騎手は「3番手くらいでレースをしたかった」コメント。4着馬に爆発力で見劣り、安定性で優るというところか。出遅れなければね(笑)。

10着:「前走もけしていい勝ち方とはいえなかった」ノリさん。
 安定感に欠けるし、テンの脚がないのは現時点で致命的なビハインド。まだまだ人気しそうだが、出脚やヤネのトーンが変わってくるまでは見送りが正解。
 少なくとも東京に戻ってくるまでは静観。



500万下 京都14

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 やや重にも関わらず、過去5年と比べても断然に速いテン3F。その分上がり3つにツケが廻る前傾LAP
 逃げた1頭は小倉2歳S組、ストラテジー。京都は高速馬場という乗り手の意識と小倉からの高速平坦LAP組が引っ張って、西の短距離戦はこればかり。

1着:18→16→14と、普通と逆の使い方になったが、速い流れのレースにしっかり対応できた点は評価できる。-7-4・上がり1位という見た目ほど強いとは言いにくい。なにせ残り3F目から前は12秒台に落ちてるので。
 距離が延びたほうが間違いなくいいと思う、ただ、次は相当の確率でかかるのではなかろうか。

2着:高速平坦LAP経験済。武で控えて脚を使ったが勝ち馬には完敗。ペース考えると3着馬のほうが評価できる印象。
 阪神がパワー寄りの馬場であるなら、阪神替わりで軽視したい1頭。500万級は勝ち負けする力はあるのだが。

3着:→あけび賞1着
 先行崩れの流れを前に行ってそのまま踏みとどまった点で2着以上の評価。次走、前傾LAPのあけび賞を勝ったのも納得。

10着:評判馬であるが、小倉2歳S・こことかなり速いペースで前に行って大敗。控えられない馬なのか。
 ダート替わり・距離延長、条件替りできそうだし人気もしそうだが、オカベさんなら言うであろう。「馬にレースを教えるのが先」。
 親子の情を断って、乗り替わったら、買うテあり。



・ファンタジーS・G3 京都14

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 レコードが示すとおり、時計面では過去最高水準。ただし、かなり時計の出る馬場であったことは考慮が必要。
 過去にないほど平坦度の高いLAPであり、ここまでに速い流れでの適正をすでに示していた馬VS末脚に徹した馬。

1着:ワンペースの高速LAPでは抜けている。パワー型の馬場・緩みの入るペースへの対応力がどうか?
 一方で、緩みない平坦LAPで単純にペースがもっと遅ければ距離もこなしてしまいそうで不安。

2着:本質的に「速さ」が売り。距離経験から流れへの対応力は高そうだが、前に行って善戦どまりタイプにも。

3着:一定の切れは示したが、極端な競馬が合うわけではなさそう。

4着:四位先生の勉強入り。巧くいって「G1で着拾う馬」、ヘタをすると格下相手に「取りこぼして着」。

5着:1着と同型。これも距離は?

10着:ここは速さ負けしたが、時計のかかるマイルあたりで再度。

11着:今回合わないレースになったが、前2走が直線で前にとりつきやすい恵まれたものであった感も。


・福島2歳S・OP 福島12

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 福島12らしい前傾型。後ろから2つ目が速くなっている分、先に動いた馬と最後まで貯めた馬の評価には差がつく。

1着:早仕掛け気味で残った分、着差以上に評価。

2着:こちらも早目に動いての上がりは評価。

3着:こちらは評価しづらい。脚質ショックにも思え、二番は?

4・5着:ジリ。

12着:ハナを切れなかったのは大きいが、もともと止まり方の激しい馬。


・くるみ賞・500万 東京14

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 真ん中が緩む東京LAPだが、最後の1Fのかかり方は不満。止まった先行2頭が3・4着で、低レベル戦の可能性大。
(追記:この日の内は全く伸びず、どのレースもラストは止まり気味。若干、先行馬に擁護の余地アリ。>情報提供:Jr.氏)

1着:-4-6と十分引き付けてこの上がりは、不満残る。

2着:現状500万で物差しとして機能。

かえで賞・500万 京都14

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 レコード。テンも速いが、中3つの揃い方が異色中の異色。後ろが届かない、以前に前と差のない上がりしか出せないレースであり、馬場が極端に速かったことと、高速平坦LAP適正の比重が高すぎるレースであったことをうかがわせる。

 1〜3着の高速平坦LAP適正が高い、以外は参考外か。


サフラン賞・500万 東京14

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 3・4Fの緩みが大きく、「誰も止まってない」レース。勝ち馬が次で露呈したように緩まないスピードレースへのつながりは疑問

1着:中館が最高に巧く乗った感があったなあ。

2着:4角→3角で押し上げ開始、最後まで伸びておりいい脚を長く使ったのは間違いない。出の悪さが収まれば。

3着:スパっとした脚はないが、しぶとく追われて伸びる点は好印象。


りんどう賞・500万 京都14

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 これまたLAPの凸凹の少ない平坦LAP。後にファンタジーSではっきりしたように、「速さ」適正では見劣りする・いっぽうで馬の特性がしっかり出ているレースかも。

1着:次で四位先生のお勉強入り確定。追い込んで着の勉強が続きそう。

2着:出負けして追い込みになった分、切れは一度きりくさい→ファンタジーは不発。

3着:前で唯一粘ったのは評価。→スピードは不安視必要アリ。


すずらん賞・OP 札幌12

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 ラスト3つの時計がかかる、前傾型というより札幌らしいLAP構成で水準級。
 福島2歳Sで、ここで1着入線した馬が評価できる勝ち方。開催後半の福島(>前傾気味で上がりがかかり、追い込み有利に前の馬が残るイメージ)と、適正は近いかな。


ききょうS・OP 中京12

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 阪神改装で中京12で行われたききょうS、過去の比較はなし。
 後からのレース解説なのでいえることだが、ちょっとおもしろい。LAP自体は逃げたスーサンライダー(小倉2歳3着)が作ったものなので、やはりというべき速い平坦LAP。ただし、開催後半の中京だけに粘りきれず34.3-34.5のイーブンLAPを踏んだマイネルサニベルが勝利。
 ここまで、短距離戦が(特に小倉・京都組)ワンペースの高速LAP偏重で進んでいるため、この手の出し入れに妙味あるケースが出てくることに期待。

1着:貴重な平均LAP型。このタイプを今後発掘するもよし。すでに適正示したこの馬は覚えておきたい。

2着:高速ワンペース軍団の、準主力。


カンナS・OP 中山12

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 時計は例年並だが、勝った馬が逃げ切りだけに「速さ」と「モロさ」が同居した感のあるLAP。
 中山の馬場がまだ速い(3日目)時期なので、ラストは止まったとみたほうがいい気がする。

1着:福島2歳Sで露呈したように、速さとともに現状行けなかった場合のモロさ、上がりの止まりっぷりが見て取れる感じ。今のところは、馬場や展開に注文つく印象。


500万下 札幌12

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 今頃気づいても全然遅いんですが、実はハイレベルっぽいレースですね(笑)。
 道営勢に、中央2頭。その2頭がワンツーなのでたいしたことないと片付けられてたか。
 小倉?、という感じのLAP、ラストから2つ目のLAPが札幌らしからぬスピードを維持。このレースを行った行ったの1・2着は、評価できる内容だったなあ。

1着:後の福島2歳S馬

2着:後のかえで賞レコード決着立役者


小倉2歳S・G3 小倉12

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 今さら何も言う事はない、「止まらない小倉全開」に後押しされた、「ダッシュ最速」レース。そもそも前走も小倉で11.9-10.5くらいで入って逃げ切ってる馬がゴロゴロいた。
 極端に入りの速いレースで共にメンバー1位の上がりを使って1・2着した両馬の高速平坦LAP適正はダントツ。

1着:ファンタジーS1着へ。

2着:ファンタジーS5着。このレースでは、こっちのほうが距離延長への対応できそう、伸びても上がり使えそうだったが。

3着:ききょうS2着へ。

↑ ここまでは、高速平坦LAP◎組。

5着:やや無理をした感。本来はここまで前傾LAPは?
 
11着:今考えると、高速平坦LAPでSWを1人気はない感じ(苦笑)。馬場傾向が変わればの、平均LAP型のスピード馬か。


ひまわり賞・500万 小倉12

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 これは例年より低レベル。
 まあ、九州産馬限定のこのレースを評価する人はあまりいないと思うが。
 高速馬場だった小倉で、例年以上に早くペースが落ちており単純にスピード不足が疑われる。

1着:→小倉2歳S14着→ききょうS10着

2着:→野路菊S9着

 ま、そんなもんです。


ダリア賞・OP 新潟14

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 やや重をどこまで考慮するかだが、まず評価できるレースと言ってよい。特に、緩みを入れがちな4F目の出っ張り方が小さい点が好感

1着:この先をある程度知ってるインチキ解説(笑)。
 中だるみが最小限に抑え、自ら逃げ切ってLAPを作り上がり2位にまとめる。おそらく、関西高速平坦LAP軍団とも伍していける。
 朝日杯でアテになる逃げ馬候補になれるか、クラシックまで意識できるか、使い方に注目。

2着:同じくインチキ解説。
 上がり3位で後方から2着に上がったところは評価できる、LAP自体は前残りでやすいものにも思うし。
 ただ、勝ち馬と5馬身差・上がりも負けというのは、一線級との格差・善戦タイプの予感。

3着:上がりは足りないがしぶとさは感じさせる。サンデー2世産駒はみんな仕上がり早で初戦は上がり上位で勝ち、1勝馬同士だと切れ負ける馬が多いな。

4着:→福島2歳S
 速さで1着に及ばず、粘りで3着に及ばず。


函館2歳S・G3 函館12

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 函館が意外と外差しに移行せず、結構焦れてた今年の夏。ちょうどこの前日後半くらいから短距離で外差しが効き始めたかな、くらい。
 上がりがまとまっている分例年よりいい時計だが、そういう馬場背景考えると丁度例年並みに思う。
 レースそのものは、「外枠BOX」作戦が正解。来年は絶対意識しよ。

1着:「外枠BOX」を強調したくなるインがごちゃつき怯んだり不利受けるレースで終始スムーズに競馬できたのは大きいし、うまく先行勢を目標にできた。
 休み明けから走るバクシンオーなので、次に出てきたときが真価問われる1戦。

2着:勝ち馬には目標にされた不利の差、2着争いでは3着馬を抑えた粘り、1番評価できる内容だったか。距離延長に対応期待できるものだった→デ杯2着

3着:4角の手ごたえの割に、2着馬を交わせず。距離伸びたほうがいい(>追走で末なくした)のか、距離延長は怪しいのか微妙。

4着:→500万の物差し


フェニックス賞・OP 小倉12

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 ここからすでに止まらない小倉、このレースもご多分にもれず例年に比べて後ろから2つ目の落ち方が小さいのが注目。
 ここを上位の3頭が、その後明暗分けるというか、バラバラの道を歩んでいるのをどう評価すべきだろう? 

1着:→小倉2歳S惨敗
 ゴール前でやっと捕まえた、という印象で小倉2歳Sでは1人気の割にスピードレースへの不安を指摘する人は多かった。
 で、この馬自身は入り3Fはここと全く同じタイムで入っているが、上がり3Fを2秒半落とす結果。3番手でレースに乗っていたから上がりを使え、若馬だけに後方で外廻らせたら闘志が失せてた、ということか?
 切れが武器ではないと思える。少なくとも、貯めたら貯めただけ脚を使えるという馬ではない気がする。ラクに流れに乗れる距離で前で競馬させたほうが最後まで伸びるのではないか。

2着:→新潟2歳7着・りんどう5着・サフラン14着
 1着馬と違って、緒戦から平坦高速LAPを勝ってきており、スピード寄りの適正高く現状は迷宮にはまりこんでいる感。見直せる条件に出てくるか、効果が出て換わってくるかだが・・・。
 母父ミルジョージって、結構ローカル向き(>ただし上がりかかる競馬向き)の短距離馬出してたので、前者のほうがありそうな。

3着:小倉2歳S3着→ききょうS2着


マリーゴールド賞・OP 新潟14

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 そっか、内回りの14だ。
 入りがスプリント寄りに入って、そのまま最後までイーブンで流れたレース。

1着:→ファンタジーS3着
 東京16や阪神20デビュー組、逆に小倉12組と違ってある程度速い流れと締まったペースからの上がり勝負を経験しているだけに評価したくなる。このレースは上がり1位、とはいえ大きいところを狙っていくには瞬発力を測っておきたいところ。
 その意味でこの後ファンタジーSは丁度良かった。

2着:→くるみ賞1着
 1着と同じことが言える。で、くるみ賞の評価を参照下さい(笑)。

3着:→11.12時点で、すでに書ききれません
 あと5回書く機会があるのでそちらで。この馬の成績を見ると涙がこぼれます。

4着:→いろいろあって福島2歳S1着
 こちらは12路線を進んでいるのは正解だろう。そっちで強さを示しているだけに阪神JFとかそこそこ人気集めそうだが、このときの内容は距離延長は疑問な感じだ。


ラベンダー賞・OP 函館12

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 あんまり今となっては語る意味なさそうな(笑)。
 前傾度高い分、上がりがかかって特に評価できる馬もいない。

3着:→函館2歳2着→デ杯2着
 このレースの内容からはその後の2戦は想像できないなあ

07クラシックへの道

 トップページで見ていると特に、お気づきにならないと思いますが、カテゴリひとつ増やしてみました。

 ギャンブルタブをクリックしていただくと、左上に「マイカテゴリ」ということでエントリの分類がされています。
 そこに、「07クラシックへの道」ということで、ちょっと真面目にまとめていこうかと。

 牡牝・距離で区分し、新しいものをエントリ上部に追記式で行こうと考えております。
 まあ、労力かかりそうな割に馬券上での効果がものすごく疑わしいのですが、「馬の特徴を早い時期に掴んでいい思いをしよう」を目標(笑)に、ちょっとやってみます。
 いつまで続くことやら、ですが。

 なお、タイプミス・色分け間違い、多数あると思いますのでご容赦を。


 先週のファンタジーSは、まさにここまでの2歳戦の流れを引き継いだような結果に思うんですが、これがどこから変わるだろうか(>変わるでしょ?)というのが興味あるところです。

 たとえば、

 小倉・京都の高速馬場→高速平坦LAP全開の中で、

 ・バクシンオー、ボストンハーバーなど短距離快速馬
 ・デビュ、ミスプロ系の軽い
 ・サンデーなど切れる
 ・SWやタキオンなどサンデー直仔割と切れる
 ・ジリ

 この勝ち上がり方が、例年以上に偏向しているような気がする。今年は、むろんサンデーはいないので、この後「フレンチデピュティ」の大逆襲がありそうな予感。
 というか、東京14の中だるみ・くるみ賞でワンツーしてたりするんで(笑)、西で順番待ちになってる馬がたくさんいそうな気がするんですが。

 ところで・・・、これやりながら京王杯2歳Sをなんとなく眺めましたが、すごく詰まらない予想になりそう。